アグリビジネス実習 農産物を限定販売 11月5日(日) 大丸京都店にて店頭販売を実施

2017-10-31 14:00

近畿大学農学部(奈良県奈良市)では、アグリビジネス実習を通じて学生自らが育てたサツマイモとサトイモを、大丸京都店にて、平成29年(2017年)11月5日(日)から数量限定で販売します。販売初日には、学生(8人)が店頭に立ち、消費者の皆さまにお届けします。

【本件のポイント】
●農学部の学生が育てたサツマイモとサトイモを大丸京都店で限定販売
●販売初日には、学生が店頭販売を行い、農産物をPR
●学生は農産物の生産から流通・販売までを、座学だけでなく現場で学ぶことで、より専門的・実学的な知識を習得し、アグリビジネス(農業関連産業)のプロを目指す

【本件の概要】
近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を開設しており、その一環で平成29年(2017年)度は3年生40人を対象に「アグリビジネス実習」を行っています。本実習では、奈良県生駒郡平群町の耕作放棄地を再生した圃場(ほじょう)において、農産物の作付け計画から栽培、管理、収穫、そして加工、販売までを一貫して学んでいます。平成26年(2014年)度から、秋の収穫時期にあわせて「大丸京都店」でも販売を行っており、今年で4回目の販売となります。

■販売期間:平成29年(2017年)11月5日(日)~数量限定のため売り切れ次第終了となります。
      ※学生による店頭販売は、11月5日(日)11:00~15:00のみ
■商  品:サツマイモ(品種:金時)   価格300円(500g入・税込)、数量限定40kg
      サツマイモ(品種:べにはるか)価格500円(500g入・税込)、数量限定25kg
      サトイモ (品種:唐の芋)  価格300円(400g入・税込)、数量限定10kg
      ※販売数量は変更となる場合があります。
■販売場所:大丸京都店 地階 野菜・フルーツ売場
      (京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地、阪急京都線「烏丸」駅から徒歩約1分)

【アグリビジネス実習】
近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を開設しており、その一環で3年生を対象に「アグリビジネス実習(通年)」を行っています。本実習では、奈良県平群町の耕作放棄地を再生した圃場において、農産物の作付け計画から栽培、管理、収穫、そして加工や販売までを一貫して学んでいます。平成29年度(2017年度)は40人の3年生がアグリビジネス実習を受講しています。

【アグリビジネスマイスター認定制度】
時代の流れとともにアグリビジネス(農業関連産業)の形態も大きく変わってきました。作物を作って終わりではなく、「いかに売れるものを作っていくか、付加価値を高めていくか」への発想の転換が、農業にも求められてきています。
そのような社会のニーズに応える人材の育成を目的に、近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を平成23年(2011年)4月に開設しました。生物現象の知識とともに、農産物の生産から加工、販売までをトータルに学修し、課程修了後に近畿大学農学部からマイスターの称号が与えられます。特徴的なカリキュラムとしては、アグリビジネス実習、アグリビジネス起業論、農業実習等が挙げられます。平成23年度(2011年度)入学生より認定を開始し、平成25年度(2013年度)は28人、平成26年度(2014年度)は18人、平成27年度(2015年度)は10人、平成28年度(2016年度)は44人の学生が認定されました。
農業の6次産業化※の先進事例について学ぶことを目的に農業法人での実習も実施しています。現場に足を運び、実際の事業を肌で感じることで、ビジネスモデルの構想能力や地域産業とのコーディネート能力を磨きます。
※農業などの1次産業が生産に加え、農産物の加工や流通・販売なども手がけること

収穫されたサツマイモ(べにはるか)
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