常石造船、5万8千トン型ハンディマックス・バルカーを新開発

2003-06-05 13:00

常石造船株式会社(本社:広島県沼隈郡沼隈町常石1083、代表取締役:神原勝成)は、従来のハンディマックス・バルカーを5万8千トン・クラスに大型化し輸送効率を大幅に向上させた新開発のTESS58 を、ノルウェー・オスロで開催されている国際海事博覧会「NOR-SHIPPING 2003」において発表しました。

 新開発のTESS58は、TESS 52の喫水を深め、全長や全幅を拡張することなしに5万8200 トンへ載荷重量を増加させ、いっそう経済効率を高めました。さらに、TESS58は、バラ積み船のベストセラーとなっているTESS(Tsuneishi Economical Standard Ship)シリーズの特長を継承しています。
 常石造船が建造したハンディマックス・バルカーは、現在までにTESS40を40隻、TESS 45を69隻、TESS52を70隻に至っており、経済性と信頼性に優れたバラ積み船の標準船型として世界の船主より高く評価されています。

   [TESS58の主要目]
全長 190m
全幅 32.26m
深さ 18.00m
計画喫水(型) 11.30m
構造喫水(型) 12.75m
載貨重量トン 計画喫水にて 50,000MT
構造喫水にて 58,200MT
航海速力 14.5kts
主機 MAN-B&W 6S50MC-C

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