アルテック 3DプリンターFDM方式の決定版 ストラタシス社製「F123CRシリーズ」の取り扱いを開始
アルテック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:池谷 壽繁(いけや とししげ)、東証スタンダード:証券番号9972)は、3Dプリンター業界最大手*のStratasys Ltd.(Nasdaq: SSYS)社の炭素繊維強化複合材料に対応した3Dプリンター「F123CRシリーズ」2機種の取り扱いを開始いたします。
- 『Wohlers Report 2021』
F123CRシリーズ詳細サイト
炭素繊維強化複合材料“ABS-CF10”および“FDM(R) Nylon-CF10”に対応
「F123CRシリーズ」は、「F190CR」と「F370CR」の2機種を用意しており、形状試作/機能試作~製造用治具/最終製品まで実用的なモデル製作を可能にする最もパワフルなFDM方式の3Dプリンターです。汎用樹脂である“ABS-M30”や、ABSにカーボンファーバーを混ぜ込んだ“ABS-CF10”をはじめ、さまざまなエンジニアリングプラスチックに対応することで強度・剛性・耐薬品性に優れたモデルを造形します。
今回、新しく対応した、より高強度を持つ複合材料“FDM(R)Nylon-CF10”、さらに「F370CR」は、複合材料の“PC-ABS”、耐摩耗性材料の“Diran”、放電特性材料の“ABS-ESD7”にも対応します。
高強度・剛性をもつ機能性新材料“FDM(R)Nylon-CF10”
「F123CRシリーズ」から新たに対応する“Nylon-CF10”は、ナイロン材料に10%のチョップドカーボンファイバー材料を混ぜ合わせた高性能な炭素繊維複合材料です。従来の“ABS-CF10”と比較して73%以上の強度を持ち、強度・剛性・耐薬品性に優れた材料です。金属パーツの代替、作業用治具や最終製品パーツの用途に最適です。
30年にわたる専門知識、FDM方式3Dプリンター業界のリーダー
これから初めて3Dプリンターを導入する企業も、すでに3Dプリンターを活用している企業も、ストラタシス社の3Dプリンターは、試作デザイン~作業現場に大きな変革をもたらします。長年3Dプリンター業界を席巻しているのには理由があります。
主な理由の一つとして挙げられるのは、「ヒートチャンバー機構」で、造形エリアを徹底した温度管理を行うことで造形安定性を高め、高品質・高精度なモデルを製作します。さらに、様々な工業用エンジニアリングプラスチックに対応しており、現場で求められる強度・耐久性・靭性・剛性・耐摩耗性・対候性などのあらゆる性質を持つ材料を使用できます。溶解性のサポート材も形状自由度を極限まで保つことが可能でストレスを感じさせない仕組みとなっています。
専用ソフトウェア「GrabCAD Print」対応
「GrabCAD Print」は3DCADのデータを3Dプリンターに送るためのストラタシス社製3Dプリンター専用ソフトウェアです。一般的に3DCADデータをSTLデータに変換する必要がありますが、「GrabCAD Print」は各種3DCADのネイティブデータの読み込みが可能で、変換時の手間やエラーを気にする必要がなく、直感的な操作で造形の設定を行えるユーザーフレンドリー設計となっています。機能面では、3Dプリントのジョブクラウド管理機能により複数のユーザーや3Dプリンターの稼働状況、造形完了時間、材料の残量の管理が可能で、さらに遠隔モニタリング機能、3Dプリンターと材料の使用履歴を統計的に分析することのできるレポート機能、造形のスケジューリング機能も搭載されています。
「F123CRシリーズ」詳細スペック
ショールームのご案内
当社ショールームにて様々なStratasys社製3Dプリンターの実機を展示しております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡お願いいたします。
アルテック株式会社 東京テクニカルセンター
〒135-0016 東京都江東区東陽7丁目5番8号 東陽町MLプラザビル1F
TEL:03-5542-6756
会社概要(2021年11月30日現在)
会社名 :アルテック株式会社
本社所在地 :東京都中央区入船2丁目1番1号 住友入船ビル2階
設 立 :1976年5月15日(昭和51年5月15日)
資本金 :5,527百万円
従業員数 :単体/137名、連結/415名
連結子会社/13社、持分法適用会社/1社
東証スタンダード上場:証券番号9972
事業内容 :2007年よりObjet社の日本販売代理店として
3Dプリンター事業を開始。
2012年末にObjet社と旧Stratasys社の合併を機に
Stratasys社3Dプリンターの販売代理店となる。