深呼吸を数回するだけでもOK! 当社専属精神保健福祉士が解説、モヤモヤした時に実践「呼吸だけに意識を向ける時間」をつくってマインドフルな状態で心を整える習慣を
セントラルメディエンス、「産業医ラボ.com」コラム更新のお知らせ
産業医と企業をマッチングするサービスを展開するなど、企業のヘルスケアをサポートする産業医ラボ.comを運営する株式会社Central Medience(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中川隆太郎、以下産業医ラボ.com)は、「深呼吸とマインドフルな状態」についてご紹介するコラムを更新いたしましたのでお知らせいたします。
テレビや雑誌などで「マインドフルネス」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
マインドフルネスとは、自分の気持ちを『今、この瞬間』に意図的に向けて、現実をあるがままに受け入れること、あるいは集中力を研ぎ澄ませられる精神状態をつくる脳のトレーニングを指す言葉として使われています。マインドフルな状態とは凝り固まった考え方やモヤモヤとした雑念にとらわれず、今、この瞬間に集中しフラットで穏やかな気持ちになることを言います。
今回のコラムでは、マインドフルな状態をつくる方法について当社専属の精神保健福祉士がご紹介します。
■呼吸に意識を向けてマインドフルな状態に
古代中国の思想家である老子が語ったとされる言葉に、こんな言葉があります。
「落ち込んでいる人は、過去に生きている。
不安な人は、未来に生きている。
心が平穏ならば、現在に生きている、ということだ。」
人は誰しも生きていれば、失敗して落ち込むことや、先の見えない不安を感じることがあります。
そんな時は呼吸に意識を向けて『今、この瞬間』を感じ、良い・悪いなどの価値判断をしないマインドフルな状態をつくってあげましょう。
マインドフルネスの概念は、まさにこの状態を作り出すことですが、なかなか日常生活でマインドフルネスを取り入れられないという方は、深呼吸を数回程度でいいので“呼吸だけに意識を向ける時間”をつくってみてください。
そのほかの基本的な取り入れ方は、以前配信した「マインドフルネス呼吸法」のコラムからぜひご覧ください。
呼吸は、緊張したり怒ったりしている時は浅くなり、リラックスしたり笑っている時は自然と深くなります。今の自分がどれくらいの呼吸の深さなのかに目を向けることで、自分の心と体の状態に気付くことができるのです。
仕事中や家事の合間、勉強中でも数回程度、深い呼吸を意識的に行ってみてください。
深呼吸を行うだけでも集中力が高まったり、緊張が緩和されたり、ストレスを軽減することができます。さらにはアンガーマネジメントとしても効果があるので、日頃から深い呼吸を取り入れましょう!
■ 執筆 ■
大澤 海実
おおさわ あみ
株式会社セントラルメディエンス
産業医ラボ.com専属精神保健福祉士
入社前は精神科のクリニックにて
AC(アダルトチルドレン)やaddiction(依存症)の患者を対象に
数多くの生活相談を受ける。
現在は、当運営会社 株式会社セントラルメディエンスで
産業医ラボ.comの専属精神保健福祉士として活躍している。
主に従業員・一般個人のメンタルヘルス相談や
ストレスチェックに関する企業へのサポート業務を担当。
「大澤先生の一問一答」
https://sangyouilabo.com/category/qanda/
株式会社Central Medience
代表者:代表取締役 中川隆太郎
所在地:〒221-0052 横浜市神奈川区栄町2-9 東部ヨコハマビル3F
事業内容:産業医紹介、メンタルヘルス対策、医療コンサルタント事業 他
公式HP:https://centralmedience.com/