2010年代は「良かった」が「悪かった」を上回る。 2020年代の見通しは2010年代よりも「良くなる」と「悪くなる」が拮抗! 高齢になるほどネガティブな傾向に。

~エアトリが「2010年代と2020年代」に関するアンケート調査を実施~

※本調査を引用する際は【旅行サイト「エアトリ」調べ】とご記載ください。

 株式会社エアトリ(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CFO:柴田 裕亮)の子会社で総合旅行プラットフォーム「エアトリ」(https://www.airtrip.jp/)を運営する株式会社エアトリインターナショナル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:柴田 裕亮)は、20代~70代の男女1,225名を対象に「2010年代と2020年代」に関する調査を実施しました。

調査背景

 2010年代が終わり、2020年代に突入しました。2010年代は技術発展などで人々の生活が更に便利になった一方で、痛ましい事件・事故・災害などもありました。そこで、人々にとって2010年代はどんな年だったのか?そして2020年はどんな予想をしているのか?調査しました。

調査結果概要

調査1:2010年代はどんな年でしたか?

 「良かった」が「悪かった」を上回る。

―「とても良かった」「やや良かった」が36.8%、「とても悪かった」「やや悪かった」は25.2%と10ポイント以上低くなりました。

調査2:2020年代はどんな年になると思いますか?

 ポジティブな見方が多数派に!最もポジティブなのは30・40代。

―「2010年代より良くなる」が最多の36.9%となりました。一方、「2010年代より悪くなる」と回答したのは28.8%でした。年代別に見ると30・40代が最も「2010年代より良くなる」の割合が高く、50代以降は年齢が進むにつれて「2010年代より悪くなる」が増えました。

調査3:(2020年代は2010年代よりも「悪くなる」と回答した人)2020年代が2010年代よりも「悪くなる」と思う理由は何ですか?

 「政治への不信」「自然災害の増加」「財政負担の増加」を抑えて、「少子化・高齢化、人口の減少」が最多に。

―「少子化・高齢化、人口の減少」が66.9%で1位。続いて「政治への不信」「自然災害の増加」「財政負担の増加」「モラルの衰退」「諸外国との関係悪化」が過半数となりました。

調査4:内閣府がHPで発表している2025年に目指すべき日本の社会イメージ(一部抜粋)について、実際に2020年代にできるようになると思うものはどれですか?

 全てにおいて半数を割る結果に。

―1位の「ヘッドホンひとつであらゆる国の人とコミュニケーション」でも42.2%、「いずれも実現できない」と回答した人も13.6%いました。

調査結果

調査1:2010年代はどんな年でしたか?

 最も多かったのは「普通」の38.0%だったものの、「とても良かった」「やや良かった」と回答した人も36.8%と「やや悪かった」「とても悪かった」の25.2%を10ポイント以上上回り、2010年代は良い年代だったと感じている人の方が多いことが窺えました。

 具体的な理由について、「とても良かった」「やや良かった」と回答した人は「健康で過ごせた」など健康面に関することや「休みが充実していた」といったように働き方改革の効果を感じられた人もいたようです。その一方で、「とても悪かった」「やや悪かった」と回答した人は「体調を崩した」、「休みなく働かされた」、「お金で苦労した」などが多く見られました。人々が良し悪しを判断するには『健康』『仕事』『お金』が重要なキーワードとなっていそうです。

●「とても良かった」「やや良かった」と回答した人の理由

・子供たちも元気に成長しているし、自分達の健康も維持できている。(40代・男性)
・2009年に51歳で早期退職し2010年代は海外旅行40回程行きました。とてもいい10年でした。(60代・男性)
・働き方改革のお陰で休みがとりやすくなったから。(40代・女性)
・仕事は夫婦揃って忙しかったけど、充実していたし、毎年数回大好きなハワイ旅行や、他のビーチリゾート、国内の温泉など、リフレッシュしながら過ごしたから。(40代・女性)

●「とても悪かった」「やや悪かった」と回答した人の理由

・政治に振り回される社会に嫌気がする。(70代・男性)
・勤務していた会社が2社倒産。(40代・男性)
・リーマンショック以降仕事が断続的になって収入も減少したから。(60代・男性)
・夫からのモラルハラスメントがひどくて、大いに悩んだ年代だったからです。(50代・女性)

調査2:2020年代はどんな年になると思いますか?

 最も多かったのは「2010年代よりも良くなる」(36.9%)でしたが、「2010年代と変わらない」が34.3%、「2010年代よりも悪くなる」が28.8%と意見が拮抗しました。
 「2010年代よりも良くなる」と回答した人にそう思う理由を聞いたところ、「AI技術・医学の進歩」「オリンピックがあるから」などの具体的な理由が挙がった一方で、最も多かったのは「希望を込めて」「良くなると信じて動いていくことが大切だから」というものでした。

 次に、年代別で結果を見たところ、30・40代は「2010年代より良くなる」と回答した割合が過半数となった一方、50代以上は年齢が上がるにつれて「2010年代より良くなる」の割合が減り、「2010年代より悪くなる」の割合が増加しました。

調査3:(2020年代は2010年代よりも「悪くなる」と回答した人)2020年代が2010年代よりも「悪くなる」と思う理由は何ですか?

 最も多かったのが「少子化・高齢化、人口の減少」(66.9%)、僅差で「政治への不信」(65.2%)、「自然災害の増加」(62.3%)、「財政負担の増加」(62.3%)、「モラルの衰退」(61.5%)、「諸外国との関係悪化」(53.5%)までが半数を超えました。

●2020年代が2010年代よりも「悪くなる」と思う具体的な理由

・少子化、年金、増税、外国人労働者、廃村等の問題の根本は人口減少にある。政府もそれなりに対策はしているが、まだまだ。(60代・男性)
・働き手が居ないというが年寄りに働く場がない。(70代・女性)
・日本人は、香港人のように主張する空気が元々希薄な人種であり、流されることに慣れてしまっている。つまり、悪い方向に向かっている状況になったとしても、受け入れてしまう。結果として、負のスパイラルに陥って、悲惨な10年を過ごすでしょう。(60代・男性)
・幼児保育料無償化や高齢者の保険割合引き上げ、増税など的が外れていると思う。 保育士、介護士への給料引き上げや議員減少などで国民に負担をかけないようにしてほしい。(50代・女性)
・戦争が怖い。(50代・男性)

調査4:内閣府がHPで発表している2025年に目指すべき日本の社会イメージ(一部抜粋)について、実際に2020年代にできるようになると思うものはどれですか?

 内閣府のHPでは2025年に目指すべき日本の社会イメージの中から夢のある20の例が掲載されています。※そこに記載されている例のうち、実際に2020年代に実現できると思うものを選んでもらったところ、全てにおいて「できると思う」と回答した割合が半数を割りました。13.6%の人は「いずれも実現できない」と回答しており、技術の進歩はしてもその程度に対しては懐疑的な見方をしている人が多いようです。

※内閣府:イノベーション25「イラストで見る20のイノベーション代表例」
https://www.cao.go.jp/innovation/action/conference/minutes/20case.html

●2020年代の日本としての課題

・将来に期待できる人間、科学者、政治家等が生まれる環境作り。(70代・男性)
・人と人とのコミュニケーション(50代・女性)
・お互いが認め合って、出来れば助け合う社会(50代・男性)
・国民の国防を始めとして、安全保障に関する意識の向上が大切。海外生活が長い者から見て、日本人の安全にかかわる意識はあまりにも低すぎる。(70代・男性)
・地球温暖化防止。熱、空気、水、緑、自然を大切に。孫やひ孫の代の時代までイメージしよう!(50代・女性)
・昔のようにハングリー精神を持つこと(20代・男性)
・子供をもつことや結婚は良いことであるという押し付け概念を無くすこと。これからの時代は結婚や出産をするか否かの選択の自由は十分に保障されるべきであるが、TVやふるさと納税のお金の使途の記述等をみても、「こどもが」と言えば評価されると思っている傾向がある。(30代・女性)


■調査概要
調査タイトル :「2010年代と2020年代」に関するアンケート調査
調査対象 :20代~70代の男女1,225名
調査期間 :2020年1月5日~1月7日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリインターナショナル


AIが記事を作成しています