集光型太陽光発電市場、2017年までに1759億米ドル規模へ
株式会社グローバル インフォメーションは、ウインターグリーン・リサーチが発行した報告書「Concentrating Solar Power Systems: Market Shares, Strategies, and Forecasts, Worldwide, 2011 to 2017 (世界の集光型太陽光発電(CSP)システム市場:市場シェア・戦略・予測(2011-2017年))」の販売を開始しました。
集光型太陽光発電(CSP)市場は、迅速に大規模な実装が可能であるため3つの太陽エネルギー技術市場の中で最大規模となっています。集光型太陽光発電(CSP)システムは、広面積における太陽光あるいは太陽熱エネルギーを反射鏡やレンズを用いて小さなエリアに凝縮させる技術です。この市場は飛躍的に拡大し、太陽光強度が高い赤道近くの地域において、使用の継続が期待されています。
集光型太陽光発電(CSP)は幅広く実用化されており、2011年現在1.17ギガワット(GW)相当のCSP発電所が電力網に接続されています。そのうち582メガワット相当がスペインに存在し、米国には507メガワットの発電能力があります。現在世界中で17.54ギガワットのCSPプロジェクトが開発段階にあります。最も規模が大きい米国では8.67GW相当を開発中であり、次いでスペインが4.46GW、中国が2.5GWでこれに続きます。
集光型太陽光発電市場は、現在9億6400万米ドル規模ですが、2017年までに1759億米ドルに達すると予測されています。この著しい成長は、世界各国がユーティリティレベルの大規模な太陽エネルギーによる発電が可能であり、プロジェクトの開始から完了まで一年以内に実施できることを認識したためです。
世界の集光型太陽光発電(CSP)システム市場:市場シェア・戦略・予測(2011-2017年)
Concentrating Solar Power Systems: Market Shares, Strategies, and Forecasts, Worldwide, 2011 to 2017
http://www.gii.co.jp/report/wg214047-concentrating-solar-power-systems-market-shares.html
出版日2011年09月
発行: ウインターグリーン・リサーチ
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