アルテック　 最新3Dプリンター「F3300」(ストラタシス社製)の取り扱いを開始

アルテック株式会社(本社：東京都中央区、代表取締役社長：池谷 壽繁(いけや とししげ)、東証スタンダード上場：証券番号9972)は3Dプリンター業界最大手*のStratasys Ltd. (Nasdaq：SSYS)社の工業向けFDM方式3Dプリンター「F3300」の取り扱いを開始いたします。

• 『Wohlers Report 2022』

「F3300」は、ストラタシス社が開発したFDM技術をベースに、多くの新機能を盛り込んだ最新の3Dプリンターです。高速造形、大きなスループット、世界トップクラスの造形品質と再現性、信頼度の高いシステムは、ユーザーからのより高度で要求の厳しいニーズに応えます。新機能“4エクストルーダー”、“ツールチェンジャー”、“リニアモーター”を搭載しています。

Stratasys F3300

表1

“4つのヘッド”を搭載しており、それぞれに異なる材料を割り当てることができます。造形中に指定のヘッドに切り替える“ツールチェンジャー”も搭載し、一回の造形で異なる材料・異なるカラー・異なる積層ピッチのモデルを同時造形できます。

F3300のヘッド格納部

ヘッドの可動には“リニアモーター”と“リニアレール”を採用。サーボモーターやボールスクリュータイプの3Dプリンターと比較してより素早い動きで高速造形が可能になりました。3Dプリンターの課題である造形時間の短縮に一役買います。

ストラタシス社の材料の中でも製造用途に使われる頻度の高い4つの材料に対応。
対候性材料の“ASA”、耐久性と形状安定性に優れた“PC(ポリカーボネート)”、ナイロンベースの材料にカーボンの短繊維を複合し曲げ強度に優れた“Nylon 12CF”、そしてFST(火、煙、毒性)の認可を持ち優れた耐熱性および化学耐性に優れた“ULTEM9085”が使用できます。

ASAを使用した造形パーツ

「F3300」は、(X)600×(Y)600×(Z)800mmと大きな造形エリアを持ちます。さらに、造形エリアは可変速ファン付き完全加熱チャンバーを搭載しており、一度ヘッドで溶かした樹脂が外気に触れ、急激に冷え固まることで発生する“熱収縮”によるモデルの変形や造形不良を抑制し、高品質造形を実現しました。

大きな造形エリアと完全加熱チャンバー機構

F3300詳細スペック

当社ショールームにて様々なStratasys社製3Dプリンターの実機を展示しております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡お願いいたします。

アルテック株式会社　東京テクニカルセンター
〒135-0016　東京都江東区東陽7丁目5番8号 東陽町MLプラザビル1F
TEL 03-5542-6756

会社名　　　　　　　：アルテック株式会社
本社所在地　　　　　：東京都中央区入船2丁目1番1号 住友入船ビル2階
設立　　　　　　　　：1976年5月15日(昭和51年5月15日)
資本金　　　　　　　：5,527百万円
従業員数　　　　　　：単体／131名、連結／427名
　　　　　　　　　　　連結子会社／14社、持分法適用会社／2社
東証スタンダード上場：証券番号9972

2007年よりObjet社の日本販売代理店として3Dプリンター事業を開始。
2012年末にObjet社と旧Stratasys社の合併を機にStratasys社3Dプリンターの販売代理店となる。