7/25（土）公開講座『庭の嫌われもの「ゼニゴケ」を使って科学する』『先端医療を支える画像処理技術』開催　近畿大学生物理工学部

近畿大学生物理工学部（和歌山県紀の川市）は、和歌山県、橋本市各教育委員会のご後援のもと、平成27年（2015年）7月25日（土）に和歌山県橋本市の橋本商工会館にて、「平成27年度第7回近畿大学生物理工学部公開講座（BOST Science Cafe）」を開催します。

【講座の内容】
（１）『庭の嫌われもの「ゼニゴケ」を使って科学する』
講師：生物理工学部生物工学科　准教授　大和　勝幸
庭の嫌われもの「ゼニゴケ」ですが、研究者の間では人気者です。その「庭の嫌われもの」が科学に貢献している姿を、最新の研究成果を織り交ぜ紹介します。

（２）『先端医療を支える画像処理技術』
講師：生物理工学部システム生命科学科　准教授　篠原　寿広　
医用画像診断のコンピュータ支援(ＣＡＤ)による医用画像処理の一端を、現在取り組んでいる脳血管疾患診断支援に関する研究を交えながら紹介します。

【講座の概要】
■日　時：平成27年（2015年）7月25日（土）13：30～15：30（13:00開場）
■場　所：橋本商工会館　8F大ホール
　　　　（和歌山県橋本市市脇1丁目3番18号　JR・南海橋本駅から徒歩20分）
■対　象：一般の方、中・高生も歓迎
■定　員：120人（申込先着順、入場無料）
■申込方法：講座開催日、住所、氏名、電話・FAX番号、メールアドレスを明記し、FAX、電子メール、郵送のいずれかで下記へ申込む
■お問合せ：近畿大学生物理工学部公開講座係
　　　　　　〒649－6493和歌山県紀の川市西三谷930
　　　　　　TEL（0736）77－3888　FAX（0736）77－6336
　　　　　　E-mail：bost-kou@waka.kindai.ac.jp

【開催の背景】
近畿大学生物理工学部は、「人間」「医療」「食」「生活」「環境」「福祉」をテーマとして、理学・農学・工学・医学を融合させた先進的で多彩な教育と研究を行っています。ここで得られた成果を広く一般の方々にご理解いただきたく、平成11年度（1999年度）から公開講座の形で発信を始めました。

生涯学習の機会とする方から科学に興味をもつ子どもたちまで、幅広い年齢層の方々にご参加いただいており、受講者数は延べ2万7千人を超えました。今年度も各地の教育委員会のご後援のもと、6府県9都市で公開講座を開催します。

【講師プロフィール】
大和　勝幸

所　　属：近畿大学　生物理工学部　生物工学科　准教授
　　　　　近畿大学大学院 生物理工学研究科　生物工学専攻担当
学　　位：博士（農学）（京都大学）
専門分野：比較ゲノム学、植物分子遺伝学
主な研究テーマ ：植物の陸上進出、有性生殖
著　　書：動植物の受精学　第５章「コケ・シダ植物の受精」（化学同人）
受 賞 歴：2013年植物学会論文賞、2009年日本農芸化学会論文賞

篠原　寿広
所　 属：近畿大学　生物理工学部　システム生命科学科　准教授
　　　　近畿大学大学院　生物理工学研究科　生体システム工学専攻担当
学　 位：博士（工学）（東京工業大学）専門分野：画像計測、画像処理
主な研究テーマ：生体画像処理、計測
著　　書：Development of software to create hepatoma feeding 　　　　　
　　　　　arteriogram from CT during aortography for transcatheter 　
　　　　　arterial chemoembolization,Conputer Assisted Radiology and
　　　　　Surgery, Proceedings of the 29th International Congress
　　　　　and Exhibition, pp.S34-S36, 2015(共著)
受 賞 歴： 計測自動制御学会論文賞(2005)

＜関連リンク＞
近畿大学　生物理工学部　（生物工学専攻担当）　准教授　大和　勝幸
http://www.kindai.ac.jp/meikan/499-yamato-katsuyuki.html

近畿大学　生物理工学部（　生体システム工学専攻担当）　准教授　篠原　寿広
http://www.kindai.ac.jp/meikan/466-shinohara-toshihiro.html