『PANECO® UCHIWA』衣類繊維廃棄物を日本の伝統工芸でアップサイクル・繊維リサイクル「PANECO®」&美濃和紙「有澤悠河」&京うちわ「蜂屋佑季」
繊維リサイクルの「PANECO®」は、日本の伝統工芸を継承する新しい世代のアーティストとの共創を通して、持続可能な社会へのメッセージを日本の伝統工芸のプロダクトと共に発信します。
この「うちわ」 何からできていると思いますか?
『PANECO® UCHIWA』 「ファッションロス問題」と「日本の伝統工芸」
ファッションロス問題
ファッションロスは世界で年間約9200万トン。その重さは…約15億人の重さと同じ…。
そのうち約82%は、リユースもリサイクルもされずに廃棄処分されており深刻な社会問題になっています。
日本の伝統工芸
日本の伝統工芸の後継者不足問題も深刻です。
そのような中でも、日本の美意識を次の世代につなぐ新しい世代が存在します。
彼らは古くからの伝統を正しく解釈しつつ、新たな美意識として正しく継承しようとしています。
「PANECO®」は、この2つの問題の融合で新たな美意識の創造を試みます。
それは、新しい「侘び 寂び」の美意識であり、持続可能な社会への意識でもあります。
ファッションロスを日本の伝統工芸で「うちわ」に
「PANECO® / 繊維リサイクル」と「有澤悠河 / 美濃和紙」と「蜂屋佑季 / 京うちわ」の共創
・繊維リサイクル「PANECO®」は、「ファッションロス(衣類廃棄物)」の繊維に、デザインの視点からアプローチし、繊維を美しく再資源化(デザイン+リサイクル=アップサイクル)した革新的な素材です。
・美濃和紙のアーティスト「有澤悠河 / Arisawa Yuga」は、繊維廃棄物の繊維を美濃和紙の伝統的な製法で独自の表情と素材感のある『和紙 -PANECO® WASHI-』へと美しく蘇らせました。繊維廃棄物の含有率は平均70%前後です。
・京うちわのアーティスト「蜂屋佑季 / Hachiya Yuki」は、有澤悠河が製作した和紙を京うちわの伝統的な製法で凛として端正で柔らかい『うちわ -PANECO® UCHIWA-』へと美しく蘇らせました。
美濃和紙「有澤悠河 / Arisawa Yuga」
紙漉き職人・折り紙作家
京うちわ「蜂屋佑季 / Hachiya Yuki」
蜂屋うちわ職店 店主
https://hachiya-uchiwa.jp/index.html
「京うちわは涼を取るための品ですが、それに加えて表面に使用する紙や布を飾る額縁のような役割も担っています。
伝統的な技法と材料を用いて作られるこの品は当然のように50年は使え、古いものでは400年前のうちわが現代まで残っています。
元々は廃棄されようとしていた衣類が、有澤さんの手で美しい表情をした和紙となり、私 蜂屋の手でうちわという品へと形作られる。
そのように職人たちの手を介して廃棄衣類が美しい品に生まれ変わることに、今回のプロジェクトと人間のクリエイションの可能性を感じます。
そしてひとりの職人として、その一端を担えたことを嬉しく思います。」蜂屋佑季
温暖化により年々暑さの増す夏に「PANECO® UCHIWA」で扇ぐ爽やかな風は、私たちを持続可能な社会へと誘う心地よい風になります。
100%リサイクルが可能
使わなくなった「PANECO® UCHIWA」は、「PANECO® board S」に100%リサイクルが可能です。
PANECO® UCHIWA
「PANECO® UCHIWA」は【 PANECO® Arts & Products 】オンラインストアで販売予定。
PANECO® Arts & Products
資源循環型 繊維リサイクル「PANECO®」