近畿大学に国内最高クラスの設備を備えたesports施設を開設 全学生が利用可能で、学生によるイベント企画実施
近畿大学(大阪府東大阪市)は、大学の教育・研究を通じてesportに関する優秀な人材を育成する拠点施設「esports Arena」(イースポーツアリーナ)を令和4年(2022年)4月に開設するE館(情報学部棟)に設置しました。学部を問わず全ての学生が利用できるこの施設は、プレイヤーとして技術・知識を身につけることはもちろんのこと、常設のesports施設としては国内最高クラスの照明・音響・配信機器を完備しているため、イベントの企画運営を通じて、esports関連の様々な技術・知識を身につけることができます。また、外部団体が施設をレンタルして大会やイベントを開催することも可能です。この施設を活用して、高校生や社会から「大学esportsといえば近畿大学」と認知されるよう活動を展開したいと考えています。
【本件のポイント】
●全学生が利用できるesports施設「esports Arena」が完成
●学生がイベントの企画運営を通じてesports関連の様々な技術・知識を身につける
●最新の照明・音響・配信機器を完備し、外部団体が大会やイベントを開催することも可能
【施設概要】
名 称:esports Arena(イースポーツ アリーナ)
場 所:E館(情報学部棟)1F
面 積:179.7m2
座席数 :通常時31席(電動車椅子対応5席・教職員用1席)
イベント時:5対5チーム戦
選手10席 実況・オペレーション8席 観客最大60席
設 備:ゲーミングPC:31台 音響・録音・録画・配信設備、通信設備
施工会社:有限会社PCCS(機器導入)
常設のesports施設としては国内最高クラスの設備を完備
全国的なesports大会の地区大会レベルの会場としても使用可能
【主な導入機器】
【施設紹介】
近畿大学は、esports施設の設置によって、以下の3つの場を学生に提供し、esportsを通じて建学の精神である「実学教育」と「人格の陶冶」を実践します。
■コミュニティ形成の場
全学生が利用可能で、esportsを通じて学生同士のコミュニケーションが活発化します。非公認団体である「近畿大学esportsサークル」が、大学の公認団体化(「esports部」の創設)を目指して見習い期間を開始するなど、新たなコミュニティ形成の場として活用されます。
■教育研究の場
情報学部では、esportsに関する基礎的な知識や、esportsにまつわる文化を実践的に学ぶ授業を開講します。将来的には全学生が履修できるように展開することで、高等教育機関としてesportsに関する教育を実践していく予定です。また、研究面に関しては、産学連携による共同研究を開始しており、esports業界に様々な角度からアプローチしていきます。
■イベント企画の場
学生発案によるesportsイベントを開催します。大学側がイベントコンテストを開催し、学生の自由な発想を生かして、イベント企画案を募集します。優秀な計画については、大学支援のもと学生中心で準備を進め、オープンキャンパスなどに合わせて開催します。当日の運営も学生が行い一つのイベントを完結させることで、社会人基礎力や課題解決能力を養います。また、esports関連の企業に審査や準備などでメンター役として協力を依頼する予定で、プロの仕事を身近で見ることができる貴重な体験にもなります。
【有限会社PCCS会社概要】
代表者 :代表取締役 望月 伸彦
所在地 :埼玉県鴻巣市袋229-10
設 立:平成17年(2005年)12月
事業内容:esports施設の開業支援
ソフトウェア・ハードウェアの設計、開発、製造、販売、管理、保守
コンピューターネットワークシステムの接続工事及び保守
コンピューター及びその周辺機器・関連機器の操作方法に関する指導
esports施設開業支援実績:RED゜TOKYO TOWER(esportsパーク)
esports Challenger's Park
esports hotel e-ZONe ~電脳空間~
eSPARKLe KOBE
【関連リンク】
情報学部
https://www.kindai.ac.jp/informatics/