【星のや京都】オリジナルの練香を冬の嵐山で楽しむ「星のや薫物(たきもの)はじめ」開催|期間:2021年12月15日~2022年3月31日

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2021年12月15日~2022年3月31日の期間、冬の静かな嵐山で香りにつつまれゆったりと過ごす「星のや薫物はじめ」を開催します。薫物とは数種類の香原料を調合してつくる練香(ねりこう)を焚くことで*1、平安貴族は日々練香を焚いて身体や衣服に自分好みの香りをまとわせていました。本アクティビティでは、京都の老舗香木店があつらえた香原料をもとに自分好みの練香をつくり、客室や衣服などに香りをまとわせたり、香りとともに舟遊びを楽しんだりします。澄んだ空気が流れる冬の嵐山で香りにつつまれることで、せわしない日常を忘れてゆったり過ごすことができます。
*1 デジタル大辞林

背景

星のや京都が位置する嵐山は平安時代から貴族の別荘地として栄え、冬には水墨画のようなしんとした静けさを楽しむことができる風光明媚(ふうこうめいび)な場所です。源氏物語には、公私ともにのんびりする冬に薫物合わせ*2で香りに興じていたという描写があります*3。澄んだ空気が流れる冬の静かな嵐山で香りにつつまれることで、せわしない日常を忘れてゆったり過ごしてほしいと考えました。
*2 平安貴族たちが秘密に調合した練香を持ち寄って焚き、判者が優劣を判定する平安時代の宮廷遊戯。
*3 源氏物語 梅ヶ枝

特徴1 自分だけの香りを調合する練香づくり

「追い風用意(おいかぜようい)*4」という言葉があるように、平安貴族は日々のたしなみとして練香を焚いて身体や衣服に香りをまとわせていました*5。練香は、粉末にした香木や天然香原料を調合し、蜜や梅肉で練り合わせてつくります*6。自分だけの秘密のレシピを持っていた平安貴族にならい、練香の秘伝のレシピをまとめた平安時代の書物「薫集類抄(くんじゅうるいしょう)」を参考に、自分好みの香りになるよう香原料を調合します。
*4 通りすぎたあと、よい香りが漂うように、衣類に香を焚きしめておくこと
*5 徒然草 四四「寝殿より御堂の廊に通ふ女房のおひ風よういなど、人目なき山里ともいはず心遣ひしたり」
*6 山田松香木店公式ホームページ

特徴2 老舗香木店があつらえる、本格的な香原料

本アクティビティでは、江戸・寛政年間に京都に創業した老舗香木店・山田松香木店があつらえた本格的な香原料を使います。例えば、樹木のなかで長い年月をかけて樹脂が固まってできる沈香(じんこう)や白檀(びゃくだん)といった香木、草木からとれる丁字(ちょうじ)、薫陸(くんろく)、カッ香や巻貝の蓋からとれる貝甲香(かいこうこう)、そしてジャコウジカの雄からとれる麝香(じゃこう)などです。山田松香木店から練香調合の指導を受けた星のや京都のスタッフのサポートのもと、レシピをもとに自分好みの香りになるよう香原料を調合します。かつての平安貴族にならい、自分だけの香りづくりに集中することができます。

特徴3 香りにつつまれて客室でくつろぐ

調合した練香は、香炉に入れて客室に香りを漂わせたり、伏籠(ふせご)を使って衣服や寝具に香りをまとわせたりすることができます。伏籠とは、香炉や火鉢の上に逆さに伏せておく籠(かご)のことで*7、平安貴族は着物に香りをうつすために使っていました。洋服や寝具だけでなく便箋に香りをうつすことができるので、旅先から言葉とともに香りを送ることもできます。
*7 デジタル大辞林

特徴4 香りにつつまれる、雅な舟遊び

星のや京都専用の雅な屋形舟「翡翠」で自分が調合した練香を焚き、香りにつつまれながらゆったりと冬の渓谷の凛とした美しさを眺めます。星のや京都の目の前を流れる大堰川(おおいがわ)では、平安貴族は四季の渓谷の風景を眺めながら舟遊びを楽しんでいました*8。平安貴族の舟遊びになぞらえ、空間にほのかに広がる香りとともに屋形舟の外に広がるダイナミックな渓谷の冬景色を楽しむことができます。舟遊びのお供に味わうのは抹茶と季節折々の嵐山の情景をモチーフにした和菓子です。和菓子は創業100余年の老舗和菓子店「有職菓子御調進所 老松(ゆうそくがしごちょうしんじょ おいまつ)」が手掛け、抹茶は京都・宇治の「利招園茶舗(りしょうえんちゃほ)」が星のや京都のために茶葉を厳選し挽きました。香りにつつまれた優雅な舟遊びで、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
*8 歴史物語『大鏡』「三舟の才」

滞在スケジュール例

15:00 チェックイン
16:00 自分だけの香りを調合する練香づくり
17:00 香りにつつまれて客室でくつろぐ
18:00 夕食(別料金)
〈2日目〉
08:00 朝食(別料金)
10:30 香りとともに冬の渓谷を眺める舟遊び
12:00 チェックアウト

「星のや薫物はじめ」概要

期間    :2021年12月15日~2022年3月31日
時間    :15:00~翌12:00
料金    :1組1名参加の場合1組48,000円
1組2名参加の場合1組53,000円
(税・サービス料込)*宿泊料別
含まれるもの:練香づくり、星のや京都専用の雅な屋形舟「翡翠」の舟遊び、抹茶、和菓子
開催場所  :星のや京都
対象    :宿泊者
定員    :1日1組(1~2名)
予約    :公式サイト(https://hoshinoya.com/kyoto)にて14日前まで受付
備考    :開催日や開催内容が変更になることがあります。

【ご参考】星のや京都専用の雅な屋形舟「翡翠」

株式会社竹内の錺(かざり)金具
株式会社竹内の錺(かざり)金具
染司(そめのつかさ)よしおかのクッション
染司(そめのつかさ)よしおかのクッション
雪見障子をイメージしたガラス屋根
雪見障子をイメージしたガラス屋根

星のや京都専用の雅な屋形舟「翡翠」は、京都で古くから親しまれてきた建材や装飾を用いて雅な空間に仕上げた屋形舟です。例えば、舟枠には書院造に用いられる北山杉やヒノキ材を使用し、木材の先端を覆う木口かくしには、古くから寺院などの柱や天井の装飾に見られる銅の金具を用いました。舟内には京町屋の犬矢来をイメージした竹の背もたれや、草木花で染め上げた柔らかな風合いのクッションをしつらえています。また、翡翠の屋根には特殊なガラスがはめ込まれており、スイッチを押すことで、雪見障子を開けるように白から透明に色が切り替えられます。水面の横の広がりや渓谷と青空が頭上に広がるダイナミックな嵐山の景色を楽しむことができる、これまでにない屋形舟です。

■星のや

「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化が滞在時間を豊かにするものとしておもてなしに織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ち、特別な非日常へいざないます。
URL :https://hoshinoya.com

星のや京都

平安貴族が別邸を構えた京都府・嵐山。渡月橋から船に乗り、大堰川を遡ると現れる水辺の私邸。京都に息づく日本の伝統技法を感じる客室、伝統的な日本料理に軽やかな遊び心を加えた料理、四季の美しい景観と静けさの非日常の世界を楽しめるリゾートです。
所在地 :〒616-0007 京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2
電話  :0570-073-066(星のや総合予約)
客室数 :25室・チェックイン:15:00~/チェックアウト:~12:00
料金  :1泊 134,000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)
アクセス:阪急嵐山駅より徒歩約10分、京都南ICより車で約30分
URL :https://hoshinoya.com/kyoto/

<最高水準のコロナ対策宣言>

【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)

【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底

関連資料:【星野リゾート】コロナ対策まとめ


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