「ふるさと納税」で寄附をしたことがない人が半数超え！ 制度開始から15年目となった今も伸び悩み？！ 人気の返礼品TOPは肉！2回以上同じ自治体に寄付する人はおよそ7割も。

　Ｏne Asiaのビジョンをかかげ、IT の力で、エアトリ旅行事業、IT オフショア開発事業、訪日旅行事業・Wi-Fi レンタル事業、メディア事業、投資事業（エアトリCVC）と地方創生事業を手掛ける株式会社エアトリ（本社：東京都港区、代表取締役社長 兼 CFO：柴田 裕亮、証券コード：6191、以下当社）は、20代以上の733名を対象に、「ふるさと納税」に関する調査を実施しました。

　毎年、年末が近づくと特に話題になる「ふるさと納税」。「ふるさと納税」とは自ら選んだ自治体に寄附でき、税金の還付・控除が受けられる制度です。制度開始から15年目となる今年、「ふるさと納税」の利用状況について調査しました。

　「ふるさと納税」で寄附を「毎年している」人が26.2％、「数回したことがある」人が19.4%で合わせて45.6%となりましたが、「したことがない」と回答した人が最も多く54.4％でした。

　「ふるさと納税」の寄附総額は「1万円以上3万円未満」が最多で29%、次いで「3万円以上5万円未満」が21.3%、「15万円以上」が13.2%となりました。

　「ふるさと納税」で寄附した自治体数は「1〜3」と回答した人が最も多く半数を超えて53％となりました。ついで「4〜5」が31.4％となり、5自治体以内で合わせて84.4%となりました。

　人気の返礼品1位は「肉」(174票)、2位「魚介類・海産物」（167票）と続き、食品が上位5位までを占める結果となりました。

　「ふるさと納税」で定期便を選んだことが「ある」と回答した人は15％にとどまりました。ふるさと納税をしたことがある人の8割以上が定期便を選ばないことがわかりました。

「ふるさと納税」の申込み時期は「10〜11月」が最多で33.8％となりました。次いで「年末(12月）にまとめて」が24%でした。

　「ふるさと納税」で過去に同じ自治体に寄附したことが「ある」人は68.9%、「ない」人は31.1％でした。

　「ふるさと納税」の制度は「お得だと思っている」人が90.1％、「お得だと思わない」人は9.9%でした。

　「ふるさと納税」をしない理由として、「制度がよくわからないから（52.4%）」、「面倒だから（25.6%）」、「経済的な余裕がないから（20.6%）」と続きました。

　「ふるさと納税」の制度を使って寄附をしたことがあるか、を聞いたところ「したことがない」と回答した人が最も多く54.4％となり半数以上が「ふるさと納税」をしたことがない結果となりました。一方、「毎年している」人が26.2%、「数回したことがある」人が19.4%で合わせて45.6%となりました。

　「ふるさと納税」を毎年している、数回したことがある人に、直近の「ふるさと納税」での寄附総額を聞いたところ、最も多い回答となったのは「1万円以上3万円未満」で29%、2位が「3万円以上5万円未満」で21.3%、3位は「15万円以上」で13.2%という結果でした。およそ3割の人が「1万円以上3万円未満」で「ふるさと納税」をしていることがわかりました。

　「ふるさと納税」を毎年している、数回したことがある人に直近、「ふるさと納税」で寄附した自治体数を聞いたところ、「1〜3」自治体が最も多く53%、2位が「4〜5」自治体で31.4％、3位が「10以上」で8.4%と続き、8割以上の84.4%の人が5自治体以内に寄附していることがわかりました。確定申告をせずにふるさと納税ができるワンストップ特例制度を使う場合の条件となる「5自治体以内の寄附」を考慮しての結果ということがわかります。

　「ふるさと納税」を毎年している、数回したことがある人に返礼品はどんなものを選んだか聞いたところ、1位は「肉」（174票）、2位「魚介類・海産物」（167票）、3位「果物類」（115票）、4位「お米」（91票）、5位「酒」（65票）となり7位まで食品が続きました。その他の回答として家具、施設利用の券といった回答がありました。

　「ふるさと納税」を毎年している、数回したことがある人に（一度寄付するだけで複数回お礼品が届く）定期便を選んだことはあるか聞いたところ、選んだことがある人は15％にとどまりました。85％の人が定期便は選ばずに1度だけ届く返礼品を選んでいるということがわかります。

　「ふるさと納税」を毎年している、数回したことがある人に「ふるさと納税」の申込みをする時期を聞いたところ、1番多い回答は「10〜11月（33.8%）」となりました。2位は「年末(12月)にまとめて（24%）」、3位「キャンペーンなどのタイミングに合わせて都度（20.1%）」と3位までで合わせて77.9%となりました。1〜9月に申込みをする人は22.1%と2割程度にとどまりました。「前もってやろうと思っていても毎年ギリギリになってしまう」といった意見が多数寄せられました。

　「ふるさと納税」を毎年している、数回したことがある人に過去に同じ自治体に寄附したことがあるかを聞いたところ、「ある」と回答した人が68.9％、「ない」が31.1%となりおよそ7割の人が同じ自治体に寄附した経験があることがわかりました。

　「ふるさと納税」を毎年している、数回したことがある人に「ふるさと納税」の制度がお得だと感じるか聞いたところ、9割以上となる90.1％の人が「お得だと思う」と回答しました。一方で、「ふるさと納税」の制度を活用している人のうち9.9%の人が「お得だと思わない」ようです。

　「ふるさと納税」をしたことがない人に「ふるさと納税」を行わない理由を聞いたところ、「制度がよくわからないから（52.4％）」が最も多く、次いで「面倒だから（25.6%）」、「経済的な余裕がないから（20.6%）」「必要性を感じないから（19.8%）」と続きました。制度開始から15年目となる今も「ふるさと納税」の仕組みややり方が浸透していないことがわかります。

＜「ふるさと納税」をしたことがない人＞
・制度や手続きがよくわからない、ハードルが高い。（40代）
・どのようなメリットがあるか詳しく知りたい（50代）
・自分の故郷ではない市町村に寄附をすることに抵抗がある。(30代)

＜「ふるさと納税」をしている人＞
・街の活性化に貢献出来て返礼品がいただけるだけでなく、申告控除等節税にも貢献できるので大変有意義な制度だと思う。（60代）
・自分の住んでいる自治体に対し、目的に応じて寄附することができる制度があると良いなと思う。（30代）
・たくさんありすぎるため、迷ってしまい決められない。ピンポイントで選べるようになると良いと思う。（30代）
・お得な制度だとは思うが納税限度額がわかりにくく毎回頭を悩ませている。（40代）

※本リリースに使用している画像・グラフなどの加工はご遠慮ください。

調査タイトル ：「ふるさと納税」に関するアンケート調査
調査対象 ：20代以上の733名
調査期間 ：2022年11月29日～12月4日
調査方法 ：インターネット調査
調査主体 ：株式会社エアトリ