健康長寿を願う黒豆を贅沢に使用した「黒豆ロール」 経営学部生と人気和菓子店が、敬老の日限定商品を共同開発

近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科准教授 松本誠一ゼミは、京都府精華町の人気和菓子店「御生菓子司ふたば」と、「若者の和菓子離れを食い止める」をテーマに地域創生の取り組みを行っています。その一環として、令和7年(2025年)9月9日(火)から16日(火)まで、敬老の日限定商品として共同開発した「黒豆ロール」を、御生菓子司ふたば精華町店・城陽店にて限定80セット販売します。
【本件のポイント】
●「若者の和菓子離れをくい止める」をテーマに、地域に根付いた和菓子店と近大生が商品開発
●敬老の日に合わせて、健康と長寿の象徴である”黒豆”をたっぷり使った「黒豆ロール」を限定販売
●学生は、商品企画から試作、パッケージ制作、販売促進まで手がけ、実学で商品開発を学ぶ
【本件の内容】
経営学部の松本ゼミでは、「若者の〇〇離れを食い止める」を研究テーマとして、さまざまな企業や自治体とともに産官学連携の取り組みを行っています。その中で、学生から「和菓子は好きだが、店に一人で入るのはハードルが高い」という意見があり、令和3年(2021年)6月から、若者が親しみやすい和菓子及び店舗の開発・プロモーションに取り組んでいます。今年も敬老の日に向けて、御生菓子司ふたばと共同で商品開発を行いました。
今年の敬老の日限定商品は、「黒豆ロール」5個入りセットです。昨年精華町で行われたイベント「せいか祭り」の来場者を対象に、約70人に行ったアンケートで、「和菓子にも洋菓子のような楽しさが欲しい」という声があったことをきっかけに、和と洋を組み合わせた“ロールケーキ風の和菓子”を考案しました。ふわっと焼き上げた生地に黒豆を練り込み、餡子を巻き込んだ「黒豆ロール」は、やさしい甘さと黒豆ならではのホクホク感が特徴です。健康長寿を願う食材“黒豆”を主役に据え、「元気で長生きしてほしい」「感謝の気持ちを伝えたい」という思いを込めました。さらに、パッケージの帯には黒豆ロールの“豆”にちなんだ「いつもありが豆(とう)」のメッセージを添え、受け取った方が思わず笑顔になるような仕掛けも施しています。大切な方へ日頃の感謝を伝える、敬老の日の特別な贈り物にぴったりの一品です。
【販売概要】
商品名 :黒豆ロール
販売期間:令和7年(2025年)9月9日(火)~16日(火)
※限定80個、商品がなくなり次第販売終了
事前予約:令和7年(2025年)9月9日(火)~14日(日)
販売価格:5個入りセット 1,800円(税込)
販売店舗:御生菓子司ふたば 精華町店(京都府相楽郡精華町祝園西1-40-4)
城陽店(京都府城陽市寺田樋尻69-72)
お問合せ:御生菓子司ふたば精華町店 担当:越田耕平(店主) TEL(0774)29-4529
【御生菓子司ふたば】
かつて四条堀川にあった銘店「京菓子司ふたば総本舗」から暖簾分けとして、昭和45年(1970年)に城陽市で創業しました。昔ながらの製法を守る和菓子から、斬新の創作和菓子まで、日々挑戦を続けています。
http://wagashi-futaba.jp/
【参加学生のコメント】
経営学部商学科3年 広瀬愛実さん(ふたばプロジェクトリーダー)
敬老の日という行事を通して、そして和菓子を通して感謝の気持ちを伝えられると考え、今回、敬老の日に向けた新商品の開発を行いました。敬老の日は、祖父母や高齢の方々に感謝の気持ちを伝える大切な日です。和菓子にはたくさんの意味が込められており、商品を通してその想いを届けることができます。私たちが携わらせていただいた商品をきっかけに、日頃の感謝を伝えると同時に、たくさんの人が笑顔になってくだされば幸いです。今後もこのプロジェクトを通じて、学生ならではの目線から和菓子の魅力を発信し、世代を超えて多くの方に楽しんでいただけるよう取り組んでまいります。
【関連リンク】
経営学部 キャリア・マネジメント学科 准教授 松本誠一(マツモトセイイチ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1219-matsumoto-seiichi.html