香港と日本在住の舞台人がリモートで協創 新作ミュージカルトライアウト公演『香港スケッチ・ワールドプレミア音楽ライブ』開催決定 カンフェティでチケット発売
『香港スケッチ・ワールドプレミア音楽ライブ』が2022年3月5日(土)にAPIA40(東京都目黒区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて会場チケット・配信チケットともに発売中です。
カンフェティにてチケット発売中
【会場公演】
http://confetti-web.com/hongkongsketches
【配信公演】
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=64757&
公式ホームページ
https://www.hongkongsketches.com/
公式Twitter
(@HKSketches)
https://twitter.com/HKSketches
香港スケッチ・ワールドプレミア音楽ライブ
香港×日本×新作ミュージカル 本公演オリジナルキャストによる、ワールドプレミア・トライアウト公演!
香港と日本在住の舞台人がコロナ渦中にリモートで協創したオリジナルミュージカル『香港スケッチ』の本公演東京キャストが、7月本公演前に有観客・配信音楽ライブを行います。文化の違いや言葉の壁を乗り越えて今もなお成長中のミュージカルの創作過程や、リモートでの国際交流、またコロナ禍における演劇活動の一つの方法として、今の『香港スケッチ』の姿を音楽を通して皆さまにお届けします。たった一度の特別な公演です。ぜひお見逃しなく!
『音楽劇・香港スケッチ』プロジェクトについて
香港スケッチは演劇作品です。香港と日本在住の舞台人がコロナ渦で行動に制限がある中リモートで協創してきました。広い視野を持ちながら芸術活動を行うため、また新作の世界観を広げるために、様々なバックグラウンドをもつ舞台人を香港と日本から募り創作を行ってきました。演劇にとって非常に大事な「お客様に観ていただく」場を作ることがコロナ禍で厳しい状況が続いておりますが、ダンスインプロ公演(2021年12月)、ミュージックビデオの作成、「Afternoon tea」配信ライブ(2021年12月)等、できることを行いながら作品の成長に努めています。
【あらすじ】
2022年、香港 ―――。香港で生まれ育った三人の若者。貧しい若者、叉焼仔(チャーシューザイ)は毎日をひたすら生きている。幼なじみの移民の女性に恋心を抱きつつも、素直になれず、合えば口喧嘩ばかり。そんな折、父親の事業を継承したイギリスからオーウェンが香港に戻って来る。オーウェンは二人にとって幼なじみだが、香港で有名なホ一家の跡取りでもある。彼が戻って来た理由は―――。
世界的に自分たちのコントロールが及ばない状況の中、若者たちは「今」をなぜ、生きるのか、どう、生きるのか。手を伸ばしもがきつづける。あの日の夕焼けを探して……。
本作品は杉並区とパートナーシップ協定を結ぶ日本劇作家協会が、会員応募作品より座・高円寺に推薦する「日本劇作家協会プログラム」に選出されました。
《本公演概要》
『音楽劇・香港スケッチ』
公演期間:2022年7月6日(水)~7月10日(土)
会場:座・高円寺(東京都杉並区高円寺北2-1-2)
チケット発売は4月予定主催 香港スケッチ実行委員会
詳細は、作品だけでなく香港の文化や広東語まで学べるホームページから
⇒ https://www.hongkongsketches.com/
コメント
演出 坂口阿紀(さかぐちあき)
あなたのまちの夕焼けは何色ですか?
日本人に夕焼けの色を聞くと大抵の人が同じ答えでしょう。「オレンジ」「橙」なんせ「夕焼け色」なんて言い方もするくらい、同じ色を想像しています。けれど、香港では、ぜんぜん色が違う。もっと黄色の夕焼けもあれば、紫、ブルー、ピンクの日もある。この物語は香港だけの話ではなく、私たちの話でもあると思っています。たくさんの人に観ていただき、この作品が化物のように成長することを願っています。
【略歴】
北陸学院短期大学保育科卒業後、いずみたく記念イズミ・ミュージカルアカデミーを経て、ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズに所属。2011年に退団まで、劇団内の多くのミュージカル作品に出演。退団後、株式会社オールスタッフ所属。
音楽監督 羅健邦(ポン・ロー)
香港と日本の舞台人でリモートでミュージカルを作るという試みは、テクノロジーのおかげで驚くほどきちんとできています。演出家の阿紀ともリモートで創作や楽曲についての議論を重ねているのに、まだ実際に一度も会ったことがない、というのが信じられません。コロナが終わり、早く日本のスタッフとキャストに会えるよう願っています。
【略歴】
香港在住の作曲・編曲家/キーボード奏者。幅広い音楽のジャンルに精通しており、数多くのオーケストラやミュージカル作品に曲やアレンジを提供してきた。近年の作品:『ロビーとおばあちゃんのターミナルNo.5』(編曲 / 演戲家族劇団)。人気歌手の陳柏宇や林奕匡の共作者でもある。香港演芸学院(HKAPA)修士号。
藤森裕美(ふじもりゆうび)
作品を創造する時、たくさんの能力が集まった方が、より深いものになる…。何度も、何年も、試行錯誤とワークショップを繰り返し、トライアウトし、本番に向かう。そんな贅沢な創造現場は、日本ではなかなかありません…。
今回は香港在住のプロデューサー。台本を本役キャストでリーディングしてから、書き直し、またリーディングして、台本も音楽を推敲を重ねてきている。香港と日本、リモートで!
世の中は変わりました。これからは創造者のブレーンが集結した作品が多くなることを期待しています。香港スケッチは、ブレーンの集結!どうぞご期待ください。
【略歴】
イッツフォーリーズ所属。抜群の歌唱力を生かし「青空の休暇」「BRAVE HEART」「死神」「てだのふあ」等、数多くのミュージカル作品に出演。東京芸術劇場ミュージカル月間にて「小田島雄志賞」受賞。
明羽美姫(あきはみき)
香港にはどんなイメージがあるでしょうか。
私にとっては、子どもの頃大好きだったアクション映画、それくらい。声をかけてくださった緒方さんの「香港と日本の俳優で作品を創りたい」という熱意に、「すごい!面白そう!やりたい!」と即答しました。同時に、私は香港のことを知らなさすぎるのではないかと不安を感じたことも事実です。持っている背景が違う私たちのコミュニケーションそのものが大切な時間だ、というリーディングでの緒方さんの言葉に、自然体でいて良いんだと感じ、スーッと力が抜けていきました。私たち俳優が、本音でぶつかる、熱くエネルギッシュな空間を楽しみにしていてください。
【略歴】
イッツフォーリーズ所属。数多くのミュージカル作品に出演。劇団では「小さい“つ”が消えた日」「ゲゲゲの鬼太郎」で主演をつとめる。また、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」の振付を担当するなど、マルチな才能を発揮している。
公演概要
『香港スケッチ・ワールドプレミア音楽ライブ』
公演期間:2022年3月5日(土) 13:30 開場/14:00 開演
会場:APIA40(東京都目黒区碑文谷5丁目6-9 サンワホームズ碑文谷ビル)
■出演者
釈人
藤森裕美(イッツフォーリーズ)
明羽美姫(イッツフォーリーズ)
梅沢鮎実
岡山玲奈(劇団SET)
仁木祥太郎(テアトル・エコー放送映画部)
司会:坂口阿紀
ピアノ演奏:小澤時史
■スタッフ
構成・演出: 坂口阿紀
演出助手: 本藤起久子
編曲: 羅健邦、小澤時史
音響: マツダトモコ(キャンビット)
インターネット広報: インディー・チャン(文学座)
プロデューサー・音楽: 緒方桃子
主催: 香港スケッチ実行委員会
■チケット料金
全席自由:5,000円(税込)
※ワンドリンク付