ネクストジェン、シーキューブの電話システムをクラウドベースに刷新【1/23(火)記事公開】

~ 業務に支障を与えずに複数拠点の既存PBXをクラウド上で集約 ~

株式会社ネクストジェン(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員 社長:大西 新二)は、シーキューブ株式会社(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長:久保園 浩明)の既存の電話システムをクラウドベースのシステムに刷新し、同社のICT活用による柔軟な働き方への取り組みを支援いたしました。

働く場所を選ばない「ハイブリッドワーク」イメージ
働く場所を選ばない「ハイブリッドワーク」イメージ

電話システム刷新の背景

シーキューブは、ICT基盤設備や社会インフラ設備の整備をはじめ、企業の事業構造改革や働き方改革支援など多角的なビジネスを展開する企業として、複数の拠点を有しています。一部の拠点の移転を機に、自社においてもICTを活用した柔軟な働き方を推進するため、主に以下の点に対応可能であるソリューションを求めていました。

● フリーアドレス化対応、社内外を問わず電話応対ができるもの
● 一部の拠点から導入できるもの
● サービスを評価する観点から自社で構築および仕組みが把握できるもの

当社は、IP電話サービスやPBX、クラウドサービスとの相互接続性に優れ多くの導入実績を持つIP-PBX『 NX-C1000 for Enterprise 』と、ゲートウェイの役割を持つSBC※『 NX-B5000 for Enterprise 』を展開しており、これらとソフトフォンアプリ『 AGEphone Cloud 』を連携してスマートフォン内線化を実現するソリューションを提供しています。既存PBXとの併用も可能なソリューションのため、必要な拠点のみでの導入や、PBXの更改時期を迎えた拠点から段階的に導入・拡張できる点などが特長の1つです。
2022年にシーキューブは本ソリューションを活用して自社でクラウドPBXを構築し、一部拠点の電話システムのクラウド移行とスマートフォン内線化により、電話の設置場所に捉われない働き方を実現しました。
4G、5G回線の混在といった電波環境で左右される通話音声品質についての対策を経て、安定的な運用が出来ていることから、2023年8月から9月にかけてシーキューブ本社と大阪拠点で導入、2024年以降も他拠点への導入拡大が検討されています。

※:SBC( Session Border Controller)とは
IP ネットワーク上での音声通信において、セキュリティを確保しながら異なるネットワーク間の相互接続を行うゲートウェイ装置。
https://www.nextgen.co.jp/solution/case/session_border_controller.html

シーキューブ株式会社のコメント

ICT事業グループ ICT営業本部 ソリューションビジネス推進部 部長 鈴木様

働く場所を選ばない「ハイブリッドワーク」の実現に向け、電話システムのクラウド化を進めています。
しかしながら、各拠点のPBXの更改時期や電話の利用形態が異なるため、段階的かつクラウド型が適した拠点を優先して、クラウドへ移行する必要がありました。そのなかで、既存のオンプレミス型とクラウド型を併用できるハイブリッド型の電話システムである特徴を活かし、各拠点の状況にあわせた導入を進められることが大きなメリットと考えています。

本ソリューションの強み

● 数十万規模のユーザーを収容可能※、多拠点の電話システムの一元管理を実現
・大手通信キャリアでも採用されているソリューション
・冗長構成により障害発生時の通話切断回避も可能
 ※トラヒックモデルやサーバー機種により異なります。

● 多数の相互接続認定を取得、既存システムとの併用が可能
・主要なIP電話サービスやPBX、クラウドサービスとの接続認定を取得
・既存PBXとの併用ができるため今ある資産を無駄にせずクラウド移行

● 通話録音、自動音声応答(IVR)や音声認識AIを組み合わせたご提案も可能
・SBCは通話録音機能を具備、コンプライアンス強化への活用が可能
・IVRを組み合わせて電話応対業務の自動化を実現
・音声認識AIとの連携で音声データを利活用

PBXの段階的なクラウド化・スマートフォン内線化イメージ

<PBXの段階的なクラウド化・スマートフォン内線化イメージ>
<PBXの段階的なクラウド化・スマートフォン内線化イメージ>

今後の展開

このたびの導入で得た通話音声品質に関するノウハウや、音声認識AIなどの技術の組み合わせによりクラウドPBXソリューションの付加価値を高め、企業のDX化推進とコミュニケーション市場でのシェア獲得を目指します。

【シーキューブについて】

当社は、1954年の創業以来、その時代ごとの最先端の通信設備工事を通して、社会の重要なインフラである情報通信ネットワークの整備に取り組んでおります。戦後復興からの電話工事にはじまり、光ファイバーネットワークのほか、5Gなどのモバイル通信ネットワークまですべての情報通信ネットワークの構築に携わっています。大きく変化する時代のなか、通信設備分野にとどまらず、ICT設備、情報サービス設備、スマートエネルギー設備分野でも大いに強みを発揮する企業となるべく事業改革にチャレンジしています。
公式 Web サイト: https://www.c-cube-g.co.jp/

【ネクストジェンについて】

当社は、音声ネットワークシステムのIP化とソフトウェア化をテーマに2001年に事業をスタートいたしました。日本初の商用IP電話の導入に携わるなど、IPネットワークにおけるボイスコミュニケーションのパイオニアとして、効率的かつ柔軟な音声ネットワークシステムの構築や、異なる通信事業者およびサービス間の相互接続を得意としています。現在は、蓄積したノウハウを基に、クラウド PBX、音声認識&AI、CPaaSを活用したDXソリューションや、IP 無線ソリューション、クラウド音声サービス基盤の提供と、ローカル5Gの導入コンサルティングやモバイルコアシステムの開発・構築、セキュリティ診断およびそれらのソリューション・サービスに対する保守サポートなどを行っています。
公式 Web サイト: https://www.nextgen.co.jp/
公式 Facebook ページ: https://www.facebook.com/NextGen.Inc

※掲載されている会社名・商品名・サービス名は、原則として各社の商標または登録商標です。


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