しつけの前に、まずはボーダーコリーの性格を知ろう!
【犬種別】ボーダーコリーのしつけ方。「まて」を完璧に覚えさせよう!
犬の中でも最もIQの高い犬種「ボーダーコリー」は頭が良いだけではなく身体能力も高く愛犬家の中でも飼ってみたいという方は沢山いらっしゃいます。しかし頭が良いためにしつけをきちんとしておかないと問題行動を起こしやすいともいわれています。今回はボーダーコリーのしつけの中でも重要となる「まて」についてご紹介いたしますので是非参考にしてください!
初心者には不向きな犬種。
ボーダーコリーの性格は
神経質で警戒心の強い
プライドが高い
飼い主に対して忠誠心が強い
愛情深く空気が読める
と言われています。そのためきちんとしつけをせずに育てた場合、自分の事をリーダーと認識してしまい、言う事を全く聞いてくれなくなってしまいます。中には噛み付いたり唸ったりと問題行動を起こすようになってしまう事もあります。
しつけの仕方をきちんと勉強せずに飼った場合は大変な事になってしまう事もあるので、ボーダーコリーを飼う方はきちんとしつけに関して勉強をしておく必要があります。
「まて」はしつけを進めて行く上で重要なコマンド
冒頭でもお話した通りボーダーコリーは本当に頭が良い犬種です。私もボーダーコリーを飼っているのですが、行動にメリハリがついていて言う事もきちんと聞いてくれます。
しかし、ただ賢いだけではなく「ずる賢い」面も沢山あります。ずる賢い行動には笑ってしまう事もありますが、中でも危ないなと思う事もしばしば…。
そのような時に役立つコマンドが「まて」です。「まて」を完璧に覚えさせると指示をするだけでピタッと止まってくれるようになるのです。
「まて」をしつける方法を実践してみよう!
では、さっそく「まて」を覚えさせる方法を実践してみましょう!しつけの前に準備しておくものは
トレーニングに集中できる環境
ご褒美(カロリーの低いおやつやドッグフード)
しつけの手順①お座りをさせる
「まて」のしつけは、お座りから始まります。まずは「おすわり」をさせましょう。おすわりができたら「いい子」など褒める言葉をかけてあげましょう。
しつけの手順②2~3秒じっとさせる
おすわりができて、褒めてから2~3秒数えてその間にじっとしていれたらご褒美を与えましょう。
しつけの手順③ご褒美までの感覚を長くしていく
2~3秒待てるようになれば、4秒・5秒・6秒と1秒ずつ「まて」をしている時間を長くしてみましょう!
飼い主さんもこの間は動かないようにして犬の目をじっと見つめておいてくださいね!
しつけの手順④10秒待てるようになったら「まて」を覚えさせる
【お座り→褒める→数秒待つ→出来たらご褒美】の手順でご褒美を与えていたのを、10秒待てるようになったら次は【お座り→褒める→2.3秒後にまてと声をかける→10秒待つ→出来たらご褒美】に切り替えましょう!
しつけの手順⑤【動いていいよ】を教える
「よし」「OK」など、動いていいよというコマンドも一緒に教えましょう。声をかけるタイミングは、【お座り→褒める→2.3秒後にまてと声をかける→10秒待つ→よし(OK)→ご褒美】です。
しつけの手順⑥少しずつ距離を伸ばしてみよう!
遠くからの声でも応じてくれるようにするためには、少しずつ距離を空けて実践してみましょう!この時失敗してしまっても声を出さずに静かに初めからやり直しをしてください。
動いてしまったときの対処法
初めのうちは動いてしまう事もあります。もし動いてしまった場合は声を出さず、ご褒美も与えずにもう一度初めから手順を繰り返しましょう。
まとめ
ボーダーコリーの「まて」のしつけの方法についていかがでしたか?ボーダーコリーは本当に賢く本当に犬?と思ってしまうほど人間らしい行動を見せる犬種です。そんなボーダーコリーを最高のパートナーとするためには、しつけをきちんと行う事が重要となります。
ボーダーコリーを今から飼おうと検討している人・現在飼っていてしつけを頑張っている飼い主さんへ、この記事が少しでも参考になればいいなと思っています!