「ビル再生100の物語」都心のお宝
ビル再生100の物語 第57話
テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。
それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。
都心部にもお宝がたくさん
ちょっと時間ができたので、訪問先の周辺を歩いてみました。
ちなみに港区の芝エリアです。
この辺はJRも地下鉄も駅が近くてとても便利なところですが、港区内でもリーズナブルな家賃で住めるナイスなエリアです。
表通りはでっかいビルが建っているんですが、一本入ると古くて小さいビルや、一階がお店で2階に住んでいる一戸建てとかがひしめき合っています。
オシャレなお店も少なくて、超都心ながらいまひとつあか抜けない、下町感たっぷりで緊張感なく歩けます。
ちなみに自分ももう何年もこの近くに住んでいます。
普段はあまり気にしなかったのですが、改めて仕事中の時間に仕事モードで歩いてみると気になる物件があちこちに。
例えばコレ。路面なのにずっと空いたままです。
裏通りで建物は古めですが、「借り手がいないわけはないだろ」っとついツッコミを入れてしまいました。
飲食OKなら即テナントがつきますし、オフィス限定だとしても、隣も似たようなサイズのビルなのに、キレイめなデザインオフィス?がちゃんと入ってました。
(写真がわかりづらいですね。。)
他にも、何年も使っていない様子でテナント募集もしてなさそうです。
ちょっとシビレますが、こういうのも。
ポテンシャルの高いエリアなのに、まだまだありますね、お宝が。
再開発待ちとか、相続上のトラブルとか、まあいろいろ事情はあるんだと思います。
手を入れさえすれば貸せないわけないのに、そのままにしているわけですからね。
「ココに和むカフェができたら入りやすそう」
「1階お店で、2階に住みたい人いるだろな」
見てると妄想が膨らみます。
こういう物件を再生させるプロジェクトやりたいです。
建物の古さもさることながらオーナーと繋がるのも大変ですが、川で砂金を探すよりラクな気がします(笑)
今回は妄想のみで失礼します。
始めて読まれる方に
中小築古ビルのオーナーを対象に空室対策を実戦的に解説した空室対策技術集を無料配布してします。
これまで、東京都心の中小型ビルが検討客を集められない4つの原因へ対応する考え方として、リーシングマネジメントという考え方が大切だとご説明しました。
リーシングマネジメントの基本的な考え方は、
「打点(空室を埋めること)は、打席数(認知度を上げること)×打率(決まりやすい条件やウリ)に比例する。」
です。
弊社での空室対策の事例やオーナーさんの声など、テナワンのHPにて詳しくご覧いただけます!