京都橘大学と学生ベンチャーまごとも(株式会社whicker)が共同研究を開始!高齢者と学生の世代間交流を通じた学習意欲向上の調査

京都橘大学(本社:京都府、代表:片山傳生)と株式会社whicker(本社:京都府、代表取締役社長:山本智一)は、高齢者と学生の世代間交流を通じた学習意欲向上のための共同研究を開始しました。この研究では、whickerが提供する「まごとも」の研修資料を活用し、看護学生の実習目標に対する自己評価の変化を明らかにすることを目指します。

研究概要と目的

京都橘大学と株式会社whickerは、看護学生の学習意欲向上を目的とした共同研究を開始します。研究題目は「学習意欲を高めるための教育プログラムの評価 ―地域在住高齢者と繰り返し交流する実習での看護学生の学びの変化に焦点を当てて―」です。この研究では、高齢者との繰り返しの世代間交流を通じて学生の実習目標に対する自己評価がどのように変化するかを明らかにし、学習意欲を維持するための教育的アプローチを検討します。

背景

高齢化が進む中、高齢者の孤立や生活面の支援が年々深刻化しています。そこでwhickerは、若者の新たな学びの場と高齢者の生活の質の向上を目指して、「まごとも」プロジェクトを立ち上げました。この共同研究は、学生に学びと実践の場を提供することで、両世代の相互理解と支援を深めることを目的としています。

計画概要

生涯健やか看護学実習Ⅰ

実習ガイダンスの一部として体力測定実習の説明と動機づけ研修を行います。ガイダンスを通しての学びを事後課題として、体力測定会に3回参加して高齢者とコミュニケーションを行います。実習への参加後、1週間以内に「実習目標の到達度に関する自己評価」を提出します。動機づけ研修と学びのレポートに対する教員からのフィードバックを教育プログラムとします。

教育プログラム

事前に『まごとも』にて、実施されている学生への高齢者とのコミュニケーションスキルや高齢者との交流に関する対面研修を実施し、その後も、レポートに対するフィードバックを行います。

得られるデータと情報の分析

実習目標の到達度に関する自己評価

5段階評価で実施し、動機づけ理論に基づく自己評価も行います。

情報の分析

Shapiro-Wilk検定、反復測定の分散分析、フリードマン検定を使用し、動機づけの高低に応じた多元配置の分散分析を行います。

研究の意義

本研究は、看護学生が高齢者と繰り返し交流することで学びを深め、実習目標に対する自己評価が向上することを目指しています。これにより、高齢者の多面的な理解を促し、学生が主体的に学び続けるための教育的アプローチを検討します。

研究スケジュール

- 研究計画、倫理審査の申請・承認: 2024年6月
- 研修会の実施: 2024年6月

「まごとも」とは

「まごとも」は、株式会社whickerが高齢者に提供するサービスです。
学生が、高齢者の話し相手になったり、スマホの使い方や外出を支援をしていく中で、高齢者にとって「まご」世代の「とも」だちができることを目指します。
高齢者のQOLの向上や高齢者と触れ合うことによる学生の成長に貢献します。
株式会社whickerは、高齢化社会の新しいあり方を常に模索しています。

会社概要

株式会社whicker(ウィッカー)
本社所在地:〒602-0853 京都府 京都市上京区宮垣町91-102
代表取締役:山本 智一
TEL:050-6863-7272
設立年月日:令和4年2月8日
事業概要:高齢者に対する家事代行を含む訪問介護型生活支援事業
サービスHP:https://whicker.info/
各種SNS:https://lit.link/magotomo


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