【薄着シーズン到来!】バランスで魅せる"AIXYの法則"を使ってスタイルアップしよう

あさ出版
【薄着シーズン到来!】バランスで魅せる"AIXYの法則"を使ってスタイルアップしよう

これから薄着になる季節、少しでも体型をキレイに見せたいと考える人は多いのではないでしょうか。

『ニューヨークで学んだ最高の魅せ方 自分を100%輝かせるセルフプロデュース術』http://www.asa21.com/book/b553631.htmlの著者である好印象プロデューサーの原田眞里さんは、「装いの土台となる身体は、好印象作りに欠かせない」と話します。

原田さんは、ニューヨークと東京のアパレル業界で長年キャリアを重ねてきました。

その中で、「好印象に魅せる」ことについてたくさんの刺激を受けたと言います。

これまで8000人超の女性の人生を変えた原田さんが教える、好印象作りの方法から、今日からすぐできる服装術のノウハウをご紹介しましょう。

※以下、本書より抜粋

服選びより体型選びがものを言う

それなりの体型を維持することは、ニューヨークのエグゼクティブたちにとって死活問題です。

なぜなら「能力のある者は自分の健康管理、見た目管理ができて当たり前。肥満なのは能力のない証拠」だと思われるからです。

実際、アメリカでは肥満傾向にある人は、生活習慣がコントロールできていないと見なされ、昇進が遅れます。

そのため、男女問わずスポーツジムに通って必死に身体を鍛え、常にダイエットしてシェイプアップに励むワケですね。

生活がかかっているので大変です。

ニューヨークで、とある大手婦人服のアパレルでアシスタントをしていたとき、そこのショールームモデルとして働く女性と仲良くなりました。

いわゆるコレクションでランウェイを練り歩くスーパーモデルではないにせよ、新作コレクションをお客様である百貨店や、専門店のバイヤーに披露するのが彼女の仕事ですので、美人でスタイルは最高でした。

当時、ダイエットが上手くいかず、ポッコリおなかに悩んでいた私は、彼女に一体どうやってスタイルを維持しているのか、その秘訣を聞いたことがあります。

彼女の答えはこうでした。

「常にタイトでボディラインが見える服を着るようにしているの。なぜなら『身体は着るもので作られる』からよ。ルーズな服を着ていると、あっという間に身体のラインは崩れるわ! あなたがポッコリおなかにさよならしたいのなら、ウエストマークの服を着ることをすすめるわ」と。

そしてこう続けました。

「服は似合う・似合わないで選ぶものではないの。体型が良ければ何でも似合って見えるものなのよ。それに、やっと手にしたこのショールームモデルの仕事、私は絶対に手放したくないの。他の誰かにとって代わられないように、常に体型維持には気を遣わないとね。それが私の仕事でもあるのよ」と。

「はぁ~! なるほど!」
目からウロコでした。

「身体は着るもので作られる。スタイルが良ければ何でも似合う。スタイルキープは仕事」という彼女の言葉は、私の〝指針〟となりました。

翌日から私は心を入れ替えました。そして今も、定期的に体型チェックは怠りません。

そのおかげで、体型は20代の頃とそれほど大きくは変わりません。

これは自慢でも何でもなく、私にとっては好印象の作り方をお伝えするために、必要な仕事のひとつなのです。

バランスで魅せるAIXYの法則

突然ですが、今日のあなたの服はどんなシルエットですか?

着る服を決めるとき、「今日のシルエットは何にしよう?」とは考えないかも知れません。

しかし、好印象を与えるにはシルエットバランスのとれたコーディネートを意識することはとても重要です。

相手に印象で違和感を与えないためにも、極端なバランスの偏りは避けましょう。

バランスをとるには、次の4つのシルエットのいずれかを基本にしましょう。
 
Aライン、Iライン、Xライン、Yラインの4つです。 

頭文字のアルファベットはいずれも、そのアルファベットの形のコーディネートのシルエットを表しています。

Aライン:肩から裾に向かって三角形に見える、テントシルエット
Iライン:縦方向に長方形になっている、細長いシルエット
Xライン:砂時計型とも言われる、ウエストにアクセントを置いたシルエット
Yライン:トップがゆったり大きめで、ボトムが細いシルエット

私はこれらを、「AIXY(アイクシー)の法則」と命名しました。

服のシルエットバランスが、この中のどれかに当てはまればOKです。

AIXY(アイクシー)の法則  イラスト/長嶋道子

全体的にバランスがとれているかどうか、等身大の姿見で、全身をチェックするようにしましょう。

アンバランスに見えるときは、AIXYのいずれにもなっていないためであることがほとんどです。

例えば、ゆったりした大きめのトップスに、ボリューム感のあるロングスカートを合わせた場合などです。

トップもボトムも大きくて、これでは全体的に大きな人に見える「Oライン」シルエットになってしまいます。

ゆったりした大きめのトップスには、タイトスカート、またはスリムパンツを合わせれば「Yライン」になってバランスが良くなります。

他にも、身体のラインが目立たないストンとしたワンピースの場合、細身であれば「Iライン」になりますが、生地に分量感がある場合はどうでしょうか? 

楽そうですがメリハリに欠けますし、だらしなく見える可能性もあります。そんなときは、ウエストにベルトを加えると「Xライン」になります。

バランスを見るときにもうひとつ気をつけたいのが、ボリューム感です。

トップとボトム、ワンピースとアウターなどの組み合わせにおいて、必ずチェックしましょう。

トップにボリュームがある場合は、ボトムはコンパクトに(Yライン)。ボトムにボリュームがある場合は、トップをコンパクトにすると引き締まりバランス良く見えます(Aライン)。

バランスでスタイルアップを目指そう

いかがでしたでしょうか。

本書『ニューヨークで学んだ最高の魅せ方 自分を100%輝かせるセルフプロデュース術』http://www.asa21.com/book/b553631.htmlでは、ここでご紹介した「AIXYの法則」のほか、色使いや話し方、仕草、心の在り方へのアドバイスなど、好印象に魅せるためのノウハウがたくさん紹介されています。

ぜひ本書を読んで、実践してみてくださいね。

著者プロフィール

原田 眞里(はらだ・まり)

好印象プロデューサー/株式会社プレミアムステージ代表取締役/好印象プロデュースアカデミー主宰
ニューヨーク州立ファッション専門学校F.I.T.卒業。ファッションビジネスの本場、ニューヨークのアパレル業界で約10年のキャリアを積む。帰国後は、ファッションデザイン企画会社を設立して独立。デザイナー、バイヤー、コンサルタントとして20年以上にわたり、8000人以上の女性たちの装いと印象作りをサポートしてきた。
「ファッション迷子」「印象迷子」の方々をより深いレベルでサポートしたい、との思いで現在は、独自開発の「好印象スター診断®」「好印象ヒーロー診断®」で個人の印象の基礎を見つけ、それをもとに好印象に磨きをかける「好印象プロデュースプログラム」を提供。女性起業家、ビジネスパーソン、ドクター、弁護士、政治家まで、幅広いクライアントを持つ。(情報は刊行当時のものです)

書籍情報

タイトル:ニューヨークで学んだ最高の魅せ方: 自分を100%輝かせるセルフプロデュース術
著者:原田 眞里
ページ数:216ページ 
価格:1,430円(10%税込) 
発行日:2021年1月27日
ISBN:978-4-86667-256-4
http://www.asa21.com/book/b553631.html

amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866672560/asapublcoltd-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/16554343/?l-id=search-c-item-text-01

目次

はじめに
プロローグ
Chapter1 好印象とは何か
Chapter2 ファッション「色彩術」
Chapter3 ファッション「服装術」
Chapter4 アクション
Chapter5 マインド
Chapter6 「選ばれる人」になる方法
おわりに