元リクルート専務・SPI開発者による『心理学的経営』が復刊。26年前の本、プリントオンデマンドに注文続々!
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 清水卓智)は、1993年に刊行した大沢武志著『心理学的経営 個をあるがままに生かす』をプリントオンデマンドで復刊しました。2019年5月30日の発売後1週間で1,000部を超える注文が入り、「人材経営」のバイブルとして、同時リリースの電子書籍とともに、堅調に販売実績を伸ばしています。
元リクルート専務、SPI開発者による「人材経営」のバイブルが復刊
人間をあるがままにとらえる「個性化」と「活性化」のマネジメントとは?
本書は、江副浩正氏のもと、リクルートで活躍し、主に人事測定事業と組織活性化事業を手がけた大沢武志氏(故人)の実務と研究に基づく経営論です。大沢氏は、現在、企業の採用選考で広く利用されている適性検査「SPI」の開発をした人物としても著名です。
大沢氏の「心理学的経営」が目指すものは、「人間をあるがままにとらえるところから出発し、人間を大事にする経営」です。リクルートで実践してきた、一人ひとりの個性を尊重するマネジメントは、いまなお多くの経営者、管理職、人事責任者の支持を集めています。
中古本市場では5万円を超えることも
本書は、1993年10月29日の第1版以後、重版は行われませんでした。ただ、その評価はビジネスリーダーの間に口コミで広がり、ネットの中古本市場では5万円を超える価格がつくこともありました。
弊社にも復刊を求める熱心な読者の声が多く届き、とくに、働き方改革や日本的経営慣行の見直しが叫ばれる昨今、自ら事業を興すことを志す大学生や、企業の人事責任者の方からも問合せが寄せられました。そこで、この度,、プリントオンデマンドで復刊し、併せて電子書籍としてリリースする運びとなりました。
プリントオンデマンド版は発売後1週間で、すでに1,000冊を超える受注が入るなど、大きな反響となりました。現在、電子書籍も堅調に販売を伸ばしています。
本書の内容
――私の考える心理学的経営とは、いわば経営リアリズムであって、まず、人間を人間としてあるがままにとらえるという現実認識が出発点なのである。――(序章より)
企業人事においては「ダイバーシティ」、すなわち多様な価値観、考え方、能力を尊重することで、組織を活性化し、競争力を高めていくことが求められています。本書は、その羅針盤ともいえる一冊です。
序 章 心理学的経営とは
第一章 モティベーション・マネジメント
第二章 小集団と人間関係
第三章 組織の活性化
第四章 リーダーシップと管理能力
第五章 適性と人事
第六章 個性化を求めて
大沢武志著『心理学的経営』の詳細
著者・大沢武志氏のプロフィール
おおさわ たけし。1935年生れ。1960年、東京大学教育学部卒業。1962年、同大学院修士課程修了。同年、日立製作所入社。1965年、日本リクルートセンター(現リクルート)入社。取締役テスト部長、専務取締役、組織活性化研究所長、人事測定研究所(現リクルート・マネジメント・ソリューションズ)代表取締役等を歴任。その間、東京大学および立教大学講師、産能大学大学院客員教授、産業組織心理学会理事をつとめる。2012年、逝去。
商品情報
◆タイトル:心理学的経営
◆サブタイトル:個をあるがままに生かす
◆判型(頁):ペーパーバック(222ページ)
◆価格:1,944円 ※価格は変動する場合があります。
◆発売日:2019年5月30日
◆発行:株式会社PHP研究所
本書は下記で販売しております。
本プリントオンデマンド書籍は、PHP研究所のWebサイト、アマゾンドットコムで販売しております。
書店では販売しておりません。
※電子書籍は、Amazon Kindle他、主な電子書籍販売サイトで取り扱い中です。