SVP注目市場分析 「FEMS(ファクトリーエネルギーマネジメントシステム)」7/19公開
~工場全体のエネルギー使用量を把握し、省エネ対策を進める~
会員企業に対して公開情報を用いたビジネス情報提供を行う、株式会社SVPジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本 雅、以下「SVPジャパン」)は、本日、SVP注目市場分析レポートの「FEMS(ファクトリーエネルギーマネジメントシステム)-国内市場の現状と将来展望-」について会員企業向けに公開いたしました。
■FEMS(ファクトリーエネルギーマネジメントシステム)の国内市場
FEMSの市場規模は、2022年のメーカー出荷金額が約26億円(ハードウェア/ソフトウェアの出荷金額を対象とし、設計費や工事費は含まない)、導入数が約500システムであったと推定される。
市場規模の推移としては、東日本大震災後、大規模な工場への導入が一巡したことから、最近では市場の成長率が鈍化していた。また、2020年はコロナ禍で製造業の設備投資が中止・先送りされた影響を受けて、FEMSの市
場も大幅に縮小した。2021~22年にかけては、設備投資が回復に転じる中でFEMSへの投資も上向き、2022年には2019年の水準まで市場規模が回復したものと推定される。
■FEMS(ファクトリーエネルギーマネジメントシステム)の市場概況
・カーボンニュートラルに向けた取り組みや電力需給の逼迫を背景に、工場の省エネ対策がますます強く求められる。
・その省エネ対策の有効な手段の一つとして、FEMSに注目が高まる。
・2021年には、日本の提案を受けて、FEMSの国際標準の開発が開始され、 2023年9月にも国際標準が発行される予定となっている。
・こうした背景から、今後、より効率的なFEMSへの設備の更新、中小の工場を含めた市場の裾野の拡大が進み、FEMSの市場拡大に徐々に弾みがつくと予測される。
・具体的な設備としてのFEMSは、主装置(ローカルサーバー、ソフトウェア)、計測・制御機器、ネットワーク機器などで構成される。本レポートではFEMSを構成するこれらのハードウェア/ソフトウェアの国内市場を調査対象とする。
■本レポートの構成
Ⅰ.市場の定義
Ⅱ.市場動向
Ⅲ.市場規模・予測
Ⅳ.マーケットシェア
Ⅴ.参入企業の動向
Ⅵ.業界構造
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■SVPジャパンについて
「成功に導くビジネスの知を、もっと身近に」をミッションとした、会員制ビジネス情報提供サービスプロバイダー。
会員企業には、ビジネス公開情報に基づくクイックリサーチ、カスタムメイド型プロジェクトリサーチを提供。日本は1974年に創業し、現在世界40カ国に渡るネットワークのメンバーとして、大手企業を中心とした会員企業の意思決定を情報力でサポートしています。
2021年には事業継承のため、経営体制を一新し、ガバナンスの強化、情報提供サービスの拡大、そして進化することを目指し、第二の創業をスタートしています。
《会社概要》
社名: 株式会社SVPジャパン
代表取締役: 橋本 雅
所在地: 東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-9 宮前ビル2F
設立年月日: 1974年7月1日
事業内容: 会員制のビジネス情報提供サービス
URL: https://www.svpjapan.com/