合成生物学の世界大会「iGEM Grand Jamboree 2023 in Paris」に近畿大学附属豊岡高校の2年生が所属するチームが出場

池上十和子さん
池上十和子さん

近畿大学附属豊岡高等学校(兵庫県豊岡市)2年生の池上十和子(いけがみとわこ)さんが所属するチーム「CrimsonNinjas_jp(Japan-United)」が、令和5年(2023年)11月2日(木)~5日(日)にパリで開催される合成生物学の世界大会「iGEM Grand jamboree 2023 in Paris」に出場します。

【本件のポイント】
●合成生物学の研究プロジェクトの成果を競う世界大会に、附属豊岡高校2年の池上十和子さんが所属するチームが出場
●マサチューセッツ工科大学が主催する合成生物学の世界大会で、昨年に引き続きパリで開催
●うつ病の症状を軽減する菌の作製について英語でプレゼンテーションを行う

【本件の内容】
iGEM(The international Genetically Engineered Machine competition)は、主に大学生や大学院生が参加する、合成生物学の研究プロジェクトの成果を競う世界大会で、アメリカのマサチューセッツ工科大学が主催し、今年度は世界中から約400チームが参加します。
本校の生徒である池上十和子さんが所属する「CrimsonNinjas_jp(Japan-United)」は、全国から集まった大学生・高校生メンバー21人とアドバイザー5人からなり、東京大学や千葉大学、大阪大学などでの研究経験を持つ者や、国際科学オリンピックで日本トップレベルの成績を修めた者も所属しています。池上さんは、高校生を対象とした科学技術人材育成プログラム「東京大学GSC」に参加しており、同プログラムに参加した生徒を通じてこのチームの活動を知り、面接審査を経て加入しました。
「CrimsonNinjas_jp(Japan-United)」は、日本の社会問題であるうつ病・自殺に着目し、日本で古くから栽培されているサフロンという花が含む、抗うつ効果のある3つの成分(クロシン、クロセチン、ピクロクロシン)を菌で培養してクッキーに含ませることで、うつ病の症状を軽減することをめざす研究を行っており、今回の大会で発表します。通常の抗うつ薬は副作用があるものが多いですが、この方法なら健康にも良く、手軽に摂取できるのが特徴です。
大会では、英語でプレゼンテーションや質疑応答を行い、最優秀チームを競います。

【開催概要】
開催期間:令和5年(2023年)11月2日(木)~5日(日)
     ※ 池上さんチームの発表は、3日(金)22:30~(日本時間)
場所  :Paris Expo Porte de Versailles
     (1 Pl. de la Porte de Versailles, 75015 Paris, France)
主催  :マサチューセッツ工科大学

【CrimsonNinjas_jp(Japan-United)】
全国から集まった合成生物学の世界大会「iGEM」への出場をめざす大学生・高校生メンバーのチーム。学校の部活動のほか、高校生を対象とした大学主催の科学技術人材育成プログラムである「東京大学GSC」「大阪大学SEEDSプログラム」「千葉大学ASCENT Program」「島根大学GSC」等で研究活動への参加経験があり、国際科学オリンピックに出場している者も多く所属し、さまざまな分野に精通した才能あるメンバーが集まっています。

【関連リンク】
近畿大学附属豊岡高等学校
https://www.kindai-toyooka.ed.jp/


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