「買い物時の環境意識調査」アンケート結果を公開 約6割が「消費の現場においてプラスチックの環境問題への 対策は重要度を増す」と回答 環境意識の高い層では バイオマスプラスチックの選択意向が7割を超える
三井化学株式会社(所在:東京都港区、代表取締役社長:橋本 修)は、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーの実現に向けて、バイオマス・リサイクル関連事業の展開を加速させるべく、新たな事業機会創出のポイントとなる消費者の買い物時の環境意識について、全国の20代から60代の男女400人を対象にアンケート調査を実施しました。今回、BePLAYER(R)/RePLAYER(R)のWEBサイトにて調査結果を公開いたしましたので、お知らせいたします。
調査結果ダウンロードはこちら: https://form.mitsuichemicals.com/corporate/esg_wpdl_ja
昨今、コンビニやスーパーなどの日常の消費の現場では「プラスチック削減」に向けた潮流がある中、消費者は買い物をする際にどれほど環境問題を意識しているのか。また、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現に向けて注目を浴びているバイオマスプラスチックや生分解性プラスチックにどんな印象を持ち、どのように購入意向に影響を及ぼしているのか。カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現に向けて、消費者の意識変容と行動変容は欠かすことのできない動向です。今回、新たな事業機会の探索・創出のポイントとなる「消費者の買い物時の環境意識」を調査し、ホワイトペーパーとして公開いたしました。
調査結果トピックス
今回の調査結果のトピックスは以下3点です。調査結果の詳細は以下URLよりダウンロードいただけます。
https://form.mitsuichemicals.com/corporate/esg_wpdl_ja
(1) 消費の現場におけるプラスチックの環境問題への対策は、より一層重要度が増す
全体の約6割が消費の現場におけるプラスチックの環境問題への対策は重要度が増すと回答。
特に50・60代女性では、8割近くが重要度が高まっていると回答しており、年代が上がるにつれて環境への意識が高まっているとの結果となった。
(→ホワイトペーパーP05参照)
(2) 意識の高い層は、既に環境に配慮した購買行動を始めている
買い物時に「環境に配慮された商品を選ぶか?」という調査では、環境意識の高い層の約6割(56.7%)が、環境に配慮された商品を選ぶと回答。選ばないと回答したのはわずか4%であった。
日常の買い物の場面において、環境性の高さを打ち出した商品の選択肢を増やすことが求められる。
(→ホワイトペーパーP08、P09参照)
(3) バイオマスプラスチックの選択意向が高い
バイオマスプラスチックの認知度は全体の約7割。環境意識の高い層では実に8割以上がバイオマスプラスチックを認知している。選択意向についても、環境意識の高い層では7割以上が積極的に選ぶと回答。
消費者の環境意識が着実に根付いてきた今だからこそ、様々な用途で使われていくことが重要である。
(→ホワイトペーパーP10、P12参照)
今回の調査結果では、消費者の環境意識の高まりが見て取れる結果となりました。消費の現場においてプラスチックの環境問題への対策は一層重要度が増すと回答する割合が非常に高いこと、環境意識の高い層は既に消費の現場において環境配慮商品を優先的に選択する意向を持っていることから、より一層商品の充実を図り、消費者の選択肢を増やす取り組みが重要であると言えます。
また、カーボンニュートラルに貢献するバイオマスプラスチックの認知・選択意向も高いことから、今後様々な用途で展開されていくことが期待されます。
BePLAYER(R)(ビープレイヤー)/RePLAYER(R)(リプレイヤー)
三井化学は、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー社会の実現に向け、バリューチェーンを通してグループ横断的なソリューション提案を進めるべく、「素材の素材まで考える」/「世界を素(もと)から変えていく」をキーメッセージに、BePLAYER(R)とRePLAYER(R)の2つの取り組みを推進しています。
三井化学株式会社HP: https://jp.mitsuichemicals.com/jp/index.htm