大阪公演の実施も発表!『ぽきゅるて! ~もう10周年って怖くて笑う~』イベントレポート
「お菓子なゲーム実況者」として実大な人気を誇り、チャンネル登録者数350万人、総アクセス回数30億回を超えるゲーム実況系YouTuber・ポッキー。2013年7月22日に開設したチャンネルの10周年記念のリアルイベントが、2024年2月12日(月・祝)にTOKYO DOME CITY HALLにて開催された。
大規模な有観客イベントは5年ぶりとなる今回は、昼の部をWhite、夜の部をBlackとし、それぞれ異なる企画を実施。ポッキーの動画によく登場する友人・れんや、ゲーム実況者グループぽみそしるののばまん、ふうはや、ネフライト、あきピヨ、カンタ(水溜りボンド)も登場し、ファンと一緒に大いに盛り上がった。
夜の部は、OPムービーとダンスの後、ポッキーとれんによる『Party Animals』の対戦からスタート。1回目はキャラクター選択の時間切れで二人ともユニコーンになってしまうまさかの事態に。気を取り直して、ポッキーがワニ、れんがゴリラを選んでバトルを始める。ステージごとのギミックやアイテムに「何これ?」と言いながら熱戦を繰り広げたり、バトルが必要ないシーンでバトルをしたりと、二人の仲の良さが伝わるコーナーに客席は大盛り上がり。
続いてぽみそしるメンバーとこの日のMCを務めるカンタが登場し、遊びながら記念撮影ができる『フォト・パーティ』に全員で挑戦する。様々なお題に沿ったポーズで撮った写真に各々が感想を言い合い、和気あいあいとした雰囲気でイベントが進んでいく。
また、ポッキーが何作も実況してきた短編ホラーゲーム「つぐのひ」の作家・ImCyan(アイムシアン)が、このイベントのためにオリジナルゲームを制作。会場に集まった約2500名のファンの前で一人実況を行った。昨年亡くなった愛犬のポッキーを主人公にしたストーリーに、実況しながらしんみりしつつ、半年ほどかけてゲームを制作したImCyan(アイムシアン)への感謝を伝えた。
続いてはがらりと雰囲気を変え、MCのカンタとセーラー服姿のれん子を含めた全員参加の胸キュンバトル。普段は挑戦することのないゲームとクセの強いお題に全員が頭を抱えるが、客席の期待はぐんぐん膨らむ。笑いをとったり王道のセリフで決めたりというそれぞれの頑張りに、女性ファンはもちろん男性ファンからも大きな歓声や悲鳴が上がっていた。
ここで一旦ラストとなり、ぽみそしるメンバーとれんはステージの上手から下手まで歩きながら会場中のファンに手を振る。ポッキーも同じくアリーナから3階まで見渡しながらファンが持つボードやうちわに反応し、ファンも口々に「ありがとう!」と感謝を伝える。
即座にアンコールの声がかかり、準備が終了すると、生配信での「色々やりたい、やっぱ歌かな」というポッキーの発言がフィーチャーされる。ファンのざわめきの中、白と水色の王子様のような衣装に身を包んだポッキーが登場。この日一番の歓声の中、「エンヴィーベイビー」を披露した。「イベントの度に歌いたいと思っていて」と明かしつつ、反応が不安だったというポッキーは、ファンの笑顔にホッとした表情を浮かべる。
さらに、このイベントのために、感謝の思いを込めてオリジナル曲を作ったこと、2024年6月8日(土)にCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで大阪公演を行うことを発表。喜びに湧くファンと共に、オリジナル曲である「ドリームログ」を歌い上げた。配信についても考えるというポッキーの言葉に、ファンの歓声も一層大きくなる。
改めてぽみそしるメンバーとれんも登壇して挨拶をした後、チャンネル開設10周年を祝うケーキのサプライズが。ぽきまるや動画のサムネイルをあしらったコントローラー型の可愛らしいケーキに、何も聞いていなかったというポッキーは驚きと喜びの表情を浮かべる。会場に集まったファンと一緒に記念撮影を行い、「10周年を祝っていただき、本当にありがとうございました。いちから関わり、何十階も打ち合わせをして、半年以上かけて準備してこのイベントを作りました。みんなが楽しんでくれたみたいでよかったです!」と晴れやかな笑顔を見せる。
「僕はずっと1万人のイベントをやりたいと言っていて、みんなもその思いについてきてくれていると思っています。絶対にみんなの気持ちを無駄にしないようにこれからも頑張るので、ぜひついてきてください!」というメッセージでイベントを締め括った。
東京でのイベントは終了したが、公演グッズの売り切れを受け、公式ECサイトでの通信販売がスタート。大阪公演については公式サイトやXで順次発表される。
公演概要
「ぽきゅるて!〜もう10周年って怖くて笑う〜」
※全公演終了しました。
問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)
撮影:冨田味我