建築学部生がツリーハウス「かざぐるま」建設 5月4日(木)お披露目会を開催

近畿大学(大阪府東大阪市)建築学部の学生サークルTSURiHA(36人)は、三重県伊賀市高尾町にツリーハウス「かざぐるま」を建設し、平成29年(2017年)5月4日(木)にお披露目会を開催します。

【本件のポイント】
●地元の方や観光客が訪れやすい場所としてツリーハウス「かざぐるま」の企画・建設を実施
●三重県伊賀市との連携協定の一環として地方創生に貢献
●学生は一から建物の設計を担当することで、実践的な企画・運営能力を習得する

【本件の概要】
平成29年(2017年)1月18日(水)、三重県伊賀市と近畿大学は包括連携協定を締結しました。その一環として、地元の方や観光客が訪れやすい場所を建設するため、建築学部学生サークルTSURiHA(36人)が上高尾のまちづくり団体「ふるさとづくり上高尾の会」にツリーハウス「かざぐるま」の制作提案をして、採用されました。
設計から施工まで地元工務店の方々に指導いただき、図面作成や施工手順などを学びながら、企画・建設を行いました。ツリーハウス「かざぐるま」の材料(木材)は地元にある林から木を斬り出し、乾燥、製材をして使用。足りない材料は地元の林業の方から譲り受けました。この建設や今後の企画運営を通して、三重県伊賀市の地方創生に貢献するとともに、本学学生も実学の場として実践的な企画力、建設知識を学びます。
今後、ツリーハウス「かざぐるま」では、地域の団体が経営しているレストランと連携してイベント活動を予定しています。

■日 時:平成29年(2017年)5月4日(木)15:00~16:00(14:30受付)
■場 所:三重県伊賀市高尾4500(近鉄大阪線「桔梗が丘駅」から車で30分)
■参加者:建築学部学生、ふるさとづくり上高尾の会関係者 ほか

【ツリーハウス「かざぐるま」設計コンセプト】
川が真横を流れている地形を生かして、屋根を片流れに設計しました。それにより内部での空気の回遊性を誘発し、快適な空間を作り出しました。また、屋根の軒の出、勾配、床のレベル差をつかって視線の操作をして開放的に感じたり、閉鎖的に感じるよう工夫をしました。さらには、ツリーハウスの構造の中心となっている2本の樹木から、川側に1m程木がつきだしており、足を宙に浮かして座ることができます。そこからは、子供が川で遊んでいる姿をみることができ、家族連れで楽しむことができるスペースにしています。

【担当学生コメント】
建築学部4年 藤原 勇太
1年をかけてツリーハウスの設計をしながら、地域住民の方々と交流を深めてきました。いろいろな問題にぶち当たり悩む時期もありましたが、ツリーハウスができた後に地域住人の方から「こんなにいいものができると思わなかった、ありがとう」と言われたときは大変嬉しかったです。今後はツリーハウスを使ってどう町おこしをしていくかを話し合いながら地方創生に貢献していきたいと思います。

建築学部学生サークルTSURiHA
建築学部学生サークルTSURiHA

AIが記事を作成しています