【岡山理科大学】ファジアーノ岡山の広報部長招き、スポーツビジネス・教育について活発に討論

マネジメント学会第10回研究会開催

スポーツについてビジネスと教育の両面から熱心な討論が続いたマネジメント学会研究会
スポーツについてビジネスと教育の両面から熱心な討論が続いたマネジメント学会研究会

 「岡山でスポーツビジネスとスポーツ教育に邁進する」をテーマに岡山理科大学マネジメント学会の第10回研究会が2月3日、岡山キャンパスの学園創立50周年記念館ホールで開かれ、サッカーJリーグ2部「ファジアーノ岡山」の森繁豊広報部長や理大経営学部スポーツマネジメントコースの教員がパネルディスカッション。熱のこもった議論が展開されました。

 研究会では黒田正博・経営学部長のあいさつに続いて、森繁広報部長が講演し、「子どもたちに夢を!」というチームの理念、「家庭と地域と学校の三者が協働できる社会づくりに貢献する」などとする活動指針を紹介。J1昇格を惜しくも逃した昨季の戦績を踏まえ、2023年の目標を「J2優勝、J1昇格」とし、「年間3回来場すると、翌年の再来場率が80%以上」というリーグのデータを示し、招待・プレゼント集中投下などで集客作戦に注力する方針を説明しました。

 続いて、スポーツマネジメント研究室の林恒宏准教授の司会で、森繁部長のほか、スポーツアナリティクス研究室の久永啓准教授▽スポーツデータサイエンス研究室の石田恭生講師▽スポーツビジネス研究室の岡田康太講師▽コーチング研究室の安井正也助手が、パネル討論しました。

 パネリストからは
「分析を通してサッカー理解が深まると、自然といろいろな見どころが見えてきて楽しめるようになる。皆がそうなるとスタジアムの雰囲気が変わる」
「高校生、大学生が現役選手を終えてもスポーツに関われ、健康・体力づくりといった面で、高齢者にもつながる環境整備が必要」
「幼児のころから自分の体を思ったように動かすことを、遊びながらトレーニングしてもらうことで自己肯定感につながる」
「スポーツサイエンスのデータがグラウンドで表示されれば、サッカーを知らない人でも楽しめるはず」「人の動きをデータ化することで付加価値が生まれ、地域顧客の開拓にもつながる」
――などの意見が次々に出され、スポーツが持っているさまざまな面について活発な討論が行われました。

講演するファジアーノ岡山の森繁広報部長
講演するファジアーノ岡山の森繁広報部長
活発に意見を交わすパネリストの皆さん
活発に意見を交わすパネリストの皆さん


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