【地球派宣言 特別番組】広島の水の中、もぐってみました~瀬戸内海って本当にキレイなの?~
広島ホームテレビ 2月20日(土) 午後1時~2時
広島ホームテレビが開局した1970年頃、瀬戸内海は「瀕死の海」と呼ばれるほど水質が悪化していました。
それから半世紀、いまの瀬戸内海、そしてそこに注ぎ込む川はどのようになっているのでしょうか?
そこで、普段見ることのない水の中に潜ってみました。
渡辺美佳アナウンサーがそこで見たものは!?
宇宙博士 井筒さんとともに、広島の海や川でいま何が起こっているのかをご紹介します。
◇カキいかだ
海に浮かぶ多くのカキいかだは、広島湾ならではの光景です。
その下を潜ってみると…メバルやカワハギの群れる姿が…。
カキいかだは魚たちにとって格好のすみかでもあるのです。
しかし、いまカキ生産者は大きな危機感を持っていました。
70年代に比べると格段にキレイになったといわれる瀬戸内海ですが、実は新しい問題を抱えていたのです。
◇芦田川
国土交通省の「河川水質ランキング」が開始された昭和48年以来、中国地方の一級河川で、38年連続ワーストワンを更新し続けた芦田川。
はたしてその汚名は返上できたのか?
芦田川の河口付近と上流域、水の中の光景は全く違うものでした…。
◇宮島
日本三景のひとつ安芸の宮島。渡辺アナが島の南側を潜ってみると…。
そこはホンダワラの林、海底で休んでいるフグ、群れる小魚…様々な表情を持つ豊かな海でした。
そして海の宝石とも呼ばれる色とりどりの美しいウミウシ。
しかし、そこにも温暖化の影響が…?
◇三段峡
広島湾に注ぎ込む太田川の上流域、三段峡は県内屈指の渓谷美を誇ります。
透明度の高い水の中を潜ってみると、川の底には落ち葉が降り積もっていました。
落ち葉など森の栄養分を海に運んでいるのが「海の恋人」と言われる川であることがわかります。
そして、水の中から見た滝は大迫力。
ユニークな姿の特別天然記念物、オオサンショウウオものんびり泳いでいました。
出演者
井筒 智彦
東大宇宙博士・みみよりライブ 5up!コメンテーター
渡辺 美佳
広島ホームテレビアナウンサー
広島大学 統合生命科学研究科 名誉教授 山本民次さん
放送日時
2月20日(土) ごご1時~2時