2024年最新版、中小企業DX実態調査 「伴走型」のサポートが急務

トライベック株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:後藤  洋、以下 トライベック)は、「中小企業DX実態調査」を発表しました。本調査は、全国の中小企業・中堅企業※(以下、SMB企業 [Small and Medium Business])1,168社を対象としたインターネット上でのアンケート調査を2024年6月中旬から6月後半にかけて実施しました。
※中小企業庁発行の「中小企業白書2023」より、中小企業とは資本金1千万円以上1億円未満の企業、中堅企業とは資本金1億円以上10億円未満の企業とした。

今回実施した調査によって、Webマーケティングの効果やデジタル専門人材の不足、さらにデジタル上のセキュリティリスクなども明らかになりました。マーケティングDXへの取り組みが進まない主な理由として下記の点が挙げられます。

  1. 製品・サービスの理解促進や問い合わせ・資料請求の獲得のための自社Webサイト運営やマーケティング施策について期待する成果が出せていない
  2. 自社サイト運営や様々なツール導入活用にあたってのデジタル領域におけるセキュリティリスクへの対応
  3. デジタル専門人材確保と外部のサポート支援、適切なアウトソーシング先の選定

   

SMB企業は、日本全体の企業数約360万社のうち99.7%を占めており、地域課題の解決や地域経済、地域雇用創出を担う重要な役割を果たしています。SMB企業におけるマーケティングDXの遅れは日本社会における大きな課題となっています。

調査の概要
調査結果より、SMB企業におけるマーケティングDXのソリューションやサービス導入の現状と課題が浮き彫りになりました。マーケティングDXに求める成果として売上拡大のための「製品・サービスの理解促進」が最も高い一方で成果が実感できていない現状が明らかになりました。
また、セキュリティリスクへの対応についても大きな課題となっており、これらに対応できるマーケティングDX領域における専門スキルを有した人材の獲得と、デジタルマーケティング業務の効率化が求められる結果となりました。

  1. デジタルマーケティング施策の取組み状況と期待する効果      
    調査の結果、最も「現在、取り組んでいる」と回答した人の割合が多い「Webサイト運営」も実施率は5割前後となっています。多くの企業が売上拡大、業務効率化という経営課題を抱える中、マーケティングDXの取り組みが未だ浸透していない現状がうかがえる結果となりました。特に、Webサイト運営においては、製品・サービスの理解促進や問い合わせ・資料請求の獲得といった期待する効果が十分に達成されていない企業が多数を占めています。具体的には、SEO対策やSNSマーケティングなどのデジタル施策に対する投資が不足しており、これが成果を阻む一因となっていることがうかがえます。
DM施策の取組状況
Webサイトに期待する効果
期待する効果の達成状況
  1. デジタル領域において直面している課題      
    資本金1千万~1億円未満、1億~10億円未満のSMB企業のいずれも「Webサイトのセキュリティ対策に不安がある」ことを課題として挙げた人が多い結果となりました。
    その他、資本金1千万~1億円未満のSMB企業では「予算や人手」などリソース不足を課題と感じている人が多い結果となっています。資本金1億~10億円未満のSMB企業では「インターネット上の悪い口コミ・評判」や「デジタルマーケティングの具体的成果指標が定まっていないこと」などを課題として挙げた人も多く、不確実な情報がSNSをはじめとしたインターネット上の個人が発信する情報によるレピュテーションリスクに課題を感じる企業も見られました。
直面している課題

これらのデジタルマーケティング運用上の問題の根底にある課題として、アンケート結果より「サイト運用が担当者任せになっている」「デジタルマーケティング、セキュリティ対策にかける予算や人手が足りない」という声も多く挙がっています。マーケティングDX領域においてSMB企業が抱える課題を解決し、持続可能な成長を遂げるためのツールありきの施策でなく、デジタル専門人材の支援、活用も含めた課題施策に取り組むことが早急に求められています。
膨大で多種多様なDXツール、ソリューションが氾濫する中、それらの活用と同時に、マーケティングDX領域の専門知識を持った「デジタル人材」の不足に対応することが必要不可欠であり、売上拡大や業務効率化をDXツールだけで解決するのではなく、「デジタル専門人材による伴走型のマーケティングDX支援」が求められていると言えるでしょう。

◆トライベック マーケティングDXウェビナー
トライベックは創業以来マーケティングDXのコンサルティング、インテグレーション、運用サポートを大手企業中心に行ってまいりましたが、この度、そのノウハウを広く中小企業向けにも提供するための「中小企業マーケティングDX伴走支援プログラム」を開発し提供いたします。
本プログラムの内容については、本調査結果の詳細と共にウェビナーにて具体的な課題や、中小企業が今取り組むべき施策についてお話いたします。

テーマ:
「成長企業が今すぐ取り組むべきデジタルマーケティングとDX ー 調査事例から学ぶ“スマート型DX”の実践とは」

開催日時:2024年8月2日(金)17:00~18:00
講演者:トライベック株式会社  デジタルマーケティング支援事業部 取締役 小林 剛

会社概要

会社名 :トライベック株式会社
所在地 :東京都港区赤坂7丁目1番1号 青山安田ビル3階
代表者 :代表取締役社長 後藤 洋
設立  :2001年9月4日
資本金 :3億1千万円
事業内容:デジタルマーケティング支援事業、DXプラットフォーム事業、エクスペリエンスマネジメント事業、メディア/広告代理事業
URL :https://www.tribeck.jp/          

本調査に関するお客様からのお問い合わせ先

トライベック株式会社 デジタルマーケティング支援事業部 担当:小林
TEL:03-5413-0177 / E-MAIL:produce@tribeck.jp

コーポレートロゴ
ニュースのシェア:
トライベック株式会社
トライベック株式会社
会社の詳しい情報を見る
NC動画生成サービス
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.