社会課題に参加できるSNS Surfvote結果速報『検討中の「離婚後共同親権」 導入の根拠は正しいか?』
SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営するSNS、Surfvoteで2023年3月11日から2023年5月31日の期間中、「男女の区別のない『検討中の「離婚後共同親権」 導入の根拠は正しいか?』というテーマで意見投票を募集し、この度結果を公表しました。Surfvoteは社会にある様々なテーマについて取り上げ、社会を前に進めるために参加者の意識や意見を問うSNSです。投票結果や、いただいた大切なコメントは、関係省庁の審議会や委員会へ政策エビデンスとして提出する予定です。
■投票詳細・結果
イシュー:『検討中の「離婚後共同親権」 導入の根拠は正しいか?』
調査主体:Surfvote https://surfvote.com/issues/9kfkgaskso
調査方法:Surfvote上で投票
投票期間:2023年3月5日〜2023年5月31日
有効票数:114票
選択肢:・共同親権導入の根拠として正しいのは「両親が協力して子育てができ、子どもが両親からの愛情を受けられる」
・共同親権導入の根拠として正しいのは「親子の面会交流機会が増える」
・共同親権導入の根拠として正しいのは「養育費の支払い率が上がる」
・共同親権導入の根拠として正しいのは「海外では離婚後共同親権が一般的」(回答は0%)
・共同親権導入の根拠としてはぜんぶ正しい
・共同親権導入の根拠として正しいものはない
・その他
・わからない
■コメント紹介(一部抜粋・コメントのない選択肢は未記載)
共同親権導入の根拠として正しいのは「両親が協力して子育てができ、子どもが両親からの愛情を受けられる」16.7%
全部正しいと思うが、これが一番正しいと思う。親の離婚は子供に罪はない。親権の争いなどして、両親が大好きな子供がどちらかに会えない、更に仲が悪くなったりしたらかわいそう。だとしたら、どちらからも愛情をちゃんともらってると感じられたほうがいい。DVを受けてたなど例外はあると思うが。。
共同親権導入の根拠として正しいのは「養育費の支払い率が上がる」4.4%
養育費が値上げすると、子供の将来や家計が心配になってくるかもしれませんね・・・・。
共同親権導入の根拠としてはぜんぶ正しい」50.0%
まず、こどもが生まれたことを以て親権が発生するのに、こどもが原因ではないはずの離婚によって一方の親が強制的に親権を奪われてしまうのは、どうしても納得の行く理由が見当たりません。 当然 DV や実親からの虐待等については、こどもの利益を最優先に考慮し、例外的に単独親権を残すべきだとは思いますが、性格の不一致等夫婦間の不和が原因で離婚に至る大半のケースについては、(本来こどもが原因で離婚するわけではないのに)親の離婚による様々な不利益をいちばん弱い立場であるこどもたち、しかも年間 20 万人以上の日本のこどもたちに国が押し付けてしまっています。 これは子の最善の利益を考えた結果ではないでしょう。
共同親権導入の根拠として正しいものはない 21.9%
法律でわざわざ決めなくても、父母がちゃんとコミュニケーションが取れるなら、面会交流は全く問題なく実施できて別居親も子どもに愛情を注げるし、子どものことで何か決める必要があるときも父母が相談して決めています。養育費の支払率は共同親権に関係ありません。親権者になったら養育費を支払う義務をちゃんと履行しないといけないと思うとでも?払いたがらない男は共同親権になっても払いません。今、単独親権制度の中で、親権者でない親が子に会えないと言っているのは、結婚中にDVをしていた人がほとんどではないでしょうか。DVが理由で会えないのに、親権制度のせいに議論をすり替えているだけではないでしょうか。
その他 1.8%
離婚後共同親権導入自体は正しいと思うが、挙げられている根拠は家庭によって変わってくる。どちらかというと、子供連れ去りによって片方の親が理不尽に親権を取り上げられるのを防止する為に賛成。
わからない 3.5%
子供から親を引き離さないでという意見もわかりますが、そうさせているのは制度ではなく両親自身ではないのでしょうか?制度が親を引き離しているのではなく、制度を利用して親が離れていたり引き離しにかかっているのであって、問題の根源は親本人だと思います。制度はどうあれ、両親が同じように考えることができれば望ましい状態になると思います。現状の制度の中で共同親権のように運用することも両親の良好な関係があればできると思いますし、どんなに制度という器が整っても中身が整わなければ望ましい家族関係は実現しないのではないでしょうか。
■Surfvoteとは?
当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。https://surfvote.com/
■Polimill 株式会社
Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。
Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。https://polimill.jp/