お正月の建築現場は危険がいっぱい

窃盗・降雪・凍結・・・休み中のリスクに備えよ!

ホームインスペクション(住宅診断)、マンション管理組合向けコンサルティングを⾏う “不動産の達⼈ 株式会社さくら事務所”(東京都渋⾕区/社⻑︓⼤⻄倫加)は、年末年始をまたぐ⻑期休暇中に建築途中の現場で起こりうるトラブルを回避すべく、休暇前後に⾏っていただきたいチェック点をまとめました。現場に任せきりではなく、ご⾃⾝でもチェックされたい⽅のご参考となるよう、これまで多くの現場経験を積んだホームインスペクター(住宅診断⼠)がプロ⽬線で重要ポイントを解説いたします。

新築やリフォームの⼯事で年末年始をまたぐ場合、施⼯業者も休暇に⼊るため⼯事途中のまま⻑期間不在となります。この期間、現場でもっとも注意すべきことは事故のリスク。なかでも、ウッドショックによる⽊材の⾼騰、給湯器やトイレなどの住宅設備機器の⼤幅な納期遅れなどにより、これらの“価値”が⾼くなっているため、転売⽬的で窃盗が起こることが懸念されています。また、今年は11⽉10⽇に気象庁よりラニーニャ現象の発⽣が発表され、⼀段と厳しい冬になることが考えられるため凍結や降雪の影響で施⼯不良が⽣じる危険性も⾼いと推察。⻑期休暇になると何かが起きても気づくのが遅れて⼆次被害が起きる事例もあります。

年末年始休暇中、現場の事故リスクを防ぐ5つのポイント

1. 休み中の警備、緊急連絡網の確認

⻑期の休みで多いのが窃盗。⼈気のない現場に侵⼊して、⾼騰している鋼材や⽊材、住設機器などを盗み出して転売します。巡回警備があるか、万が⼀の時には⼯事会社と連絡が出来る体制が整っているかの確認をしましょう。

2. 敷地内、建物内はきれいか

放⽕の危険性があるので、現場内は整理整頓が必要です。また、資材はブルーシートを被せておくと窃盗の防⽌になるばかりではなく、⾬や雪、霜対策にもなります。⽊材・⽊製・紙製のものは濡れや凍結に弱く使⽤することが難しくなります。

3. 休みの前には着⼿している⼯事は完結させる

⼯事を中途半端に⽌めている状態で降⾬・降雪、凍結があると、例えば、基礎⼯事であれば⾬雪の⽔分で鉄筋やアンカーボルトが錆びてしまいます。⽊⼯事では⽊材の変⾊や変形をすることがあり、⻑ 期間濡れている状態が続くと施⼯不良となるケースも。

4. 休み直前のコンクリートの打設、モルタル左官、塗装など養⽣を必要とする⼯事は避ける

⼯事の後の低温・凍結はひび割れや剥がれが⽣じたり、コンクリートの場合は必要な強度が得られず施⼯不良を⽣じることも。これらの不具合の補修は難しく、強度不⾜は⼯事⾃体をやり直すことになります。低温が予測される場合は⼯事を延期するのがおすすめです。

5. 休み明けは⼯事を再開する前に現場の状況を確認

休み明けの現場は休暇前の状態と同じかどうか、⼯事に不具合が⽣じてないかを確認してから再開。問題があるにもかかわらず再開してしまうと、発覚が遅くなりその後の⼯事や引き渡しに影響を与えてしまいます。現場担当者が確認する前に再開してないか、また現場担当者が確認した結果を聞くようにしましょう。

詳細は当社コラムにて


不動産の達人 株式会社さくら事務所 (東京都渋谷区/代表取締役社長:大西倫加) https://www.sakurajimusyo.com/

株式会社さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動す る、業界初の個人向け総合不動産コンサルティング企業です。1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立。第三者性を堅持 した立場から、利害にとらわれない住宅診断(ホームインスペクション)やマンション管理組合向けコンサルティング、不動産購 入に関する様々なアドバイスを行なう「不動産の達人サービス」を提供、54,000組を超える実績を持っています。

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