近大附属福岡高校で「プレコンセプションケア講座」を初開催 看護専攻科2年生が、妊娠前の健康管理の重要性を学ぶ

2024-12-13 14:00
講師の佐藤香代氏(右)

近畿大学附属福岡高等学校(福岡県飯塚市)は、令和6年(2024年)12月19日(木)、看護専攻科の2年生36人を対象に、「プレコンセプションケア※ 講座」を初めて開催します。
福岡県プレコンセプションケアセンター(福岡市博多区)の協力のもと、一般社団法人福岡県助産師会会長の佐藤香代氏を講師としてお招きし、将来看護職に就くことをめざす生徒が、妊娠や出産に関する正しい知識を習得し、早い段階から健康を保つ重要性を学びます。
※プレコンセプションケア=妊娠前の健康管理

【本件のポイント】
●福岡県プレコンセプションケアセンターの協力のもと、看護専攻科2年生を対象に「プレコンセプションケア講座」を初めて開催
●妊娠や出産に関する正しい知識を持ち、早い段階から自身の健康を保つ重要性を学ぶ
●看護職をめざす者として、すべての人々の健康に必要なプレコンセプションケアのスキルを習得

【本件の内容】
近畿大学附属福岡高等学校では、看護科3年・看護専攻科2年の計5年間の一貫したカリキュラムで、看護師国家資格取得をめざしています。看護科では看護の基礎を学び、看護専攻科では臨床実習などを通じてより専門性の高い内容を学ぶほか、さまざまな講演会や出前講座を実施しています。
今回初開催する「プレコンセプションケア講座」では、令和6年(2024年)4月に全国の自治体で初めて開設されたプレコンセプションケア専門相談窓口「福岡県プレコンセプションケアセンター」の協力によって、一般社団法人福岡県助産師会会長の佐藤香代氏にご講演いただきます。プレコンセプションケアとは「妊娠前の健康管理」のことで、プレは「~の前の」、コンセプションは「受精・懐妊」を意味します。近年、思春期以降の過度なダイエットが影響して低出生体重児の割合が増加傾向にあることや、出産の高齢化などにより、妊娠や出産について早い段階から正しい知識を持ち、自身の健康状態に向き合うことが重要視されています。
将来看護職に就く者として、妊娠する・しない、年齢・性別に関わらず、思春期から生殖可能年齢にあるすべての人々の健康に必要なプレコンセプションケアを学び、科学的根拠に基づいた身体や心、性に関する知識の習得をめざします。講座を通して自分自身の健康状態に向き合うとともに、看護師としてのキャリアデザインを考える機会とします。

【開催概要】
日時:令和6年(2024年)12月19日(木)9:50~11:40
場所:近畿大学附属福岡高等学校 5階教室
   (福岡県飯塚市柏の森11-6、JR福北ゆたか線「新飯塚駅」からバスで約5分)
講師:一般社団法人福岡県助産師会 会長 佐藤香代氏
講演テーマ:自分の人生を健康の視点から考えよう~私の人生をより豊かに生きるために~
対象:看護専攻科2年生36人

【講師プロフィール】
佐藤香代(さとうかよ)氏
福岡県プレコンセプションケアセンター所属。一般社団法人福岡県助産師会会長。北里大学大学院看護学研究科博士課程を修了。九州大学医療技術短期大学部助教授、福岡県立大学看護学部教授/看護学部長、国際医療福祉大学看護学部教授を経て、一般社団法人福岡県助産師会会長に就任。女性の一生の健康をサポートすることを研究テーマとして、特に身体感覚に焦点を当てた女性の健康ケアモデルの開発と展開を目的としている。現在は、包括的性教育実践や講演を全国各地で精力的に行っている。

【関連リンク】
附属福岡高校
https://www.fhs.kindai.ac.jp/

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