SVP注目市場分析 「eスポーツ」を6月5日公開

~2024年の市場規模予測は100億円、世界・日本で急成長~

 会員制マーケットリサーチサービスを提供している、株式会社SVPジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本雅、以下「SVPジャパン」)は、本日、SVP注目市場分析レポート「eスポーツ-国内市場の現状と将来展望-」を、会員企業向けに公開いたしました。

■ eスポーツの国内市場

 「eスポーツ」とはエレクトロニック・スポーツの略で、PCやテレビゲーム機用のコンピューターゲームを使用して、一定の規則の下に個人やチームが対戦する競技である。カードゲーム、シューティング、格闘技、パズル、野球など、様々なジャンルのゲームタイトルを用いたリーグやトーナメントが、アミューズメント施設などで開催されている。
 本レポートでは、こうしたeスポーツの大会のうち、日本国内で民間企業が開催している大会を調査対象とし、市場規模とマーケットシェアは、大会の主催企業が、大会の開催によって得ている収益を対象に推定した。この収益には、(1)スポンサー料(2)放映権料(3)チケット・グッズ売上(4)その他が含まれる。
 2020年にはコロナ禍で多くの大会が延期や中止になったが、オンラインで大会が開催されるようになり、市場の拡大が続いた。2022年以降はリアルな場での大会の開催も再開され、市場の成長率が再び高まっている。現在、年間300前後の大会が開催されているとみられ、2023年の市場規模は75億円程度と推計される。

■eスポーツの市場概況

 現在のeスポーツ事業を支えているのはスポンサー料で、市場規模の約70%を占めている。第二の収入源は放映権料であり、チケットの売上をはじめ観戦
者から得ている収益はわずかしかない。
 日本では、家庭用ゲーム機の普及率が高い一方、海外に比べ、eスポーツの普及が遅れている。その要因として、世界のeスポーツで主流となっているPCゲームのユーザーが少ないことや、ゲームに対するネガティブなイメージが強いことが挙げられる。
 一方で、高校の教育にeスポーツを採用する動きもある。また、地域振興などを目的に、eスポーツ大会の開催や誘致に力を入れる自治体も増加している。こうしたことが、eスポーツの認知度向上、普及の追い風となり、ビジネスとしてのeスポーツへの関心が高まっていけば、本格的な市場の拡大が続くと見込まれる。

■本レポートの構成

Ⅰ.市場の定義
Ⅱ.市場動向
Ⅲ.市場規模・予測
Ⅳ.マーケットシェア
Ⅴ.参入企業の動向
Ⅵ.業界構造

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 2021年には事業継承のため、経営体制を一新し、ガバナンスの強化、情報提供サービスの拡大、そして進化することを目指し、第二の創業をスタートしています。

《会社概要》
社名: 株式会社SVPジャパン
代表取締役: 橋本 雅
所在地: 東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-9 宮前ビル2F
設立年月日: 1974年7月1日
事業内容: 会員制のビジネス情報提供サービス
URL: https://www.svpjapan.com/

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