幻冬舎×テレビ東京×note 第2回「#コミックエッセイ大賞 」結果発表!応募総数4940件から、7作品を選出しました。

noteとテレビ東京と幻冬舎で、コミックエッセイの投稿コンテストを開催いたしました。期間中に4940作品のご応募があり、審査員による選考で受賞作品が決まりました。本コンテストの審査員はマンガ家のわたなべぽん氏、テレビ東京 テレビプロデューサーの祖父江里奈氏、太田勇氏、チーフプロデューサーの森田昇氏、幻冬舎 編集の羽賀千恵氏、藤田みちよ氏、cakes編集部 大熊信、中田絵理香が務めています。

本コンテストは2019年春に第1回を実施、今回は第2回の開催となります。入賞作品は、賞に応じて、連載化、書籍化、映像化の話し合いをすすめていく予定です。

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げるnoteは、これからもクリエイターのみなさんの才能を見つけて、広げる支援をしていきます。

幻冬舎×テレビ東京×note 第2回「#コミックエッセイ大賞 」受賞作品一覧

【幻冬舎賞】

【テレビ東京賞】

【cakes賞】

【特別賞】

幻冬舎×テレビ東京×note「#コミックエッセイ大賞 」概要

幻冬舎とテレビ東京とnoteで、2020年10月から12月に開催したコミックエッセイの投稿コンテストです。家族や友人、職場の仲間など身近な方の日常生活や、自分自身の内面、体験談などを描いたマンガ作品を投稿いただきました。4940件の全コンテスト応募作品はこちら。前回のコンテストで入賞した「38歳バツイチ独身女がティンダーをやってみた結果日記」は、幻冬舎で書籍化テレビ東京でドラマ化が実現しました。入選された方は賞金の贈呈、コンテンツ配信サイトcakesでの連載、幻冬舎やテレビ東京からの書籍化、映像化のご相談をすすめます。

コンテスト告知ページ:https://note.com/info/n/ncad58a58a417

幻冬舎×テレビ東京×note「#コミックエッセイ大賞 」審査員総評


コミックエッセイは等身大の作者の日常が描かれることが多いため、読者が感情移入しやすいという特徴があると思います。作者本人の生活や気持ちが丁寧に描かれている作品を選ばせていただこうと思いました。「ハトコの育児川柳28」は、育児の何気ないシーンを川柳でまとめる形式がわかりやすく、テンポよく一話一話楽しく読みました。「本気で目指した堂本剛の嫁_改」は圧倒的におもしろかったです。作者の情熱がストレートに描かれていて、これぞコミックエッセイの良さ!と思いました。他には、「カナダの引越しが日本と全然違った話」は、あまり体験することのない海外での引っ越しがテーマなのに、共感や臨場感を覚えるという点がとても良い作品だと思いました。「35歳とか関係ない。人は傷つけられたら傷つくねん。」は、読了後、心が解けていくような感じがしました。この作品のテーマには現在SNSを利用している多くの人が共感し、ラストシーンで心が軽くなるカタルシスのような効果を感じた人も多かったのではないかと思いました。【漫画家・わたなべぽん】

昨年の応募作に比べ、日々の暮らしやご自身の人生を振り返る作品が増えたように思います。自粛生活を経て、来し方行く末を考える時間が増えたことも大きかったのではないかと。個人的には、書籍化の可能性を踏まえ、少なくとも120ページ以上に及ぶ作品になるかどうかを基準に審査しました。面白いけれどページ数がそこまでは行かないのでは……という作品は辛い採点になったかもしれません。「40歳になって考える父親が40歳だった時のこと」は、淡々としているけれどなぜかもっともっと読みたくなる、人生を感じさせてくれる作品だと思います。当時の父親と同じ年齢になったからこそ見えてくるものがあるという視点も、読み手と感情を共有しやすい、絶妙な設定だと感じました。「ゴミ食う日々」は、捨てるはずだった植物を育てて食べるというテーマが今の世情にあっており、絵も魅力的でした。ただ、コマ展開については(日本の)読者を鑑みると調整したほうがいいのではと思います。【幻冬舎・羽賀千恵】

実体験や記憶、気持ちを伝える際に非常に入りやすいコミックエッセイですが、やはり良いひっかかりを感じるのは「共感力」だと思いました。「40歳になって考える父親が40歳だった時のこと」は、昭和生まれ勢には共感度が高かったかと。“こーゆーお父さんいた!お母さんいる!” 一生懸命生きて子供も育てているけど、どこかおかしい。でもそれがわりと普通の時代の香りが良く描かれていました。「いい加減婚活しなきゃと思ったアラサーオタクの漫画」はオタクの婚活を冷静に見た良作。現実的なのにちゃんとときめき要素があって、身近な恋というものに勇気を与えてくれるのではないでしょうか。「カナダの引越しが日本と全然違った話」「ゴミ食う日々」は、新しい情報に触れる機会に感謝してしまうような作品。また、惜しくも受賞を逃しましたが「育休サラリーマンの憂鬱」に出てくるサラリーマンがキャラが立っていて可愛かったです。「東京スカイツリー ~母と私と、時々オトン」も漫画として読者を意識した描き方が出来ていました。【幻冬舎コミックス・藤田みちよ】

 
コミックエッセイの良さは、個人の想いや主張がこもっていることだと思います。今回は、それが映像化できそうなストーリーに折り込まれている作品を選ばせていただきました。「いい加減婚活しなきゃと思ったアラサーオタクの漫画」は、二人だけ世界に光を当ててくれるような作品でした。ただ日常を切り取るだけでなく、鋭角な切り口があり、映像化したときにおもしろそうだなと感じます。【テレビ東京・森田昇】

普通の方が描いた漫画だからこその良さがある作品と出会えたらいいなと思い、読み進めていきました。「いい加減婚活しなきゃと思ったアラサーオタクの漫画」は、実体験ならではのリアリティがありつつも、ほっこりしたラブのある作品でした。主人公のダメっぷりも、本当に身近にいそうで、おもしろかったです。【テレビ東京・祖父江里奈】

僕が好きなエッセイ漫画は、自分の知らない世界を描いてくれるものか、身を削って描いているものです。後者の理由で選ばせて頂きました。この手のドラマはジャンルとして既にあるので、どれだけ独自のエピソードや表現があるのかが映像化の決め手かと思っています。そういった意味でも良い作品だと思いました。ドラマの場合は、誰が演じるかがとても重要になると思います。【テレビ東京・太田勇】

「40歳になって考える父親が40歳だった時のこと」や「本気で目指した堂本剛の嫁_改」の二作品は、著者の表現力の高さで圧倒される作品だと思いました。特に「本気で~」は、自分の力で面白体験を切り開いていくエネルギーに満ちていて、とても魅力的でした。今回cakes賞を受賞した「ep1:ワクワクはどっち?」は、仕事を辞めて移住した先で町おこし、という特殊な経験を追体験できる面白さがありました。著者の特異な体験を読めるという意味でも、コミックエッセイの魅力に溢れた作品だったと思います。個人的には、田舎に幻想を抱いていない人の町おこし、というのが、バランス感覚があって新鮮に感じました。今回、身の回りで起きたことを描くコミックエッセイの賞が、コロナ禍で行われた難しさがあったと思いますが、素晴らしい作品がたくさんありました。前回特別賞だった松本千秋さんの作品がドラマ化されたように、この賞をきっかけに活躍される漫画家さんがたくさん出てくることを期待しています。【cakes編集部・大熊信】

連載していたら続きが読みたいか、著者のことをもっと知りたいと感じるか、という視点で選びました。「ep1:ワクワクはどっち?」は、マンガとリンクして実際に著者が宿の開業準備を進めている点に、ほかにはない現在進行形のおもしろさを感じました。現実のプロジェクトが今後どうなっていくのかと合わせて、続きが気になります。「本気で目指した堂本剛の嫁_改」は、著者自身に大きな魅力を感じました。堂本剛に近づくために、芸能人になろうと迷わず突き進む行動力が尋常じゃない。この後どうなったのか、結局堂本剛には会えたのか? 早く続きを読ませて!という気持ちになりました。
【cakes編集部・中田絵理香】

note

noteはクリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。個人も法人も混ざり合って、好きなものを見つけたり、おもしろい人に出会えたりするチャンスが広がっています。2014年4月にサービス開始し、約870万件の作品が誕生。月間アクティブユーザー数は6,300万(2020年5月時点)に達しています。

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わたしたちは "だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。"をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしています。メディアプラットフォーム・noteは、クリエイターのあらゆる創作活動を支援しています。クリエイターが思い思いのコンテンツを発表したり、サークルでファンや仲間と交流したり、ストアでお店やブランドオーナーが商品を販売をしたり、note proを活用して企業や団体が情報発信をしたりしています。コンテンツ配信サイト・cakesも運営しています。 

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