世界における通信産業の収益は、2017年に2兆7,000億米ドル規模に達する見込み

株式会社グローバル インフォメーションは、インサイトリサーチが発行した報告書「The 2012 Telecommunications Industry Review: An Anthology of Market Facts and Forecasts (世界の通信市場レビュー（2012年）：市場における出来事および予測の選集)」の販売を開始しました。

消費者や企業の無線サービスに対する支出によって、通信産業の収益は増大し、世界の通信産業は、拡大しつづけると、当報告書では予測しています。

世界における通信サービスの収益は、2012年の2兆1,000億米ドルから、複合年間成長率（CAGR） 5.3%で成長し、2017年には2兆7,000億米ドルに達する見通しです。

特にアジアや他の新興市場における、無線通信加入者数の増加が、無線通信の収益を現在の水準から64%拡大する見込みです。一方、有線通信の収益は、穏やかな成長となるでしょう。

無線通信、有線通信の両部門ともに、成長が予想されるのは、ほとんどすべてブロードバンドサービスです。第3世代（3G）や第4世代（4G）の無線ブロードバンドサービスは、予測期間内に24%の複合年率で成長し、有線ブロードバンドサービスは、同期間において13%の複合年率で拡大する見通しです。

「世界経済の不確実性にもかかわらず、通信産業は大きな収益成長を示しています。消費者のインターネット利用や企業向けモビリティソリューションが、こうした成長をけん引しています。これらが、新しいイネーブリング・アプリケーションです。」と、インサイトリサーチのリサーチディレクターであるFran Caulfieldは述べています。

「このように経済の先行きが不透明な中においても、通信は依然として経済成長を促す重要な要素です。通信は社会経済的発展の推進役であり、水やエネルギーと同様に、経済発展に不可欠なユーティリティーの一つです。」

当報告書では、地域別、部門別予測に加えて、主な成長要因、産業動向、ネットワークインフラ、接続技術、通信サービス、そして企業通信市場について分析しています。

市場調査レポート: 世界の通信市場レビュー（2012年）：市場における出来事および予測の選集
The 2012 Telecommunications Industry Review: An Anthology of Market Facts and Forecasts
http://www.gii.co.jp/report/ir228330-2012-telecommunications-industry-review-anthology.html
出版日 2012年01月
発行: The Insight Research Corporation

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