原爆による人災と台風による天災、二度にわたる惨禍の中を生きる広島の少年たち　チーム・クレセント『少年口伝隊一九四五』（作・井上ひさし）上演決定　カンフェティでチケット発売

一般社団法人 チーム・クレセント主催、チーム・クレセント朗読劇場VOL.7『少年口伝隊一九四五』が2022年10月21日 (金) ～2022年10月24日 (月)にザムザ阿佐ヶ谷（東京都杉並区阿佐谷北2丁目12-21 ラピュタビル B1F）にて上演されます。
チケットはカンフェティ（運営：ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役：榑松 大剛）にて9月11日(日)10:00より発売開始です。

カンフェティにて9月11日(日)10:00よりチケット発売開始
http://confetti-web.com/crescent/

公式ホームページ
http://www.teamcrescent.com/koen/2022-10syonenkudentai1945.html

【あらすじ】
1945年8月6日午前8時15分、広島がヒロシマになった瞬間だ
英彦、正夫、勝利の3人の少年は、中国新聞社が急きょ組織した〝口伝隊〟としてニュースを伝えて歩くことになった
少年たちは、焦土と化した広島の街を歩きまわりながら、父や母を捜した
数日後、ラジオから玉音放送が流れたのをさかいに、世の中があからさまに変節していく
憤りながら、なおも懸命に生きようとする少年たちだったが、追い打ちをかけるように超大型台風が広島を襲う――

【主催者より】
　『少年口伝隊一九四五』（作井上ひさし）は、七十七年前、広島に投下された原爆の脅威をドキュメンタリータッチで描いた作品です。さらに原爆投下から一か月と十日後に広島を襲った超大型台風（枕崎台風）がその惨状に追い打ちをかけ、原爆という人災に天災が重なり人も街も破壊されつくしてゆく様がリアルに描かれています。
　チーム・クレセントは社会性のある演劇活動を通して平和な社会の構築を目指しており、いつかこの『少年口伝隊一九四五』を上演したいと考えておりました。そして、数年前、被爆者である伊藤勝昭氏が主催した広島の原爆をモチーフにした小品に私自身が出演したことをきっかけに、具体的な構想へと発展していきました。被曝の実体験を持つ伊藤勝昭氏の演出で、今の時世において、あらためて恒久平和の実現を願う作品にしたいと思っております。

営利を目的とした商業演劇とは一線を画した社会性のある演劇活動を通して、平和な社会を構築すること及び大都市に限らず、舞台演劇に直接触れることの少ない地方都市にも活動の場を広げることで、演劇と演劇以外の芸術・文化との融合による地域社会の文化活動の活性化、推進に寄与することを目的としています。

【メンバー】
西村 滋(享年91歳)（作家）／ニシモトマキ（脚本家）／片山 美穂（企画・制作、俳優）

西村 滋 公式ホームページ「西村滋さんに会いに行こう！」
https://sites.google.com/view/nishimura-shigeru

チーム・クレセント朗読劇場VOL.7
『少年口伝隊一九四五』
公演期間：2022年10月21日 (金) ～2022年10月24日 (月)
会場：ザムザ阿佐ヶ谷（東京都杉並区阿佐谷北2丁目12-21 ラピュタビル B1F）

《作》井上ひさし ／ 《演出》伊藤勝昭

■出演者
《二胡》陳ブンジ
《Piano》根本英亮

《Cast》
黒田利夫、宮川知久、矢内佑奈、片山美穂、落合明日香、滝野洋平、木村圭吾、菅野結花、根岸唯、西野歌倫、小田原 麗、新里乃愛

■スタッフ
照明・プロジェクションマッピング：松田 充博
音響：余田 崇徳
舞台監督：高橋 康孝
美術：杜江 良
振付：細川 麻実子
宣伝美術：おかめ 家ゆうこ
映像制作・配信：齋藤 耕路（ユニコーン）
舞台写真：小杉 朋子
制作協力：J-Stage Navi 平田 愛奈
制作：片山 美穂
企画・製作：チーム・クレセント

■公演スケジュール
10月21日(金) 18:00
10月22日(土) 13:00 / 18:00
10月23日(日) 13:00 / 18:00★
10月24日(月) 13:00

★ライブ配信あり
※開場は各開演の30分前

■チケット料金
一般：4,500円
高校生以下：3,500円
（自由席・前売当日共・税込）
※未就学児童入場不可

■配信チケット
カンフェティ
http://confetti-web.com/crescent/
ライブ配信・アーカイブ配信：2,500円
【視聴期間】10/23（日）～10/30（日）