ペットトラブルを未然に防げ!愛犬が不信感を持った時の仕草を解説
犬は元々警戒心の強い生き物なので、初めて会う人を警戒します。
しかし、時として突発的な行動をとり相手にケガをさせる。もしくは相手のペットにケガをさせてトラブルに発展するケースも多いです。
そこで、今回の記事では愛犬が相手を警戒している時に見せる行動を解説します。
1、相手に不信感を持っているときにする仕草とは?
相手の方をじーっと見つめ始める
犬を飼っている家に友人が遊びに来た時に、愛犬がこのような仕草をしていることがあります。
いったい家に入ってきた人は安全なのだろうかと警戒してそのような仕草をしていることがほとんどです。
慣れてくればこの人は悪さをしないと学習して、そのような仕草はしなくなります。
もし、初対面で不慣れな友人が来たときにこの仕草を見せていればすぐ飼い主さんがなだめてあげるようにしましょう。
相手に向かって唸り声を出し始める
散歩中に知らない人が来て触ろうとすると、愛犬が突然唸り声をあげることがあります。
これは先程紹介した警戒よりも、さらに警戒している状態です。
犬は集団で仲間と協力して狩猟をしていた動物なので、仲間以外への警戒心が非常に強いです。やはり初対面や数回あった程度では、警戒心を解かない犬も多いので最初は飼い主が目を離さずに触れ合うようにする必要があります。
そうしなければ突然噛みついて相手とトラブルになる可能性が高いのでご注意ください。
対象と距離を取り始める
犬が近寄ってこないときには、基本的に警戒されていると思っていいです。
しつけをされていて、突然唸り声をあげることはない犬に多い仕草になります。
しつけられているため攻撃することはしないけれど、相手への警戒は怠らない姿勢を維持します。
実はこの行動は知らない人だけでなく、家族にもすることがあります。
家族の関係性からこの人は信用してはいけないと判断すると普段目を合わしている家族の誰かであってもこの警戒する仕草をすることがあるのです。
相手の視界から外れようとする
相手への警戒心が強いと、相手の攻撃を受けないために見えない位置に移動を始めます。
これは臆病な犬や強い警戒心を持った犬に見られる仕草です。
ちなみに普段お世話をしている飼い主であっても、匂いが変わるとそれだけで犬は警戒します。すると普段よりもどこか素っ気ない態度を取り始めます。
そんな時は、優しく声掛けして愛犬の気持ちを落ち着かせてあげましょう。
相手と目が合わないために体と顔の向きを変える
最上級の警戒心を見せるときに見られる仕草です。
完全に相手の事を信用していないことを表しています。しかし一方で敵意がないことを表したいときにもみられる仕草でもあります。
この時に注意したいのが無理に目を合わせに行かないことです。警戒している所に、顔を合わせに行くと攻撃されると勘違いして襲い掛かってきます。
それが散歩中に出会う人であれば、次の瞬間に怪我をさせることに繋がるのでこの仕草をしているときは愛犬を少し離れた位置に置いておきましょう。
2、もし、警戒している仕草を見せたらどう対応すればいいのか?
答えはシンプルに警戒がなくなるまで待つこと
不信感や警戒心を表す仕草を見て、逆にこっちから「敵じゃないよー!」ということをアピールするために近づく人がいます。
それは逆効果なので絶対にやめましょう。
正しい対応としては、犬が距離を取っているときには距離を取ることです。そして犬の方から歩み寄ってくれた時だけ、自分も近づくようにしましょう。
あくまでも慎重かつじっくりと時間をかけて信頼を築いてくださいね。
まとめ
犬は目に見える形で経過している様子を仕草で表してくれます。
飼い主はそれを知っておかないと間違った対応をしてしまい、相手に怪我をさせるリスクがあります。犬が警戒しているときには必ず距離は詰めず、相手が警戒を解くまで必ず待ってくださいね。
ぜひ、今回の記事を参考にペットトラブルを防ぎましょう。