あきらめを、チャレンジに-発達に悩みがある子どもたちの運動療育施設が全国20店舗に拡大

株式会社Gotoschoolが全国展開する「子ども運動教室 LUMO(ルーモ)」が20校舎に。さらなる展開を予定

株式会社Gotoschool(本社:東京都渋谷区、代表:松本 哲)が「あきらめを、チャレンジに」「眠れる可能性の顕在化」をモットーに全国展開する「子ども運動教室 LUMO(ルーモ)」が2024年8月1日時点で20校舎となりました。
「子ども運動教室 LUMO」は、児童福祉法に基づく児童発達支援、放課後等デイサービスの機能を持つ運動療育施設です。
これまで、発達に悩みがある子どもたちに、医師監修のもと、原始反射の統合を通じて成⻑に蓋をしている脳の未発達領域を活性化できる独自の運動プログラムを提供。利用されるお子さま、保護者の方々が「成⻑を実感できる場」を創出してきました。

2020年10月に創業、2021年3月に第1号店となる「子ども運動教室LUMO 武庫之荘校」を開校して以来、着実に校舎を増やし、現在会員児童数は約930名となりました。保育士や臨床心理師、看護師などの有資格者を擁するスタッフも125名となりました。
さらに、2024年9月には守口第二(大阪府)、南浦和(埼玉県)、夙川(兵庫県)、柏(千葉県)の4校の開校を予定しており、今後さらに展開を加速していく方針です。

(㈱アップルシード・エージェンシーはGotoschoolの広報活動をサポートしています。)

LUMO園田校(兵庫県尼崎市)

LUMOの提供する運動プログラムと伸ばす力

■体験・発達チェック
お子さまの特徴を運動とカウンセリングでチェックし、発達段階の見通しをお伝えします。
■保護者の方とは分離して運動療育
成長への一歩を踏み出すために、家庭というコンフォートゾーンからラーニングゾーン(学びの場)へ踏み出すことが必要です。初めは泣いてしまっても、徐々に楽しさを感じ、挑戦したくなるステップをたくさん用意しています。
●マナー挨拶・ルール
片付けなどのお手伝いに感謝の気持ちを伝えます。また、お友達と仲良くすることはコミュニケーションの第一歩としています。
●マット運動前転・後転・側転ブリッジ・倒立
様々な方向にカラダを動かすことにより、バランスをコントロールする力を養います。手で自分のカラダを支えることができると、転んだときでもしっかりと手で守ることができるようになります。
●コントロールスキップ・ボール
足の裏、手の平を使うことで鉛筆を握ることや文字を書くこと、手を使う細かい動作につなげていきます。
●ジャンプパーグー・パーケン・ケンケン・跳び箱・縄跳び
手の平、足裏、そしてカラダ全体の連動性を高めることができます。
●チャレンジ上体起こし・手押し車・ぶら下がり・立ち幅跳び・腕立て伏せ
手足・体幹に刺激を与えることによってカラダの成長はもちろんのこと、脳への刺激、そして神経の発達を促します。身体の各部位に対し、様々な動かし方をすることで、カラダの使い方が上手になりできることが増え、自信につながり、チャレンジ精神が生まれます。
■集団の療育で自立を目指す
お友達と競争したり、褒め合うことができる環境でチャレンジと失敗・ 成功を繰り返し「自立」を達成することができます。
■心身ともにたくましさを身につける
運動を通して、挫けそうになっても這い上がってみせる心のたくましさ(リバウンドメンタリティ)を身につけることで、自分自身やお友達と向き合う環境を作ります。壁を感じ、壁を乗り越える力(マインド)を育みます。
■運動療育を通して生活の困りごとを改善
じっとしていられない、歯磨きが自分でできない、着替えができないといった日々の生活の困りごとを最初から改善するのではなく、運動療育を通して「できる」気持ち、達成感を醸成し、暮らし面や学習面にも改善の影響をもたらすことを目指します。

原始反射と発達障がいの関係

原始反射とは、ハイハイや歩行、摂食など、乳幼児が生きていくために無意識に行う脳の働き。残存すると、感覚過敏や過緊張、学習困難など、本人がコントロールできないトラブルが起こり続ける可能性があることから「子ども運動教室LUMO」では、原始反射統合の運動プログラムをメインにトラブルの原因にアプローチ。効果的な運動で原始反射を調えていくことで、トラブル減少を目指している。
㈱Gotoschoolは、原始反射と発達障がいとの関係について早稲田大学と共同研究(※)を実施。学童期でも原始反射の残存が一定の割合で確認され、定期的な原始反射統合運動によって原始反射が統合される可能性を明らかにした。
※被験者はASDまたはADHDと診断された男女児童それぞれ10名。原始反射テストの結果とASD/ADHD評価尺度(SRS-2/Conners3)の結果について、原始反射統合運動の提供前後におけるそれぞれの変化を3ヶ月間追跡調査。現在、学会発表および論文準備中。

Gotoschoolが目指すインクルーシブな教育

周囲とのコミュニケーションが上手にはかれない、発達が遅い、感情を抑えることが苦手など、いわゆる発達障がい、グレーゾーンと診断される子どもの数が増えています。
2024年1月時点の療育手帳交付台帳登載数124万9,939人と、前年度から36,876 人増えていると厚生労働省では発表されています。
※参考:厚生労働省2024年1月26日発信プレスリリース
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/gyousei/22/dl/houdou.pdf
児童福祉領域では発達障がいと言われる特性について、未解明である部分が多く、解決策に困窮しています。さらに、症状の社会的認知が急激に進み発達トラブルに悩む子どもが増えています。
<集団生活やお友達とのコミュニケーションが苦手><癇癪が多い><長時間座っていられない>などの悩みによって、様々なことを「あきらめ」てしまう事例も多いようです。
株式会社Gotoschoolは、そうやってあきらめてしまった様々な困りごとをチャレンジに変え、発達障がいのある人が持つ可能性を伸ばしていくサポートができればと「子ども運動教室LUMO」のメソッドを作りました。
運動療育だけでなく、アートやプログラミングなど、様々な分野で子どもたちの持つ可能性を顕在化させることを目標としています。

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