【クレジットカード利用調査】 フリーランス500人に聞いた 保有クレジットカード事情(まねーぶ調べ)

不動の人気「楽天カード」、75.8%がプライベートとビジネスで使い分けせず

株式会社GV(本社:東京都港区、代表取締役社長:肥田木 和弘)が運営する、クレジットカード等のお金に関する情報メディア「まねーぶ」は、FPみらいえ 山田 琴江氏監修のもと、全国フリーランス500人にクレジットカード利用調査を実施しました。

調査背景

ワーク・ライフ・バランスを実現する理想的な働き方として年々増加する「フリーランス」ですが、自分のスタイルに合わせて自由に働ける一方で、仕事や収入が不安定なことや社会的信用が低いという弱点もあります。
まねーぶの調査ページ「まねーぶ調べ」では、全国のフリーランス500人にクレジットカード利用調査を行い、最も利用されているカードやプライベートとビジネスシーンでの使い分け等を明らかにし、これからフリーランスに転身を考えている人に最適なクレジットカード選びの手助けとなるよう、FPみらいえの山田 琴江氏に考察していただきました。

調査回答者の属性 ※全国20代~60代フリーランス500人対象

性別     :男性37.2%/女性62.8%
年代     :20代27.2%/30代38.6%/40代20.0%/50代10.0%/60代4.2%
婚姻・子供  :未婚・子なし54.2%/未婚・子あり5.8%/
        既婚・子なし12.8%/既婚・子あり27.2%
フリーランス歴:1年未満42.8%/1年以上~3年未満37.2%/
        3年以上~5年未満10.0%/5年以上~10年未満5.8%/
        10年以上4.2%
個人年収   :100万円未満42.8%/100万円以上~150万円未満20.0%/
        150万円以上~300万円未満22.8%/
        300万円以上~500万円未満10.0%/
        500万円以上~700万円未満4.4%

調査サマリー

1. フリーランスのクレジットカード保有枚数は8割以上が「3枚以下」
  7割以上がプライベートとビジネスで「使い分けせず」
2. クレジットカード発行時期は「フリーランス以前」407人、うち8割弱が「登録情報変更せず」
  「フリーランス以降」150人、うち6割弱が「フリーランス1年目」に発行(審査)
3. フリーランスが1番利用しているクレジットカードはプライベート・ビジネスともに「楽天カード」
4. クレジットカードを選ぶ基準は「ポイント・マイル還元率が高い」、「入会金・年会費が無料」
5. ひと月あたりの利用額平均値は「プライベート利用57,643円」、「ビジネス利用25,471円」
6. 最も多いクレジットカード利用先はプライベート・ビジネスともに「オンラインショップ」

本調査集計結果は以下から閲覧できます。
URL: https://www.money-book.jp/freelance_creditcard_research2020

調査1:フリーランスのクレジットカード保有枚数

●フリーランスのクレジットカード保有枚数は8割以上が「3枚以下」
7割以上がプライベートとビジネスで「使い分けせず」

調査1グラフ
調査1グラフ

全国フリーランス500人にクレジットカード利用調査をしたところ、クレジットカード保有枚数は「1枚」25.8%、「2枚」31.4%、「3枚」26.0%と、合わせて83.2%が3枚以下という結果でした。
また、プライベート用とビジネス用での使い分けについては、「使い分けしていない」が75.8%を占め、およそ4人に3人がオンオフ兼用でクレジットカードを利用していることが明らかになりました。

▼FPみらいえ山田 琴江氏 考察
カード保有枚数は1~3枚と絞り込んでいる方が8割超、また、プライベートとビジネスで使い分けしていない方が約8割という結果になりました。このことから、厳選したクレジットカードをプライベートでもビジネスでも利用されていることが見て取れます。
ビジネスでの利用金額や利用頻度が少ない場合、クレジットカードをプライベート用とビジネス用で使い分ける必要性をあまり感じないかもしれません。しかし、フリーランスは費用を記録することが必要となります。クレジットカードを使い分けることで、ビジネスで生じた費用を管理しやすくなりますので、ぜひ早いうちに使い分けておきましょう。
また、保有枚数については、プライベート用とビジネス用を使い分ける前提で考えると、それぞれ1枚ずつが理想です。

調査2:フリーランスのクレジットカード登録情報・発行時期

●クレジットカード発行時期は「フリーランス以前」407人、うち8割弱が「登録情報変更せず」
「フリーランス以降」150人、うち6割弱が「フリーランス1年目」に発行(審査)

調査2グラフ
調査2グラフ

クレジットカード発行時期については、「フリーランス以前に発行」が407人と回答者の8割以上がフリーランスになる前にクレジットカードを発行しており、そのうち勤務先等の登録情報については77.1%が「変更手続きをしていない」という実態が明らかになりました。
一方で、「フリーランス以降に発行」と回答した150人に対して、フリーランス何年目の発行(審査)であるか調査したところ「1年目」が57.3%と突出する結果でした。

▼FPみらいえ山田 琴江氏 考察
フリーランスの場合、毎月定額の収入があるとは限らず収入が不安定なため、会社員と比べるとクレジットカードの審査が厳しいという課題があります。このことから、8割以上の方がフリーランスになる前にクレジットカードを発行されていると見て取れます。
もちろんフリーランスになってからもクレジットカードを発行することはできます。この場合は、(1)開業届を出すこと、(2)安定的に収入が入っている実績を作ってからクレジットカードを作成すること、(3)プライベートを含めて期日までに支払うなど信用情報(クレヒス)に傷を作らないことが大切です。
開業届を出すことに抵抗感を示す方もいますが、紙一枚提出するだけで手続きは完了です。保育園の入園申請・銀行口座開設などにも利用しますので、開業届は提出しておきましょう。

調査3:フリーランスが1番利用しているクレジットカード

●フリーランスが1番利用しているクレジットカードはプライベート・ビジネスともに「楽天カード」

調査3グラフ
調査3グラフ

1番利用しているクレジットカードについては、プライベート利用で「楽天カード」が229人と突出し、次いで「三井住友カード」59人、「イオンカード」43人と続きました。
ビジネス利用でも同様に「楽天カード」が32人と最も多く、次いで「dカード」24人、「三井住友カード」18人であり、用途やシーン問わず「楽天カード」が支持される結果となりました。
また、1番利用しているクレジットカードの国際ブランドについては、「VISA」が68.6%を占めています。

▼FPみらいえ山田 琴江氏 考察
利用者が多いクレジットカードを見ると、「楽天カード」が45%と圧倒的な利用率となりました。上位のクレジットカードを見てみると、年会費や発行手数料のかからないクレジットカードが人気と見て取れます。フリーランス歴が浅い時点では、事業継続を優先し、不必要なコストは削減しておくことが大事です。
また、国際ブランドで比較してみると、VISAが圧倒的ですね。VISAは全世界的に最も利用されている国際ブランドですので、国内だけではなく、海外で利用する機会がある方にもおすすめです。

調査4:フリーランスのクレジットカードを選ぶ基準

●クレジットカードを選ぶ基準は「ポイント・マイル還元率が高い」「入会金・年会費が無料」

調査4グラフ
調査4グラフ

クレジットカードを選ぶ基準については、「ポイント・マイル還元率が高い」が343人と最も多く、次いで「入会金・年会費が無料(または安い)」293人、「ポイントの利用・移行先が充実」171人と続き、上位3項目はその他と2倍~4倍の差をつけるほど重要視される選考基準であることがわかりました。

▼FPみらいえ山田 琴江氏 考察
ポイント等の還元率の良さと使いやすさ、またクレジットカード保有にかかるコストの低さが選ばれるポイントだと見て取れます。調査3で上位に挙がったクレジットカードの特徴と一致しますね。
今回の調査は、フリーランス歴が1~3年未満、収入が150万円未満の方が5割程度ですので、事業で継続・安定的に収入をえられるまでは、できる限りコストを抑え、ポイント等を賢く利用して、手元資金をいかに多く残すかを考えておくことが大事になります。

調査5:フリーランスのクレジットカード利用月額

●ひと月あたりの利用額平均値は「プライベート利用57,643円」、「ビジネス利用25,471円」

調査5グラフ
調査5グラフ

ひと月あたりのクレジットカード利用額について、プライベート利用では「1万円以上~3万円未満」が30.0%と最も多く、次いで「5万円以上~10万円未満」20.0%、「3万円以上~5万円未満」18.6%と続き、平均値は57,643円、中央値は30,000円でした。
ビジネス利用では「5千円未満」が35.8%と最も多く、次いで「1万円以上~3万円未満」31.4%、「5万円以上~10万円未満」14.2%と利用額の振れ幅が大きく、平均値は25,471円、中央値は10,000円とプライベート利用よりも平均およそ3万円低い結果でした。

調査6:フリーランスのクレジットカード利用用途

●最も多いクレジットカード利用先はプライベート・ビジネスともに「オンラインショップ」

調査6グラフ
調査6グラフ

クレジットカード利用用途について、プライベート利用では「オンラインショップ」が378人と最も多く、次いで「スーパー・コンビニ」314人、「レストラン・飲食店」179人と続き、日常生活における様々な店や用途での利用が伺えます。
ビジネス利用ではプライベート同様「オンラインショップ」が179人と最も多く、次いで「インターネット関連(プロバイダ・サーバー費など)」121人、「レストラン・飲食店」80人と続き、仕事に関するインターネット費用や打ち合わせ時の飲食代といった利用が上位に入る結果でした。

▼FPみらいえ山田 琴江氏 考察
政府がキャッシュレス化を推進してきたことで、日常生活の様々なところでクレジットカードを利用できるようになりました。キャッシュレス化はさらに加速すると考えられ、しかもポイント等でお得になることから、クレジットカードは保有しておくのがよいでしょう。
また、調査結果を見ると、プライベートでもビジネスでも日常で必要な利用場面は同じのようです。このことが、プライベート用とビジネス用でクレジットカードの使い分けをしていない理由と考えられます。同じ場所で利用する場合、プライベートとビジネスの使い分けが面倒だという声も聞きますが、ビジネス用は別会計してもらうこともできます。支払時に手間はかかりますが、年1回の確定申告時にプライベートとビジネスとで利用使途を分類するほうが負担は重くなります。ぜひフリーランス初期から、クレジットカードの使い分けをしましょう。

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年7月7日~2020年7月15日
調査対象:全国20代~60代フリーランス500人
調査監修:FPみらいえ 山田 琴江
調査結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100とはなりません

会社概要

会社名:株式会社GV( https://www.money-book.jp/company/ )
代表者:肥田木 和弘
所在地:〒108-0071 東京都港区白金台5-11-3
設立日:2008年3月17日