ICT(情報通信技術)を活用した「なら近大農法」を用いて栽培した「コープの農場いちご」(なら近大農法(ICT農法))の販売を開始します

2024-01-19 15:00

市民生活協同組合ならコープは、地球環境保全と耕作放棄地の有効活用および地産地消の推進、障がい者雇用および地域雇用の促進などを目的に2022年から農業へ参入し、2023年夏にはホワイトコーン、じゃがいも、小玉すいかを出荷。秋からは白菜を出荷しています。
このたび産官学連携事業の一環として、2023年9月から近畿大学農学部農業生産科学科(アグリ技術革新研究所兼務)野々村照雄教授の指導の下、ICT(情報通信技術)を利用した「なら近大農法」を用いてメロンといちごの栽培を行ってまいりました。
「なら近大農法」とは、農作物の栽培に必要な温度調整など管理機能にICTを導入することによって農作業の自動化を実現し、農業初心者でも容易に栽培管理が可能となる農法です。作業の省力化、収穫量の増加、品質の安定化に繋がることが期待され、今回全国の生協ではじめて、「なら近大農法」を用いた農作物の栽培に取り組み、この度、「コープの農場いちご」(なら近大農法(ICT農法))の初出荷に至りました。

〇販売店舗:コープおしくま、コープ学園前、コープ朱雀、コープ七条、コープいこま、コープたつたがわ、コープいまご、コープなんごう、コープみみなし
〇販売予定期間:1月26日(金)から3月31日(日)まで
〇販売予定品種:古都華、ならあかり、奈乃華
〇販売予定価格:626円~1,382円(税込)
〇販売予定個数:古都華 450パック、ならあかり 450パック、奈乃華 100パック

〈販売イベント〉
日時  :2024年2月11日(日)10:00~12:00
内容  :なら近大農法でイチゴを実践栽培している農学部生3名が店頭で販売協力します。
販売店舗:コープたつたがわ(住所:奈良県生駒郡平群町大字椿井734-1、TEL(0745)45-8181)

市民生活協同組合ならコープ
概要理事長:吉田由香
創立   :1974年7月25日
所在地  :奈良市恋の窪一丁目2番2号
供給高  :343億6,605万円(2023年3月31日時点)
組合員数 :279,017人(2023年3月31日時点)

【関連リンク】
農学部 農業生産科学科 教授 野々村照雄(ノノムラテルオ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/162-nonomura-teruo.html

農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/

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