「配偶者はケアラーではなく、支援を必要とする人とみなす視点に目を開かれた。」『心病む夫と生きていく方法』が「今年の収穫」に選書いただきました。

選者はノンフィクションライターの最相葉月氏。自然科学分野の3冊のうちの1冊に

『心病む夫と生きていく方法』が今年の3冊に選書
『心病む夫と生きていく方法』が今年の3冊に選書

配偶者はケアラーではなく、支援を必要とする人とみなす視点に目を開かれた

『心病む夫と生きていく方法 統合失調症、双極性障害、うつ病… 9人の妻が語りつくした結婚、子育て、仕事、つらさ、そして未来』(蔭山正子・著、ペンコム・刊)が、書評「今年の収穫 自然科学分野」に選書いただきました。
選者はノンフィクションライターの最相葉月氏。共同通信の配信で全国の各紙に掲載いただいています。大変、光栄なことです。

ここから

『夫が心を病んだら妻はどんな困難に直面するか。3は当事者の語りを通して家族が安心して暮らせる社会のあり方を模索する。配偶者はケアラーではなく、支援を必要とする人とみなす視点に目を開かれた。
配偶者の集いが開かれるようになって四年。まだ多くの声が埋もれているだろう。』

ここまで

なお、選書は、
1.山内一也著「ウイルスの世紀」(みすず書房・2,970円)
2.ヴィンス・バイザー著、藤崎百合訳「砂と人類」(草思社・2,640円)
3.蔭山正子編著、全国精神保健福祉会監修「心病む夫と生きていく方法」(ペンコム、1,650円)

心病む夫と生きていく方法 統合失調症、双極性障害、うつ病… 9人の妻が語りつくした結婚、子育て、仕事、つらさ、そして未来

【あなたはひとりじゃない】

ある日、夫の様子がいつもと違う。
明るく優しい夫が心の病を患った。
仕事に行けず、一日中家にいる夫。
子どもも小さく、これからの人生を考えると不安で押しつぶされそうになる妻。
統合失調症、双極性障害、うつ病…
妻がどのような困難にぶつかり、どう乗り越えてきたのか、そして、どのように変わったのか。
験談と座談会を通じて、ひとつひとつに向き合い、精神障がい者の家族支援研究者 蔭山正子先生(大阪大学大学院准教授)と一緒に考えていきます。

※妻の体験から役立ったこと等、分かりやすい解説付き。読みやすい本です。

みんなねっとライブラリーシリーズにつきまして

ペンコムの「みんなねっとライブラリー」シリーズ
ペンコムの「みんなねっとライブラリー」シリーズ

『心病む夫と生きていく方法』は、「みんなねっとライブラリー」シリーズ第3弾になります。

「みんなねっとライブラリー」とは、公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)監修のもと、生きづらさを抱える本人と家族、きょうだい、配偶者が安心して暮らせる社会をめざし、ペンコムが出版している一般向け書籍シリーズです。

これまでに、「家族」「こども」「妻」の立場から、それぞれ異なる困難の現状とその乗り越え方、必要な支援などについて、当事者と研究者が執筆したシリーズを出版しています。

統合失調症、双極性障害、うつ…いまや、心の病は5人に1人と言われています。
同シリーズを通じて、家族、当事者、医療、福祉、介護、研究者など、多方面の著者が執筆し、分かりやすく、広く「こころの病」について理解を深めていただきたいという願いを込めて発刊しています。

これまでの「みんなねっとライブラリー」シリーズ

5人に1人が精神疾患の時代。そのとき家族は過去をどう乗り越え、「霧晴れる時」を迎えることができたのか。

シリーズ1・『追体験 霧晴れる時』
今および未来を生きる 精神障がいのある人の家族 15のモノガタリ

精神疾患のある親に育てられたヤングケアラー。その内面に迫る

シリーズ2・『静かなる変革者たち』
精神障がいのある親に育てられ、成長して支援職に就いた子どもたちの語り

「あなたはひとりじゃない」と伝えたい

シリーズ3・『心病む夫と生きていく方法』
統合失調症、双極性障害、うつ病… 9人の妻が語りつくした結婚、子育て、仕事、つらさ、そして未来

出版社ペンコム

兵庫県明石市の出版社ペンコムは、インプレスのパートナー出版社。本や広報紙、ウェブなど「ペン」をツールに、まちやひとを応援する会社です。 著者さんと共に、一人でも多くの人に「ああ、この本に出会えて良かった」と感じてもらえるような1冊を送り出していきたいと考えています。

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