マレーシア、FDI投資先として最高ランクの評価を認定  ハイテク投資を継続して誘致

ASEANの玄関口・ハブとしてのマレーシア

ASEANの心臓部に位置するマレーシアは、事業の成長とグローバル化において魅力的な投資先としてあり続けています。過去50年間の継続的な対内直接投資によってマレーシアの経済は急成長しました。この実績がマレーシアの輸出志向型の成長戦略に拍車をかけ、国内における社会経済的変革を促しました。

マレーシアは、東南アジアで最も魅力のあるFDI投資先としてミルケン・インスティテュートより最高ランクの評価を受けました。この評価は、マレーシアの高価値で知識集約型の投資を呼び込む実力に対する投資家の確固たる自信と信頼を裏付ける証といえます。

ASEANの玄関口・ハブとしてのマレーシア
引き続きマレーシアはハイテク投資を誘致します。

マレーシアは2022年に総額2,646億リンギット(599億米ドル)を記録しました。プロジェクト数では4,454件にのぼり、14万人超の新規雇用が創出されました。
日本からの投資認可額は114億リンギット(26億米ドル)で、中国、アメリカ、オランダ、シンガポールにつづいて世界第5位でした。

世界的な電子電器サプライチェーンの需要にこたえるために、我々は健全なデジタル経済の確立に焦点を当てています。例えばアマゾン ウェブ サービス(AWS)はマレーシアにAWSリージョン設立のため2037年までに約255億リンギット(60億米ドル)の投資を発表しました。
マレーシアの有力なデジタル経済及びそれをけん引する長期的成長力を確信したうえでの同社による投資判断といえます。

加えて政府はエネルギー関連、電気自動車(EV)や輸送技術など有力で持続的な経済成長をもたらす分野にも注力しています。
また域内諸国に先んじて、マレーシアはESGにも本格的に取り組んでいます。3月1日にマレーシア国際貿易産業省はテスラによるマレーシアへのバッテリー電気自動車(BEV)の輸入申請を認可したと報じられています。同社はマレーシアに本社を設立しショールーム・サービスセンターの導入やスーパーチャージャー・ネットワークの設立を実施します。

マレーシアのバリュー・プロポジション

マレーシアはこれまでにビジネスに有利な地理的条件、豊富な天然資源、熟練した労働力に恵まれてきました。数多くの政府支援とともに急速に発展するデジタル環境の機会を積極的につかむことによって、マレーシアはグローバル企業の知識パートナー及び域内拠点として、強力な基盤を築いてきました。

マレーシア投資開発庁は、世界21か所に拠点を持ち、海外事務所とマレーシア国内事務所の連携のもとハンズオン支援を提供いたします。日本には東京( tokyo@mida.gov.my )及び大阪( osaka@mida.gov.my )に事務所があり、日本企業のマレーシア進出を支援しております。

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