[奈文研イベント]保存科学研究集会2024・日本木材学会木質文化財研究会2024年度例会 「木質文化財の保存修復に関する新たな視点・最近の取組」
奈良文化財研究所では、最近の保存科学に関する研究討議と情報交換をおこなう研究集会を下記のとおり開催します。本年度は日本木材学会木質文化財研究会2024年度例会と共同で行います。
テーマ
木質文化財の保存修復に関する新たな視点・最近の取組
日時
2024年12月14日(土) 10:00~17:00
会場
奈良文化財研究所 本庁舎 大会議室 (近鉄大和西大寺駅下車・東へ徒歩10分)
プログラム(予定)
10:00 開会挨拶
10:10 藤井義久(京都大学) 「木質文化財における生物劣化と新規な対策手法」
10:45 田鶴寿弥子(京都大学) 「文化財の樹種調査結果からみつめる人と木の歩み」
11:20 ~ 11:35 休憩
11:35 杉山智昭(奈良大学) 「木質文化財「活用」の現場を支える保存科学 ~アイヌ民具と沈没船資料を中心として~」
12:20 片岡太郎(弘前大学) 「X線CTによる遺跡出土漆製品の構造解析の課題と展望」
12:45 ~ 14:00 休憩
14:00 楊曼寧(奈良文化財研究所) 「出土遺物の保存処理における漆塗膜の変形メカニズムの検討」
14:35 中尾真梨子(奈良県立橿原考古学研究所) 「乾燥剤凍結乾燥法における出土木製品の保存処理」
15:10 松田和貴(奈良文化財研究所) 「出土木製品の保存処理における新たな薬剤含浸手法の試み」
15:45 ~ 16:10 休憩
16:10 総合討議
16:50 閉会挨拶
懇親会
研究集会・例会の閉会後、会場を移して開催します(20時終了予定)。
会場:大和西大寺駅周辺
会費:4,000円(予定) ※研究集会・例会当日(12/14)受付にて集金します
見学会
研究集会・例会の前日(12/13)に木質文化財研究会による見学会を開催します。
本研究集会・例会の対象者はご参加いただけますので、ご希望の方はあわせてお申し込みください。
※見学会のみの参加も可能です
<見学会開催概要>
場所:なら歴史芸術文化村(奈良県天理市杣之内町437-3)
内容:文化財修復・展示棟の見学 (学芸員によるツアー形式の解説あり)
日時:2024年12月13日(金) 15時から1時間程度(予定)
定員:20人(希望者多数の場合、抽選)
見学会参加費:無料
その他:現地集合・解散を予定(参加決定後、詳細をメールにて連絡します)
対象者(参加資格)
1)国・地方公共団体もしくはそれに準ずる団体に所属する文化財担当職員
2)日本文化財科学会もしくは文化財保存修復学会の会員
3)日本木材学会の会員
4)関連分野を専攻する大学生・大学院生
参加申込方法
フォームに必要事項を入力のうえ、お申込みください。
https://e9cbd0f5.form.kintoneapp.com/public/conservation-science-research-meeting2024
申込受付期限:10月31日(木)
※1度のお申込みで見学会(12/13)、研究集会・例会(12/14)、懇親会(12/14 夜)の参加・不参加をご登録いただけます。
※申込時点では各催し物へのご参加は確定しておりません。お申し込み多数の場合、申込受付期間終了後に抽選にて参加者を決定させていただきます(先着順ではございません)。ご参加の可否につきましては、11月中旬までにメールにてお知らせいたします。
その他
研究集会・例会への参加は無料です。
会場やプログラム、開催形式等は、都合により変更となる場合があります。
お問合せ先
独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所
埋蔵文化財センター 保存修復科学研究室内
保存科学研究集会事務局
E-mail : hozon_cs_nabunken☆nich.go.jp (☆を@に変更してください)