道徳の授業や総合的な学習の時間に活用してほしい 『サービス・ラーニングのためのアクティビティ』

麗澤大学国際学部 山下美樹教授 編著 3月15日出版

2021-03-15 15:00

麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲) 国際学部に所属の山下 美樹 (やました みき) 教授は「サービス・ラーニングのためのアクティビティ」を2021年3月15日(月)に出版します。

サービス・ラーニングとは何か、その効果を上げるにはどのようにしたら良いのかという解説から、小学生から社会人までを対象とした目的別のアクティビティの実施手順や注意事項、サービス・ラーニングの本場である米国の実践者によるコラムなどがまとめられています。

また、アクティビティを実施する際に必要となるワークシートもついているので、中学校や高校での道徳の時間や総合的な学習のテキストとしてもおすすめな1冊です。

山下教授は「本書が、円滑なサービス・ラーニング活動と地域社会との協働を促し、批判的思考力やリーダーシップを磨く一冊となれば幸甚です。」と述べています。

【著書の概要】

■タイトル:サービス・ラーニングのためのアクティビティ
■発売日:2021年3月15日
■著 者:山下 美樹 (編著) 宇治谷 映子 / 黒沼 敦子 / 籔田 由己子 (共著)
     Christine M. Cress, Ph.D. / Jennifer A. Alkezweeny, M.S. /
     Celine R. Fitzmaurice, M.A. (コラム執筆者)
■出版社:研究社
■価 格:2,000円+税

【目次】

第1部 理論編 

  1. サービス・ラーニングって何? 
  2. サービス・ラーニングの特徴
  3. サービス・ラーニングは深い学びにどのように役立つか 
  4. サービス・ラーニングの効果を上げるには?

第2部 実践編

  1. サービス・ラーニングの構成要素を理解するアクティビティ 
  2. 強い関係性をつくるためのアクティビティ 
  3. 社会の課題を理解するためのアクティビティ 
  4. 違う視点から物事をとらえるアクティビティ
  5. 活動の学びを確認し、評価をするアクティビティ
    第3部 資料編
    活動前確認事項 / 振り返り日誌

【著者プロフィール】山下 美樹

山下 美樹 教授

麗澤大学国際学部、麗澤大学大学院学校教育研究科 教授。
ポートランド州立大学大学院成人教育学科博士課程修了。研究テーマは「COIL型教育オンライン国際交流学習」「語りと省察による異文化間能力の開発」「大学と地域を繋げる地域貢献活動と変容的学習」。著書に「教育手法としての有効性」『ヒューマンライブラリー~多様性を育む「人を貸し出す図書館」の実践と研究~』明石書店、「大学はグローバル視野に立った教育を提供しているか」『共創空間開発学のすすめ』麗澤出版会、「グローバル人材(地球市民)を育てる社会貢献活動」『大学生のための道徳教科書』麗澤大学道徳科学教育センター他がある。

【麗澤大学について】

麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できる人材の育成をめざし、今では大学・高校・中学・幼稚園を開設しています。また留学生の受け入れも積極的に行っており、キャンパスには世界約30の国・地域から留学生が集まり、さまざまな言語が飛び交っています。

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