愛されて30年！ロングセラーのブランド卵「しんたまご」シリーズがパッケージをフルリニューアルして6月1日に発売

2021-06-01 09:30

鶏卵卸最大手のJA全農たまご株式会社(本社：東京都新宿区、代表取締役社長：小島勝)は、ロングセラー商品「しんたまご」の発売30周年を記念して、「しんたまご」シリーズのパッケージをフルリニューアルし、2021年6月1日(火)から発売いたします。

「しんたまご」30周年

「しんたまご」は1991年4月に販売を開始したブランド卵。今年で発売30周年を迎えたロングセラー商品です。長年のご愛顧への感謝の気持ちを30周年ロゴマークに込めています。

「しんたまご」の商品開発秘話

たまご売場に並ぶ様々な「ブランド卵」。今では当たり前の光景ですが、当時「ブランド卵」は珍しい存在でした。これから来る「ブランド卵」の時代を見据えて、当社には「ワンランク上の安心でおいしいたまごを作りたい」という想いがありました。また、生産者も安売りだけではなく、美味しさを評価してもらえる良いたまごをお届けしたいと考えていました。
そのような中、1990年2月、当時のJA全農中央鶏卵センター(現JA全農たまご株式会社)で開発プロジェクトが発足します。プロジェクトには、JA全農のグループから、鶏の飼料の専門家や、たまごの品質に詳しいメンバーなど、それぞれ得意分野を持つメンバーが集まりました。また、実際の売場から意見をいただくなど、多方面のご協力をいただきながら、当社のフラッグシップとなる商品を目指した商品開発が進んでいきます。
そして完成したのが、「しんたまご」です。

「しんたまご」の名前の由来

新商品の中身は完成しました。では、ネーミングをどうしよう？　プロジェクトのメンバーは頭を悩ませます。
“今までにないたまご”。だから、ネーミングのキーワードは「新しい」でした。しかし単に「新しい」だけではなく、このたまごには関係者のたくさんの想いが詰まっています。そこで、ある若手社員が「『新』をひらがなの『しん』にしよう」というアイデアを出します。そして、ひらがなの「しん」に、このようなメッセージを込めました。

「新」…新しいたまご
「心」…産地と当社のこころが込もった安心なたまご
「真」…真摯な姿勢で作ったたまご
「深」…研究成果としての深い味わいを持ったたまご
「伸」…大きくマーケットで伸びて欲しい
「進」…力強く進む商品であって欲しい
「信」…商品としての信用
「親」…お客様にとって親切な商品となるように
「しん」に込められたメッセージ(販売開始当時のパンフレットに記載)

この瞬間、「しんたまご」が誕生しました。
新しい商品に込められたこれらの想いは、30周年を迎えた今も変わることはありません。そしてこれからも、今の時代における「ワンランク上のたまご」としてお客様に愛されたい――。そんな想いを込めて、パッケージを新たにしました。

「しんたまご」の特徴

「しんたまご」は健康な体づくりに欠かせない葉酸やオメガ3系脂肪酸、抗酸化作用を持つビタミンEなど、体にうれしい栄養素がたっぷり。コクや旨味も濃厚で、おいしく食べて、元気になれるたまごです。

●オメガ3系脂肪酸
一般のたまごと比較して、オメガ3系脂肪酸のα-リノレン酸が3倍以上含まれています。オメガ3系脂肪酸とは、亜麻仁油やエゴマ油などの植物油に含まれているα-リノレン酸、魚油に含まれているDHAやEPAなどの脂肪酸の総称です。これらは私たちの身体の健康維持に不可欠な成分のため、食事から積極的にとらなければならない必須脂肪酸です。

●ビタミンE
ビタミンEが一般のたまご1.3mgに対して、3.5～7.0mg含まれています。ビタミンEは、抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
※赤いしんたまごには、ビタミンEが5.0～10.0mg含まれています。

●葉酸
葉酸が一般のたまご49μgに対して、100μg含まれています。葉酸はビタミンB群の一種で、細胞の生成や造血にかかわる重要な役割を果たします。とくに赤ちゃんの新しい細胞が作られる妊娠初期や授乳期のお母さんにとっては不可欠です。

●マリーゴールド配合
飼料にマリーゴールドを配合している「しんたまご」。加熱調理をした時に、鮮やかな黄色が際立ちます。お料理やお弁当に、ぴったりなたまごです。

●国産飼料用米を使用
豊かなはずの日本の食卓。実は海外からの輸入食料によって支えられています。日本の食料自給率は主要先進国の中では最も低い40％程度です。国産穀物を活用して、輸入トウモロコシなどに依存した体質を変えたい。そんな気持ちから、国産玄米を使ったたまごの取り組みを開始しました。

●全農グループならではの衛生管理体制
全農飼料畜産中央研究所、全農家畜衛生研究所などの研究機関とJA全農たまご株式会社が生産から販売まで一貫した、全農グループならではの衛生管理体制を確立しています。飼料やヒナ、製品のたまごに至るまで、厳しい管理項目を設け、品質・衛生管理を徹底。豊かな自然環境の中に立地する指定農場では、生産者と全農グループが一体となり、厳密な衛生管理を行っています。

※栄養成分の数値は可食部100gあたり(JA全農たまご株式会社調べ。通常卵は「日本食品標準成分表 2020年版(八訂)」による)