ルイ モネが創業20周年を記念し、世界限定20本『スピード オブ サウンド』を発表(8月15日)
【Valjoux 88×月隕石】『メカニカル ワンダーズ』と『コズミック アート』が融合したタイムピース
2004年創業のスイス高級時計ブランド LOUIS MOINET(ルイ モネ)が、創業20周年を記念し、『スピード オブ サウンド』を発表しました。世界限定20本。
コンセプト
ルイ モネは、機械式時計の機構にフォーカスした『メカニカル ワンダーズ』と、宇宙をインスピレーションの源とする『コズミック アート』を柱としています。創業20周年を記念する『スピード オブ サウンド』は、両コレクションが融合した、ルイ モネを象徴する究極のタイムピースです。
特徴
【メカニカル ワンダーズ】
Valjoux 88(バルジュー 88)
1947 年から 1974 年までの限られた期間に、わずか13,218 個のみ製造されたCal.Valjoux 88をムーブメントに採用。毎時18,000振動の超ロービートにクロノグラフ・ムーンフェイズ表示・カレンダー表示を搭載した複雑な手巻きキャリバーで、その性能と希少性から伝説的なムーブメントと評価されています。
本モデルは、希少なオールドムーブメントを丁寧に仕上げ直し、あえてカレンダー表示を隠すことで、クロノグラフとムーンフェイズ表示の存在感を際立たせています。ケースバックから、花やレースを彷彿とさせる手彫りのエングレービングを施した、精巧で美しいムーブメントを鑑賞することができます。
クロノグラフ
1816年に世界で初めてクロノグラフを開発した天才時計師の名を受け継いだルイ モネ。この偉業に敬意を表し、創業20周年を記念する本モデルにも同機構を搭載。ダイアルの中央にクロノグラフ秒針、3時位置に30分積算計を備えた2カウンタークロノグラフです。
【コズミック アート】
月隕石
6時位置のムーンフェイズ表示は、発光塗料で手描きした月をモチーフとする回転ディスクに、クレーターに由来する濃いブラックの月隕石(ドファール457)をセットしています。ドファール457は、ルイ モネCEOのジャン=マリー・シャラーと親交が深い隕石ハンターのリュック・ラベンヌが、2001年にオマーンのドファール砂漠で発見しました。
従来のムーンフェイズ表示と異なり、月相表示が隠れることなく月隕石を鑑賞することができ、満月の日に左右両端のポインターに到達するように月隕石が周回します。
アルタイ隕石
中国ウイグル自治区内のアルタイ地区で発見された鉄隕石で、2つのインダイアル(3時・9時位置)を作り上げています。
鉄隕石特有の、ウィドマンシュテッテン構造と呼ばれる細かい網目状の神秘的な模様が特徴です。宇宙の特殊な環境下で、100万年に1℃のスピードで緩やかに冷却され、ニッケルが鉄から分離して結晶化することで生成されるこの模様は、地球上で再現することは不可能だということが科学的に立証されています。
【その他のディティール】
ダイアル・ケース・風防
スイスの彫刻・工芸作家 ヤン・フォン・ケーネルがギヨシェ彫りを施した個性的なブラックダイアル。光と音の速度差から対象までの距離を測定できるテレメーターを外周に表示。例えば雷の場合、光った瞬間から音が聞こえるまでの時間をクロノグラフで計測し、クロノグラフ秒針が指すテレメーター表示が雷との距離を示します。
軽量で腕への負担が少ないグレード5チタン製のケース。サテン仕上げとポリッシュ仕上げを施し、オープンワーク仕様のラグにケース一体型のストラップが接続しています。
ドーム型サファイアクリスタル風防は、あらゆる角度からのダイアルの視認性を確保します。
『コズミック アート』コレクションについて
世界初のクロノグラフとしてギネス世界記録に認定された、天体観測用の時計を時計師 ルイ・モネが生み出したのは、1816年のことでした。それから2世紀以上が経った現在でも、「宇宙」はルイ モネの時計作りに欠かせないインスピレーションの源となり、『コズミック アート』コレクションとして数々のユニークなタイムピースを生み出し続けています。
仕様
◆基本情報
コレクション名:コズミック アート
モデル名:スピード オブ サウンド
品番:LM-130.20.50
限定本数:世界限定20本
価格:12,100,000円(税込予価)
◆ムーブメント
種類:手巻き
キャリバー:Valjoux 88
機能:時・分・秒(スモールセコンド)表示、クロノグラフ、30分積算計、ムーンフェイズ表示、テレメーター表示
石数:17石
振動数:18,000振動/時
パワーリザーブ:約40時間
◆インダイアル
3時・9時位置:アルタイ隕石
6時位置:月隕石(ドファール 457)
◆ケース
サイズ:直径40.7mm
ケース素材:グレード5チタン
風防:ドーム型サファイアクリスタル
防水性:3気圧/30m
◆ストラップ
素材:アリゲーターレザー
ルイ モネについて
時計職人 ルイ・モネ
ルイ・モネ(1768~1853)は、世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計職人であり、芸術や天文学といった様々な分野でも才能を発揮した、類稀な天才でした。
フランスのブールジュに生まれた彼は、幼い頃から趣味で時計作りを嗜んでいました。アートに興味を持つようになると、20歳でローマに移り、建築・彫刻・絵画を5年間学びました。その後パリで美術アカデミーの教授を務め、様々な著名な芸術家と交流するなかで、時計への情熱が再燃しました。
1800年からスイスで本格的に時計製造の訓練を始めると、たちまち頭角を表し、王室御用達の時計職人として名を馳せました。ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソン、ジェームズ・モンロー、ロシア国王、フランス王妃など、世界中のVIP顧客に時計を製造し、その腕を発揮しました。100年後の未来を先取りしていると称された最高峰の技術に、アートのエッセンスを融合するスタイルが、彼の作品の最大の特徴でした。1816年に製造した天体観測用の毎時216,000振動のクロノグラフ『コンター・ドゥ・ティエルス』は、世界初のクロノグラフ・高振動時計として2種類のギネス世界記録に認定されています。
20年の歳月をかけて執筆し、1848年に発表した時計製造の論文“Traité d’Horlogerie”は、時計職人 ルイ・モネの集大成であり、その後の時計界における最良のバイブルでした。しかしながら、地位や名声を得ることではなく、最高の時計製造に全てを捧げた彼の名は、いつしか人々の記憶から忘れ去られていったのです。
時計ブランド ルイ モネの誕生
時計職人 ルイ・モネの精神を宿した時計を再び世に送り出すために、ジャン=マリー・シャラーが2004年にスイスのヌーシャテル州 サン・ブレーズに創業したのが、独立時計ブランド ルイ モネです。
ルイ モネの全ての時計は、一点物もしくは限定品として生産され、『コズミック アート』と『メカニカル ワンダーズ』に分類されます。多くの作品に、宇宙からの隕石や太古の素材を用いた希少なパーツを使用しています。「独自性」「創造性」「アート&デザイン」「希少性」の4つのバリューを掲げており、UNESCOやグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞を始め、数々の権威ある機関・大会から30以上の表彰を受けています。
株式会社ジーエムインターナショナルについて
スイス製の高級時計を中心に取り扱う、日本輸入総代理店です。取り扱いブランドは「ルイ モネ」「コルム」「エドックス」「レイモンド ウェイル」「サルヴァトーレ フェラガモ タイムピーシズ」など、スイスのラグジュアリーウォッチからジュエリーウォッチ、ファッションウォッチまで幅広く展開しています。
魅力ある商品を供給するとともに、店頭での販売促進活動や広告活動など、付加価値の高いトータルなマーケティング施策のご提案もいたします。有名百貨店や老舗時計専門店を中心に250店舗とのお取引実績があり、ビジネスパートナーとしての厚い信頼を頂いております。
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