太田じろう原作のテレビ番組『人形劇 こりすのぽっこちゃん』の幻のフィルムが、2023年初頭発見されました!入場無料一般公開を夏に秋葉原で予定しています!

漫画家太田じろうの生誕100年となる2023年に、原作として放送された幻の作品の16ミリフィルムが発見されました。入場無料一般公開は夏を予定しています。

 
株式会社ダンク(ぽっこちゃん会/所在地:東京都台東区台東1-7-1)では、『人形劇 こりすのぽっこちゃん』(昭和35年~ 放送日不明)の幻のフィルムを、2023年初頭に遺族の保管するフィルムコレクションの中から発見しました。このフィルムは、秋葉原で夏に開催予定の入場無料イベントでの上映を予定しています。
 

発見された16ミリフィルム缶。状態も綺麗でほとんど映写されていないようです。
発見された16ミリフィルム缶。状態も綺麗でほとんど映写されていないようです。

 
漫画家太田じろうを、まだまだご存じない方もいらっしゃるかと思います。
太田じろうは、昭和20年代から40年代に活躍した漫画家で、現在知る人も少ない「幻の漫画家」です。巧みな描写、可愛い擬人化、確かな画力による絵は、手塚治虫を筆頭に多くのプロの漫画家に愛され、特に『こりすのぽっこちゃん』は可愛いキャラクターで、昭和30年代には漫画だけでなく、テレビ番組『テレビ幼稚園』(ラジオ東京テレビ=現TBS)では、『人形劇 こりすのぽっこちゃん』が放送されていました。
番組そのものはすべて生放送の時代なので、一部のスチール、それに主題歌のレコードといったものでしか確認することができなかったのです。

私たちは、遺族のご協力で、原画や当時のグッズを展示してきました。その遺族のもとへ何度か足を運んでいるうちに、フィルムコレクションがあることがわかりました。太田じろう先生撮影のものと、その義父である島田啓三先生(「少年倶楽部」に連載された『冒険ダン吉』の作者)の撮影されたフィルムに混じって、『人形劇 こりすのぽっこちゃん』のフィルム缶があったのです。
 

フィルムを見ると
フィルムを見ると
「人形劇 こりすのぽっこちゃん」タイトル画面
「人形劇 こりすのぽっこちゃん」タイトル画面

実際のところ、いつの放送されたものなのか、生放送であるにもかかわらずなぜこの1本がフィルムとして存在していたのか、わからないことも多々ありますが、いずれにしても、太田じろう先生と昭和30年代の番組を知ることのできる大変貴重な資料であることに間違いはないと思います。

■人形劇 こりすのぽっこちゃん(放送日不明)データ

「ゆうびんやさんのまき」
太田じろう 原画
童夢人形劇
山崎 醇之輔

声の出演
富沢 志満
田中 信夫
浅利 信一
むらなか よしえ
遠藤 晴
小鳩 くるみ


人形操作
中倉冬雄
大町勲康
仲町直子
飯田幸子
松井英子
河合栄子

(以上クレジットより)

ゆうびんやさんのぽっこちゃん
ゆうびんやさんのぽっこちゃん
本編より
本編より

このフィルムは、秋葉原で夏に開催予定の入場無料イベントでの上映を予定しています。
詳しくは「太田じろうの世界」公式サイト及びTwitterでお知らせいたします。

【太田じろうの世界 公式サイト】

http://otajironosekai.jp/
 
 

【「太田じろうの世界展」図録・復刻漫画「こぶたのぶうちゃん」も通販にて発売中】


【お問合せ先】

企画・運営:株式会社ダンク
住所:東京都台東区台東1丁目7-1 邦洋秋葉原ビル5F
担当者:藤原・神村
TEL:03-3831-8882
E-mail:k-fujiwara@dank.co.jp
Twiter:https://twitter.com/ootajirou
公式サイト:http://otajironosekai.jp/


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