戦後80年のこの夏におくる舞台『鬼灯町鬼灯通り三丁目』チケット発売開始！　時代に翻弄されながらも、逞しく生きた人々の群像劇

2025-05-30 10:00

トム・プロジェクトプロデュース『鬼灯町鬼灯通り三丁目』が2025年8月29日（金）～ 9月4日（木）に赤坂レッドシアター（東京都港区赤坂３丁目１０−９ B2F）にて上演されます。
チケットはカンフェティ（運営：ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役：榑松大剛）にて発売中です。

チケットはこちら

公式ホームページ
https://www.tomproject.com/

2008年8月下北沢スズナリで初演を行い好評を博し、2010年に再演をした「鬼灯町鬼灯通り三丁目」が戦後80年となるこの夏、キャストを一新し15年ぶりの上演が決定しました！

本作は、戦後の時代を逞しく生きた人達をユーモアたっぷりに描く、おかしくも切ない悲喜劇です。
作・演出は自身が生まれ育った炭鉱町や山間の集落をモチーフに、舞台美術にこだわった骨太な群像劇を特徴とする劇団桟敷童子の東憲司。その作品の多くは、出身地である福岡を舞台に、自分の過去や社会に対して傷を持つ者が、その出来事に対面し、それでも生きていくという普遍的なテーマを持っており「生」への渇望みなぎる力強い作品は、世代を超えて幅広い支持を受けています。
今回は大仕掛けを封印し、人間の心の葛藤に焦点をあて掘り下げた作品となっています。

●あらすじ

戦後間もない1946年、多くの引き揚げ者であふれていた博多の街。
復員してきた松尾大吉が妻・弥生の元に帰ると、そこには二人の女・番場と小梅が居候していた。
弥生たちは大吉が死んだものと思い込み、すでに葬式も済ませていた。
さらに弥生が本当に待っていたのは戦争のどさくさで結婚してしまった大吉ではなく、番場の息子・裕介だったことが判明する。
⿁灯に囲まれたその家で、大吉、弥生、番場、小梅はそれぞれの思いを抱えながら共同生活を始めるのだった......