【倉敷芸術科学大学】西日本初の冬季国スポに向けて準備着々
フィギュア・アイスホッケー会場の「ヘルスピア倉敷」
2025-01-10 15:30
今月26日に開幕する西日本初の冬季国民スポーツ大会会場の一つとなる「ヘルスピア倉敷」(岡山県倉敷市連島町西之浦)。スケートリンクがフィギュアスケートとアイスホッケー競技の舞台となります。本番に向けて、運営担当者らは氷のコンディションをはじめ、観客席の準備などに余念がありません。「会場整備にベストを尽くし、選手たちを迎えたい」と張り切っています。
ヘルスピア倉敷は倉敷芸術科学大学の施設で、スケートリンク(縦60㍍、横30㍍)のほか、ボルダリング、スカッシュ、テニス、フットサルなどが楽しめる一般向けの複合スポーツ施設。スケートリンクはフィギュアスケート、アイスホッケー、スピードスケート・ショートトラック、カーリングの国際大会も開催可能な公式リンクです。
冬季国スポは、ヘルスピアでは1月27~30日にフィギュアスケート、2月1~5日にアイスホッケーが行われますが、リンクサイドが比較的狭いため、フィギュアスケートは隣接する本館2階の多目的ホールに400席を設けて、パブリックビューイングとします。アイスホッケーはリンクサイドでの立ち見となります。
スケートリンクの氷の厚さは8㌢が基準とされ、それより薄くても厚くても、割れたり融けたりして演技や競技に支障を来すと言います。その日の気温・湿度によって微妙な調整が必要になってきます。
氷の状況を見て、氷上整備車でリンクの表面を削って滑らかにしたうえ、水を撒くなどして表面を整えているのが、石井基道・取締役統括本部長や葛原之人・事業部主任らです。石井本部長は「全国で予選を勝ち抜いてきた選手の皆さんが存分に力を発揮できるよう、氷の整備にベストを尽くします。本番では素晴らしい演技・競技を期待しています」と話しています。
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