NCD、福島県いわき市へ「骨伝導DenDen」を寄贈
市内5つの保険福祉センターの窓口で活用予定
IT事業や自転車パーキング事業などを展開する日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社(本 社:東京都品川区、代表取締役社長:下條 治、以下NCD)は、福島県いわき市(いわき市長:清水 敏男)に「集音器付骨伝導ヘッドホンDenDen(デンデン)」を寄贈いたしました。いわき市では、市内に7つある保健福祉センターのうち、拠点となる5つの保健福祉センターに配置し高齢者の窓口対応で活用する予定です。
寄贈に至った経緯
いわき市保健福祉センターの方から難聴の中学生に骨伝導 DenDenを試してみたいとの相談がありました。その中学生はひどい中耳炎を患っており、補聴器を常時付けていることができず、授業を聞いたり、複数の友達と同時に会話をすることが困難な状況だと聞き、サンプル機を送らせて頂きました。実際にDenDenを試したところ先生の話もよく聞こえ、班での話し合いも理解できるようになり、友達とのグループ活動も積極的に取り組めるようになったとのご連絡をいただきました。NCDとしては、保健福祉センターは障害をお持ちの方や高齢者とのコミュニケーションをとる機会も多いため、相談窓口に来られる耳の聞こえの悪い方との会話に役立ててほしいと考え、骨伝導DenDenを寄贈することに致しました。
保健福祉センターの窓口に設置
耳の聞こえの悪い高齢者や障害者の方との会話にご活用いただきます。職員の方が集音器を胸元に付け、高齢者の方が骨伝導ヘッドホンを耳に装着します。職員の方の声が集音器を通して耳元の骨伝導パッドから聞こえてきます。
集音器付骨伝導ヘッドホンDenDen
DenDen は、集音器で集めた音をDenDen本体(骨伝導ヘッドホン)の耳元のパッドから鼓膜を介さず、骨伝導で内耳に直接音を届ける事ができるため、音の聞こえが良くない方でもクリアに 音を感じていただけます。イヤホンタイプの製品と違い、耳をふさがないワイヤレス製品のため、 長時間のご利用でも疲れにくく、扱いやすい製品です。 また耳の穴に入れない為、パッド部分を軽く拭くなどの処置で貸し出しもしやすく、衛生面でも ケアしやすい商品となっております。
骨伝導について
耳の聞こえが良くない方(伝音難聴)に効果が見込めます。 伝音難聴とは外耳道、鼓膜、耳小骨に異常があり音がうまく伝わらない事が原因の難聴です。このため内耳に直接音を伝える骨伝導は効果が見込めます。 これに対し感音難聴は蝸牛や聴神経な どの内耳に異常があり、音の電気信号が脳にうまく伝わらない事が原因の難聴のため、骨伝導でも音がうまく伝わらない可能性があります。 ※個人差があります。
日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社(NCD)について
企業のシステム開発・コンサルティングを推進するシステムインテグレータとして 1967年に創業。1999年より駐輪場事業に進出し、駐輪場管理システム「EcoStation21(R)」、コミュニティサイクル事業「ecoport(R)」、月極駐輪場管理・運営サービス「ECOPOOL(R)」を展開。全国で約 1,800箇所、46万台以上の駐輪場を運営し、国内シェア No.1(電磁ロック式駐輪場)を誇る。 駐輪問題の解決や街の活性化など、駐輪場に関する総合的なコンサルティングも提供している。
-集音器付骨伝導ヘッドホン DenDen http://www.ecostation21.com/denden/ -コーポレートサイト http://www.ncd.co.jp/ -Ecostation21/ecoport/ECOPOOL Web サイト http://www.ecostation21.com