『妹尾武治×佐藤直人』 作家 九州大学 妹尾准教授への 「広告心理」に関するインタビュー記事を公開 〜インタビュー企画「EMOTIONAL LINK」〜
Webメディア運営支援事業を展開するエモーショナルリンク合同会社(所在地:東京都港区、代表:佐藤直人)では、起業家・大学教授の方々にビジネスのヒントを伺うインタビュー企画「EMOTIONAL LINK」を実施しています。
今回は、現代広告における心理学の活用のされ方について警鐘を鳴らす、九州大学 妹尾武治(せのお たけはる)准教授へのインタビュー記事「近い将来、人間心理を利用しての広告戦略は終焉を迎えさせねば、社会をそこに行かせねばならないと思う…」を公開しました。
*インタビュー記事はこちら: https://emotional-link.co.jp/seno-prof/
◆インタビューにご協力いただいた方
妹尾武治(せのお たけはる)
作家。九州大学 芸術工学研究院 准教授。東京大学文学部卒業後、こころについての作品執筆に従事。2022年11月『僕という心理実験. -うまくいかないのは、あなたのせいじゃない-』(光文社)を刊行。
◆インタビュー記事のサマリ
「近い将来、人間心理を利用しての広告戦略は終焉を迎えさせねば、社会をそこに行かせねばならないと思う…」
知覚心理学をご専門とされる妹尾先生は、現代の広告について警鐘を鳴らします。極端かもしれませんが、現代の多くの広告は心理学を利用して消費者に嘘を信じ込ませ、企業に利益をもたらしているのではないかと。例えば、ウイスキーを売り出している会社AとBがあって、商品価値でBの方が劣っているとして、それでも、広告やデザインでBの方に人が流れるなら「それは『嘘』だ」という見方を持つ方々がいたとしても不思議ではありません。
スーパーやレストランでは、客単価と滞在時間をBGMのパターンで調整できることや、サブスクリプション型サービスの「初めの1ヶ月は無料!」という謳い文句も人間の「現状維持バイアス」という心理作用を巧みに利用した仕組みであり、こうした儲けのエビデンスは多くの心理学の論文によって提供されてきたのです。
しかし結局、自分が提供したいものの本当の魅力が正しく伝わり、それによって構築された関係性こそが、もっとも長続きし、そして自分と相手双方に幸せをもたらすのではないでしょうか。であれば、自分を大きく見せたり、一時的に過剰な利益を産むような「心理テクニックの利用」は愚かであり、事実、昨今ではそうした広告のあり方に変化の兆候が見えていると妹尾先生は述べます。
当インタビュー記事を読み、まずは広告のイメージ戦略が盛んな現代で、自分にとって本当に価値あるものを見極める目を養うきっかけを掴んでいただければと思います。また、競争過多な現代の広告戦略に疲弊している経営者・ビジネスマンの皆様には、当インタビュー記事の内容から新たな広告戦略のヒントを得ていただけたら幸いです。
*インタビュー記事はこちら: https://emotional-link.co.jp/seno-prof/
◆インタビュアー
佐藤直人(さとう なおと)
エモーショナルリンク合同会社 代表。
https://emotional-link.co.jp/naoto-satoh/
慶應義塾大学商学部卒業後、第一生命保険株式会社にて法人・個人コンサルティング営業に従事。その後、全国各営業拠点にて営業オフィス長を歴任。三半期売上達成率にて2018年東日本第1位、2019年全国1位。その経験をよりスケールすべく、2021年、エモーショナルリンクを共同設立。
◆エモーショナルリンク合同会社について
エモーショナルリンク合同会社は「心を動かす感動をつなぐ」をミッションに掲げ、人と人とのコミュニケーションから生まれる感動を連鎖させていくことをビジョンとして、各企業様の金融ジャンルを中心としたWebメディア事業の運営支援を実施しております。情報が錯綜しやすい金融関連情報のメディア発信において、正確な情報を届けることをモットーに、今後も各企業様のメディア運営支援、及び自社コーポレートサイトの運営を行ってまいります。
◆企業概要
商号 : エモーショナルリンク合同会社(英語名:Emotional Link LLC.)
設立 : 2021年6月9日
代表者 : 代表 佐藤直人
本社 : 〒108-6028 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28階
事業内容 : Webメディア運営支援事業
公式サイト: https://emotional-link.co.jp/